新たな気持ちで迎える新年。お休みの期間を利用して、子どもに新年の目標を立ててもらってみてはいかがでしょうか? 自分で目標を立てることによって子どもの成長につながりますし、コミュニケーションが増えて家族の絆が深まるきっかけにもなるでしょう。
そこで今回は、子どもに新年の目標を立ててもらうメリットや考えてもらう際のポイントなどをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
子どもに新年の目標を立ててもらうメリット
新年は新しいことを始めるのにベストなタイミング! 子どもの成長のためにも、自分で新年の目標を立ててもらうとよいでしょう。
以下では、子どもに新年の目標を立ててもらうメリットをご紹介します。
やるべきことが明確になる
自分で目標を立てると、やるべきことが明確になります。
たとえば、ママ・パパが子どもに対して「遅刻をしない」という目標を立てたとします。子どもが自分で立てた目標ではないため、「遅刻をしなければよい」と思うだけで終わってしまうかもしれません。
その点、自分で目標を立てた場合は「遅刻をしないためにはどうすればよいか」を考えるようになります。この結果、やるべきことが明確になり、目標を達成させるために努力をするようになるのです。
モチベーションがアップする
自分で目標を立てた場合、「達成させよう」と自然とモチベーションがアップします。モチベーションが高くなると、ほかのことにも積極的に取り組めるようになるかもしれません!
目標をクリアすると自信につながる
自分で立てた目標をクリアすると達成感が得られますし、成功体験を積み重ねることができます。成功体験の積み重ねは自信にもつながるため、何にでも意欲的に取り組めるようになるでしょう。
子どもに新年の目標を立ててもらう際のポイント
子どもに新年の目標を立ててもらう際は、以下のポイントに注意が必要です。
目標を考える時間を長くとる
子どもに目標を考えてもらうときは、時間を長めにとることが大切です。なぜなら、考える時間が短いとパッと思いついたことを述べるだけになってしまう可能性があるからです。これでは、「目標を達成させよう」という意欲も湧きにくくなってしまいます。
目標を立てるだけで終わってしまわないように、しっかりと時間を設けて考えてもらいましょう!
子どもの意見を尊重する
新年の目標を立ててもらう際は、子どもの意見を尊重することが大切です。
ママ・パパとしては「こうなってほしい」という願望があるかもしれません。しかし、それを子どもに押し付けてしまうとやる気が起きず、達成できなかったときに「ママ・パパが勝手に考えたものでしょ」といわれてしまう可能性があります。
自分で考えた目標のほうがやる気が起きやすいので、子どもの意見を尊重し、なるべく口を出さないようにしましょう。
達成できそうな目標を立ててもらう
子どもに目標を立ててもらうときは、「達成できそうな目標」を設定してもらうことが大切です。あまりにも高い目標だと、途中で子どものやる気がなくなってしまう可能性があります。また、達成できないと「自分はだめなんだ……」と、かえって自信を失う可能性もあるでしょう。
とはいえ、簡単に達成できそうな目標だと子どもの成長につながりません。そのため、「がんばれば達成できそうな目標」を立ててもらうのがおすすめです。
短期・長期で目標を立ててもらう
目標を立ててもらうときは、短期・長期に分けて考えてもらいましょう。
たとえば、子どもが「1年間で本を60冊読む」という目標を立てたとします。これだと本を60冊読み終える、もしくは1年後にしか結果が得られないため、ゴールが見えにくく子どものやる気がなくなる可能性があります。
やる気を持ち続けてもらうためには、「目標を達成した」という積み重ねが大事です。上記の例であれば、短期の目標として「1か月に本を5冊読む」と設定するとよいでしょう。そうすれば、毎月目標を達成したかどうかがわかるので続けやすくなりますよ。
新年の目標を立ててもらうとき親としてどうアドバイスをすればよい?
子どもに新年の目標を立ててもらうときは、子どもの意見を尊重することが大切です。そのため、ママ・パパはあまり意見を出さないほうがよいでしょう。
もし簡単に達成しそう・達成が難しそうな内容だった場合は、「こうしたほうがよいのでは?」というように、あくまでも提案ベースでアドバイスすることが大切です。
もし子どもが目標設定で悩んでいる場合は、好きなことを中心に考えてもらうとよいかもしれません。身体を動かすことが好きな子であれば「こういうスポーツがあるけど、どうかな?」と、スポーツの種類を伝えて、そのなかから気になるスポーツに挑戦してもらうのもよいでしょう。
新年の目標を立てるときは子どもが主体となることが重要なので、ママ・パパはサポート役に徹しましょう!
書き初めで新年の目標をしたためるのもおすすめ!
新年の目標を立てたあとは、書き初めを行うのがおすすめです。
書き初めは字の上達を願う行事で、1年の最初の書になるため目標や願いなどを書く人がほとんどです。文字にすることにより「がんばろう」という気持ちにもなるため、子どもに書き初めをすすめてみるとよいでしょう。
目標を書いた紙は、部屋の見える位置に飾っておくのがベストです。そうすれば、見るたびにやる気が出ますし忘れてしまう心配もないでしょう!
子どもの成長のために新年の目標を立ててみよう!
新年の目標を立てることは子どものやる気アップにつながりますし、達成すると自信がつくようになります。自己肯定感が高まれば物事に対して積極的になれるため、子どもの成長につながるでしょう。
ただし、新年の目標を立てるときはママ・パパがあまり口を出さないことが大切です。子どもが自分自身で立てた目標を達成できるように、ママ・パパはサポートに徹しましょう!
あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。
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