【那覇市】2025年3月のお役立ち情報！令和7年度の施政方針を理解しよう

那覇市の広報誌「広報 なは市民の友」は、那覇市内の全世帯に無料配布されています。しかし、忙しい毎日を送っているママ・パパは、すべてに目を通して必要な情報を収集するのが困難なこともあるでしょう。

あんまーるでは、そんなママ・パパのために広報誌の中から知っておくべき情報を厳選してご紹介します！ 今月は令和7年度の施政方針や令和6年度 物価高騰対応支援給付金に関する情報をまとめているので、ぜひご覧ください。

令和7年度 施政方針を知ろう！9つの基本姿勢とは

令和7年度、那覇市はどのような考えや方針で市政を進めていくのでしょうか。以下で、9つの基本姿勢の概要をご紹介します。

1.これまでと同じく持続的発展に注力

10・10空襲という逆境を乗り越えた「奇跡の1マイル」、沖縄都市モノレール ゆいレールの開通など、さまざまな発展を遂げている那覇市。先人の想いを胸に、今後も持続的発展に向けた取り組みを行うと表明しています。

主な事業

・泊漁港等整備基本計画策定事業
・LRT導入推進検討事業

2.争いのない平和な世界へ

2025年は、沖縄戦終戦から80年の節目の年です。「戦争の悲惨さを風化させてはいけない」という想いを胸に、争いのない平和な世界を訴えていくと表明しています。

主な事業

・日本非核宣言自治体協議会
・戦後80年記念事業

3.災害に備えて安心・安全なまちへ

災害の危険性を直に感じることが増えたことをきっかけに、災害への備えが強く求められています。
那覇市はすでに避難所の整備にくわえて、防災講話や市民参加型の防災訓練など、防災意識の向上に励んでいますが、より市民の方と一丸となって取り組んでいくと表明しています。

主な事業

・下水道耐震化事業
・総合防災訓練実施事業

4.子どもが希望ある未来を描ける社会へ

すべての子どもを守り育むことが責務だと認識し、子どもたちが貧困や虐待に苦しむことなく幸せに育ち、学び、生活する権利を守るため、「（仮称）子どもの権利条例」の制定に向けて取り組んでいくと表明しています。

主な事業

・子供の貧困緊急対策事業
・こども誰でも通園制度の本格実施を見据えた試行的事業

5.輝きを放つ地域経済の実現

観光コンテンツの造成に注力すると同時に、企業のDX促進による労働生産性向上や地域特産品の消費促進、中心市街地の賑わい創出など、着実な地域経済の活性化に取り組んでいくと表明しています。

主な事業

・WBSC U-18 野球ワールドカップ支援事業
・中心市街地商業等振興計画（仮称）策定事業

6.いつまでも住み続けたいまちへ

那覇市は、市民生活の向上を目指しまちづくりを進めています。今後も「誰もが訪れたい、住み続けたいまち」を目標に、都市機能と自然環境が調和した未来に向けて、決断と実行を続けると表明しています。

主な事業

・人と猫との共生社会推進事業
・民間活力を活かした公園活性化事業

7.健やかで笑顔あふれる暮らしの提供

那覇市民が生涯健康で過ごせるよう、一人ひとりの課題に寄り添う包括的な支援体制の確立に取り組んでいくと表明しています。また、医療や医療を支える分野の機能強化を図り、市民の健康と命を守るための環境を整備していくことも方針のひとつとして掲げています。

主な事業

・生活習慣病予防健診・保健指導事業
・那覇市立病院建替え事業等（複数事業あり）
・那覇市救急搬送支援システム整備事業

8.学びや成長につながる教育環境の実現

すでに取り組んでいる、教職員の職場環境改善や心のケア、DX推進による業務負担軽減をより強化していくと表明しています。また、中学校における学校給食費の完全無償化、小学校における半額補助も行われます。

主な事業

・学校給食費支援事業
・こどもの学習意欲を高めるためのICT環境整備事業

9.協働によるまちづくりを世界へ

那覇市は2024年、国際連合大学と連携協定を締結しました。この協定を地域課題解決の糸口として、「誰ひとり取り残さない持続可能な開発目標」の達成につなげていきたいと表明しています。

主な事業

・なはSDGs推進事業（多様なつながり地域づくり）
・男女共同参画計画推進事業

住民税非課税世帯は必見！令和6年度 物価高騰対応支援給付金について

国民の安心・安全と持続的な成長に向けた「総合経済対策（令和6年11月22日閣議決定）」に基づき、那覇市は住民税非課税世帯に対し「1世帯あたり3万円」および「こども加算（18歳以下の児童1人あたり2万円）」の給付金を支給します。

対象世帯は以下のとおりです。

手続き方法

手続き方法は世帯によって異なり、以下のようになっています。

支給案内が届く世帯

過去の給付金事業等で本市が世帯主名義の口座情報を把握している世帯には、支給案内が届きます。当該給付金の支給を受ける場合は、原則手続きは必要ありません。
ただし、こども加算対象の児童人数に相違があるなど、変更がある場合は令和7年7月31日（木）までにコールセンターに連絡する必要があります。

確認書が届く世帯

本市が世帯主名義の口座情報を把握していない世帯、本市が世帯主名義の口座情報を把握しているが、令和6年度住民税未申告の人がいる世帯には、確認書が届きます。確認書の内容を確認したのち、令和7年7月31日（木）までに返送する必要があるため、忘れないようにしましょう。

申請書が届く世帯

支給案内が届く世帯・確認書が届く世帯以外で、令和6年度住民税が未申告の人のみで構成された世帯、そして令和6年1月2日以降に他市から那覇市に転入した人がいる世帯（基準日時点で那覇市に住民登録がある世帯）には、申請書が届きます。支給対象に当てはまる場合は、申請書を記入し必要書類を添付して令和7年7月31日（木）までに返送しなければなりません。

詳しくは那覇市のホームページをご確認ください。

親子で楽しもう！那覇市内で3月に開催される講座・イベント

最後に、広報誌内で紹介されていた講座・イベント情報をご紹介します。

【識名：3/8】なはMIXスポーツフェスタ

障がいの有無に関わらず、だれでも楽しめる参加型スポーツイベントです。パラスポーツやニュースポーツ体験、ボッチャ、ブラインドサッカー、eスポーツ、スタンプラリーなど、さまざまな種目を楽しめます。

【安里：3/16】世界遺産解説会

ボランティアガイドによる解説を聞きながら、世界遺産である識名園・玉陵について学べるイベントです。事前予約不要なので、どうぞお気軽にご参加ください！

【おもろまち：3/20】なは健康フェア

自分の身体について知れるイベントです。野菜を100g以上摂れるメニューを提供している店舗によるお弁当販売のほか、野菜摂取量がわかるベジチェック、体組成測定などが楽しめます。

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那覇市の一員として施政方針を理解しよう

「広報 なは市民の友 3月」には、令和7年度の施政方針や令和6年度 物価高騰対応支援給付金に関する情報が掲載されていました。
施政方針を知る機会はあまりないもの。しかし、自分が住んでいるまちがどのような考えや方針で市政を進めていくかは、自分の生活に直結する重要な情報です。そのため、今回この記事でご紹介した内容を理解し、必要に応じて協力しながら那覇市の動向を見守っていきましょう。

このように、広報誌には知っておきたいお役立ち情報が盛りだくさん！ 見逃さないためにも、那覇市にお住まいのママ・パパは広報誌はもちろん、あんまーるもぜひチェックしてくださいね。

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あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。

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