みなさんお元気ですか?
川満アンリです。
2月に入り、年明けの慌ただしさが少し和らいだころかと思います。
とにかく忙しかった年末年始。気がつけば誕生日も過ぎて41歳になっていました。なかなかいい年齢です。そんなわたしの今の心境を書いていきたいと思います。
「歳を重ねる」ということ
先日、19歳のころに出会った友人(わたしを入れて3人)と久しぶりに集まりました。
ひとりは海外に住んでいるので、会えるのも5年ぶり。22年の付き合いですし、もう家族のような関係で一緒にいてすごく楽な存在です。
懐かしい話や近況などを一通り話し、ワインと食事が進むなか、話題は年齢と身体の変化の話に。
「19歳のころは◯キロで太ったって言ってたのに、今なんて◯キロだよー」「ここの白髪がさー」
美にはかなり敏感で、実際にもすごく美しい友人たちですが、40代になったお互いの身体や心の変化をナチュラルに語っていくなかで、わたしたちが共通している考え方が見えてきたんです。
それは「きれいではいたいけど、現役感はほしくない」「背伸びせず若作りせず、等身大の自分でいたい」というもの。
美しさを保ちながらきれいな歳の重ね方をしている友人と話してみて、わたしはどんなふうに歳を重ねていきたいのか、いろいろ考えたんですよねぇ。
「等身大の自分」について考えてみた
「等身大の自分」って言葉では一言ですけど、よく考えてみると難しいもの。
等身大という言葉を調べてみると、その意味は「誇張や虚飾もないありのままの姿。持っている力に見合うもの」らしいです。ふむふむ。
正直モテたいわけではなく、お母さんとしての一面も仕事の経験もしっかりと見た目にも残しておきたいんですよね。
自分らしい姿、つまり「等身大の自分」でいるということは、人間力やこれまでの経験が、見た目にも「重み」として出ていてもいいんじゃない? そして、持っている力を上げていけば、見合うものも上がるんじゃない? とわたしは解釈しました。
たとえば、肌。
透明感やシワ、たるみなど気になる部分はしっかりケアしよう。逆に、これまでの思い出や経験を刻んだ目尻の笑いジワは人生の重みでもあるから、気にし過ぎないでおこう。
そして、身体。
20歳のわたしは細くてかわいかったかもしれないけれど、あのころに戻りたいわけではないし、今のわたしが痩せて顔がこけてしまったりほうれい線が目立つのも困る。痩せてるか太ってるかで評価されがちだけど、それは関係なくて……。
これからは姿勢を意識したり健康的な食生活を心がけたり、適度な運動を取り入れるなど、細過ぎず太りすぎず、健康な身体になりたいな。
そして、髪。
若いころは「かわいい」を意識してカラーやパーマを繰り返していたけど、今は健康的で艶やかな髪のためにしっかりケアしたい。
若々しいヘアスタイルやアレンジより、いつものシンプルな髪が、いちばんわたしらしくて好き。
という感じで、ひとつずつイメージしていくことで、より具体的に等身大の自分が浮き出てきてきました。
そのイメージをもとに、等身大の自分を底上げするために必要なことをリストアップ。
たとえば、トレーニングをして筋肉をつけたり、食事は健康的なものを意識しつつ、たまにはおいしくて心もハッピーになる食事を取り入れたりするなど。
無理せず楽しみながら大切な人との時間を大切に、仕事をしっかりこなし、やりたいことは全力で楽しむ。等身大の自分プラス、等身大の幅を広げるために小さな努力を重ねていけるといいなと思っています。
幸せなシワを刻む
「幸せな顔」のシワを刻むためには、心もハッピーじゃなきゃいけませんよね。
今年のおみくじに「なごやかな心をもつ」「他人のために尽くすこと」と書かれていました。
今の時代、SNSなどで心無い言葉を見かけたり胸が痛くなる投稿に不意打ちで出くわしたりすることがよくあります。
おそらく、書いている方はスッキリしているのかもしれませんし、自分の考えを書いているだけなのかもしれませんが、そんな投稿に出くわしたときあなたはどうしますか?
SNSだけに限らず、実生活でもです。
「あなたはどうなの?」「どうしてこんなこと言うの? するの?」をわたしは気にするタイプで、いつも深く考えてしまってウジウジ何日も落ち込んでしまうこともありました。
でもこれからは、自分を大切にしてくれる人を大切に、自分のためにも大切な人のためにもハッピーでいたいなと思います。そして、相手には求めず、自分自身は「敬意と礼儀、感謝」を持って誠実でいることを意識したいです。
SNSで出くわしたときは、極力逃げる。見ない選択をします。
それでも見てしまったときは、ハッピーになれるお笑いを見たり、好きな音楽を頭の中で再生したりして気持ちを切り替えて、笑って過ごしていこう。
41歳になって「気にしない」と思う気持ちが少しだけ育った気がしています。こうやって積み重ねながら、和やかな女性になっていけたらいいなと思っています。
「等身大」を底上げしていこう
40歳になったときのあんまーるーむを久しぶりに読みました。
「解放」「自分らしく」を意識した1年を経て、まだまだそこはチャレンジ中だったりしますが、等身大であり、等身大を底上げする小さな努力をこれから積み重ねて、わたしという人間を育てていけたらなと思っています。
これからもよろしくお願いします。
本日も読んでいただき、アンリがとうございました。