晴れた日に子連れでピクニックはいかが?持ち物や注意点、おすすめのスポットをご紹介

9-8-1

春や秋の外で過ごしやすい季節には、子連れでピクニックをしてみてはいかがでしょうか?
ピクニックはもともとフランス語(pique-nique)で「野外での軽食」を意味し、日本では野外に出かけて飲食したり、遊んだりすることを指します。親子で外で食べる食事は格別ですし、ママ・パパにとってもよい気分転換になりますよ。

そこで今回は、子連れでピクニックをする際の場所選びのポイントや持ち物の例、注意点、沖縄のおすすめピクニックスポットをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

子連れピクニックの場所選びのポイント

子連れでピクニックをする際は、以下のポイントを押さえて場所を選ぶとよいでしょう。

アクセス・移動のしやすさ

子連れのピクニックは何かと荷物が多く、移動が大変です。子どもが自分で歩ける距離はそう長くないため、なるべくアクセスしやすい場所を選ぶことをおすすめします。駐車場やバス停からの距離などを事前にチェックしておくとよいでしょう。
ベビーカーやカートを使用する場合は、坂道の有無や段差の少なさなどもあわせて確認し、ルートを調べておくと安心です。

子連れで出かけるのに慣れていない場合は、近所の小さな公園におやつを持って出かけることからはじめてみるのもひとつの方法です。

日よけや休憩場所があるか

ピクニックといえば、日向の広い芝生にシートを広げる姿を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、直射日光が強いと日焼けしたり、疲れたりしやすくなります。とくに沖縄では、真夏でなくても日差しが強く熱中症のおそれもあります。子連れでピクニックをする際には、屋根のある東屋や木陰など、日よけのある場所を選びましょう。

簡易テントやサンシェードを使用できる場所なら、持参するとキャンプ気分で楽しく日よけができます。

トイレやおむつ交換スペース、水道があるか

子どもは急にトイレに行きたがったり、おむつ交換が必要になったりするため、子連れピクニックにはトイレやおむつ台の設備が整っている場所を選ぶと安心です。施設によっては授乳室を用意している場所もあるため、前もって調べておくとよいでしょう。
また、子連れピクニックでは手洗い場や水道が近くにあるかどうかも重要です。食事の前後にスムーズに手を洗うことができますよ。

子どもが安全に遊べるか

子連れでピクニックをする際は、子どもの安全も重視して場所を選びましょう。子どもと一緒に走り回れる、広くて平坦な芝生の広場があるのが理想です。くわえて、子ども向けの遊具がある公園を選ぶと、安心して子どもを遊ばせることができます。
見通しの悪い場所や急斜面、崖や川・池の近くなどは、思わぬケガや事故が起きる可能性もあるため、避けたほうがよいでしょう。

混雑しすぎないか

休日の場合、人気のスポットは混み合うこともしばしば。「周囲に人が多くいると落ち着かない……」という場合は、早めに出かけて混雑するタイミングを避けたり、穴場を狙ったりと工夫するとよいでしょう。
敷地が広大な公園や広場を選べば、ほかに利用する人がいてもあまり気にならずに済むこともありますよ。

子連れピクニックの持ち物

9-8-2

以下では、子連れでピクニックをする際におすすめの持ち物をご紹介します。
ただし、荷物が多すぎると移動が大変になるので、取捨選択をしてなるべく身軽に行けるように工夫してみてくださいね。

昼食・おやつ

子連れのピクニックにお食事は欠かせません。余裕があればお弁当を作って持参するのもよいですが、準備が大変というママ・パパは買い揃えてもまったく問題ありません。親子で楽しめることを最優先してください。
ピクニックを機に、気になっていたパン屋さんや弁当屋さんで買い物をすると、よりいっそう楽しめるかもしれません。

ピクニックでの食事は外で食べることを意識して、子どもが食べやすいメニューを選ぶとよいでしょう。定番は、手に持って食べられるサンドイッチやおにぎりです。おやつも便利で食べやすい個包装のものを選ぶとよいでしょう。
お弁当の場合は、子どもと大人のお箸やスプーン・フォークなどのカトラリーを忘れないようにしてくださいね!

飲み物

飲み物は、子どもと大人それぞれに水筒やペットボトルを用意しましょう。外で走り回ってのどが渇きやすいので、飲み物は水やお茶などがおすすめです。ジュースやスポーツドリンクは、水やお茶に追加で持って行くことをおすすめします。
暑い時期には保冷ボトル、肌寒い時期には保温ボトルを活用するのもおすすめです。

子どもの着替えやおむつ

ピクニックの際は外で遊んで服が汚れてしまうこともあるため、子どもの着替えやタオルを持って行くと安心です。おむつも余裕を持って多めに用意しておくとよいでしょう。
おむつ台の設備がない場合や、外での衛生面が気になる場合は、おむつ替えシートも用意しておくとさらに安心です。

レジャーシート

ピクニックといえば、レジャーシートを広げての食事ですよね。最近では100円ショップにもかわいいデザインのシートがたくさん販売されています。人数にあわせて大きさや枚数に余裕を持って行くとよいでしょう。
布製のラグでも代用できますが、子連れの場合は食べこぼしや汚れを気にせず使える防水性のものがおすすめです。

ゴミ袋

ピクニックでは「ゴミを残さず持ち帰ること」が重要なマナーです。ゴミ袋を忘れずに持参し、汚れ物や食事の際に出たゴミなどはまとめて持ち帰るようにしましょう。
お子さんと一緒に周囲のゴミ拾いをして、自然や環境について考える機会にするのもすてきですね。

熱中症・紫外線対策

子連れピクニックでは、外で長時間過ごすことになるため、帽子や日焼け止め、サングラスなどを活用して日差しや紫外線対策を忘れずに行いましょう。熱中症タブレットやスポーツドリンクなど、塩分補給ができるアイテムも持っておくと安心です。
暑い時期には、冷感シートやポータブルの扇風機、うちわなどを持って行くのもおすすめです。

ブランケット

肌寒いときや子どもが寝てしまったときには、ブランケットが重宝します。授乳ケープやタオルの代わりにもなるので、子連れでのピクニックにはブランケットをひとつ持っておくとよいでしょう。

虫除け・絆創膏

夏から秋にかけては蚊が多くいるため、虫刺されの心配があります。虫除けスプレーやシールを活用して、子どもの虫刺されを防ぎましょう。

遊んでいると子どもが転んでしまうこともあるため、軽い擦り傷にも対応できるよう絆創膏も持っておくと安心です。子どもが好きなキャラクターの絆創膏なら、転んで泣いてしまってもすぐに泣き止むかもしれません。

レインコート・傘

天気のよい日に出かけても、急な雨に降られてしまうこともあります。レインコートや晴雨兼用の日傘を用意しておくと、かさばらず急な雨にも対応できますよ。

外遊びグッズ

ピクニックには、子どもと外で遊べるグッズを持っていきましょう。
たとえば、しゃぼん玉やボールは小さな子どもでも遊べるのでピクニックにもぴったりです。そのほか、場所にあわせてフリスビーやなわとび、砂遊びグッズなどを持って行くと、さらに楽しく親子で外遊びを満喫できます。

子連れピクニックの注意点

9-8-3

子連れでピクニックに行く際は、以下の点に注意しましょう。

当日の天気をチェックする

ピクニックの際は屋外で過ごすことになるため、当日の天気をチェックすることが大切です。雨の日に無理してピクニックをすると、子どもが体調を崩してしまう原因にもなります。また、とくに沖縄では晴れで日差しが強すぎると熱中症の危険もあります。ピクニックは雨や日差しの強い時間を避けて、場合によっては日を改めることも検討しましょう。

また、晴れの予報でも急に雨や風が強くなることもあります。傘やレインコートを持参して、晴れていても雨に備えて対策をしておくと安心です。

子どもの安全・体調を優先する

子どもは大人よりも疲れやすく、体調を崩しやすいものです。少しでも体調に不安のあるときは無理をせず、元気なときにピクニックに出かけるようにしましょう。
いくら自然を満喫できる場所でも、遠すぎる場所や歩道が整備されていない場所などは子どもにとっては危険な場合もあるため、安全第一で場所を選ぶことも大切です。

ピクニック中に体調が悪くなることもあるため、休憩や水分補給をこまめに行うことが大切です。楽しくても長居しすぎて体調を崩さないよう、1〜2時間で切り上げるようにしてくださいね。

場所のマナーやルールを守る

子連れでピクニックをする際は、マナーを守ることが大切です。「ゴミは持ち帰る」「大声で騒がない」など、公共の場でのマナーを子どもにも伝えながら、ママ・パパがしっかり守るようにしてください。
また、「ボール遊び禁止」「ペットの立ち入り禁止」など、ピクニックをする公園や施設によってルールが決まっていたり、ピクニックができる範囲が決められていたりします。事前にルールを確認して、決められた範囲でピクニックを楽しみましょう。

沖縄で子連れピクニックにおすすめのスポット

以下では、沖縄県内でおすすめのピクニックスポットをご紹介します。

残波岬公園

読谷村の残波岬公園は、子どもが遊べる遊具があるほか、ビーチや灯台から海の絶景を眺めることもできる公園です。遊具広場には平坦で広々とした芝生が広がっているので、ピクニックにも最適です。
残波岬はサンセットがきれいに見える場所としても有名なので、夕方にピクニックを楽しんで夕陽を眺めて帰るという過ごし方もできますよ。

公園名残波岬公園
場所〒904-0328 沖縄県中頭郡読谷村宇座675(MAP
トイレあり
駐車場あり

沖縄県総合運動公園

沖縄県総合運動公園は、広い芝生のエリアに大きな遊具が整備され、ピクニックにもおすすめの公園です。駐車場が多いのでアクセスしやすく、園内の屋内施設・郷土館にはおむつ替えスペースや授乳室、無料のキッズスペースも用意されているため、小さなお子さん連れや急な雨でも安心です。

公園名沖縄県総合運動公園
場所〒904-2173 沖縄県沖縄市比屋根5丁目3-1(MAP
トイレあり
駐車場あり(10か所・合計約1,000台)

​​◯ 関連記事

沖縄市で公園をお探しの方におすすめ!「沖縄県総合運動公園」で子どもと思う存分楽しもう

奥武山公園

奥武山公園は、ゆいレールの奥武山公園駅と壺川駅に隣接しているアクセス抜群の運動公園です。あおぞらパークには子ども向けの遊具が充実していて、芝生や東屋も各所にあるため、子連れのピクニックにもぴったりです。

公園名奥武山公園
場所〒900-0026 沖縄県那覇市奥武山町52(MAP
トイレあり
駐車場あり

​​◯ 関連記事

奥武山公園の「あおぞらパーク」と「ナンジャムイとりで」がおすすめ! たくさんの遊具で子どもと遊ぼう

子連れピクニックで子どもと楽しく出かけよう

天気のよい日には、子連れでピクニックをして普段とは違う食事や外遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか?
子連れのピクニックは子どもの安全に注意しながら、無理なく楽しむのがポイントです。今回の記事を参考に、ピクニックのお出かけを楽しんでママ・パパも子どもも気持ちのよいひとときを過ごしてくださいね。

 


あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。

「こんな情報があるとうれしいな」「これについてもっと詳しく知りたい」という意見があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください! 皆さまの率直な声を心よりお待ちしております。

ご意見・ご感想はこちらから

みちる

沖縄に暮らす2児の母です。
ママ・パパに役立つ情報をわかりやすくお伝えします。
よろしくお願いします!

おすすめ記事