沖縄県の桜の開花時期は本土よりも早く、1月末から2月ごろに見頃を迎えます。桜の開花時期に合わせてお祭りも開催されているので、子どもと一緒にお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか?
今回は、沖縄の桜スポットや本土の桜との違い、子連れでお花見をするときのポイントをご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
もくじ
子どもとお花見を楽しむならココ!沖縄の桜スポットをご紹介
冒頭でもお伝えしたように、沖縄では例年1月末から2月ごろに桜が開花します。子どもとお花見を楽しみたい方は、ぜひ桜スポットに足を運んでみてください!
沖縄県内で有名な桜スポットは以下のとおりです。
【本部町】八重岳 桜の森公園
日本一早い桜まつりが開催される、八重岳 桜の森公園。沖縄県内で2番目に標高の高い山で、頂上まで続く約4kmの道は約7,000本以上の桜並木となっています!
桜並木道を車でドライブするのもよいですが、散歩をするのもおすすめです。ただし、歩道がないので車には気をつけてくださいね。
場所 | 八重岳桜の森公園 〒905-0222 沖縄県国頭郡本部町並里921(MAP) |
料金 | 入場無料 |
駐車場 | あり |
【本部町】伊豆味農村公園
本部町の伊豆味地区にある農村公園には、約150本の「クメノサクラ(バラ科)」が植えられています。沖縄の桜は鮮やかな濃いピンク色ですが、クメノサクラは咲き始めは白く、散り際にはピンク色になるそう! 沖縄本島で見られるのは伊豆味農村公園だけなので、「幻の桜」ともいわれています。
開花時期は3月ごろで、期間中はお祭りが開催されることもあるそうです。幻の桜を鑑賞しながら、お祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか?
場所 | 伊豆味農村公園 〒905-0221 沖縄県国頭郡本部町伊豆味(MAP) |
料金 | 入場無料 |
駐車場 | あり |
【名護市】名護城公園
名護城公園は、名護岳一帯を園地とした公園です。1月下旬から2月中旬に桜が咲き誇ります。
桜が満開になるころは山が一面ピンク色に染まり、まるで自然が織りなす巨大な絵画のようです!
名護城公園の頂上付近には展望台があり、名護の市街地や海を眺めることもできるので、美しい景観を楽しめます。
また、公園内には種類が豊富な遊具が設置されているので、花見を楽しみながら子どもを遊ばせることもできますよ。
場所 | 名護城公園 〒905-0012 沖縄県名護市名護5511(MAP) |
料金 | 入場無料 |
駐車場 | あり |
【今帰仁村】今帰仁城跡
今帰仁城跡は、世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつです。
石垣の遺構とピンク色の桜が織りなす光景は、ほかでは見られない美しさ。夜にはライトアップが行われ、幻想的な雰囲気の中で桜を楽しむことができます。
歴史と自然が調和するこの場所で、春の訪れを一足早く感じてみてはいかがでしょうか?
場所 | 今帰仁城跡 〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5101(MAP) |
料金 | 大人:600円 中高生:450円 小学生以下:無料 |
駐車場 | あり |
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【八重瀬町】八重瀬公園
八重瀬城跡にある八重瀬公園は、沖縄県南部に位置する桜の名所です。高台にある公園からは、桜の美しさとともに沖縄の海や町並みを一望でき、風景を存分に楽しめます。
やえせ桜まつり開催期間中の2025年1月20日(月)~2月2日(日)は、好評だった足湯が登場! 桜を眺めながら、足湯でリラックスしてみてはいかがでしょうか?
場所 | 八重瀬公園 〒901-0402 沖縄県島尻郡八重瀬町富盛1607(MAP) |
料金 | 入場無料 |
駐車場 | あり |
【那覇市】漫湖公園
沖縄唯一の湖がある漫湖公園では例年2月に桜が満開になり、公園内を濃いピンク色に染めます。公園内にはジョギングコースもあるので、子どもと一緒にウォーキングをしながら桜を楽しむのもよいかもしれません!
桜の開花時期には「那覇美らさくらまつり」が開催され、イベント期間中はおいしいグルメや楽しいステージを楽しむこともできますよ。
場所 | 漫湖公園 多目的広場 〒900-0024 沖縄県那覇市古波蔵3-23-1(MAP) |
料金 | 入場無料 |
駐車場 | あり |
【那覇市】与儀公園
与儀公園は、国際通りから歩いて15分〜20分ほどの距離にある公園です。園内には約400本の桜が咲き誇っており、川沿いの桜を眺めながら散歩を楽しめます。
また、公園内にはヤシの木もあり、南国を象徴するヤシの木と濃いピンクの桜が織りなす光景は、ほかでは見られない独特の美しさがあります。ヤシの木と桜のコラボレーションをバックに、子どもの写真を撮影してみてはいかがでしょうか?
場所 | 与儀公園 〒902-0064 沖縄県那覇市寄宮1-1-1(MAP) |
料金 | 入場無料 |
駐車場 | なし |
本土とは品種が異なる沖縄の桜の特徴
沖縄の桜は、本土とは異なる「寒緋桜(カンヒザクラ)」という品種です。寒緋桜は、鮮やかな濃いピンク色の花を咲かせ、丸みを帯びた小ぶりな花びらが下向きに咲きます。
本土のソメイヨシノは花びらが散りますが、寒緋桜はそのまま落下するのが特徴です。
さらに、ソメイヨシノの桜前線は南から北へと向かいますが、寒緋桜は北から南へと向かいます。そのため、北部のほうが早く桜が咲きます。
子連れでお花見をするときの4つのポイント
出典:与儀公園ガーブ川沿いの橋と寒緋桜(横):No.3752|ばんない堂
ここでは、子連れお花見のポイントをご紹介します。楽しい思い出となる時間を過ごすために、ぜひチェックしてみてください。
1.場所選びは慎重に行う
子どもと一緒にお花見をする場合、トイレや休憩スペースが整った場所を選ぶことが大切です。広い芝生がある公園なら、子どもが安全に遊べるので安心です。
また、混雑が予想されるスポットでは、早めの時間帯に行くことで快適に過ごせますよ。
2.持ち物を準備する
子連れのお花見では、子どものための持ち物をしっかり準備しましょう。
たとえば、おむつや着替え、ウェットティッシュは必須です。また、日差しや寒暖差に対応できるよう、帽子やブランケットも用意するのがおすすめです。遊び道具やおやつも持参すると、子どもが退屈せず楽しめますよ!
このほか、お花見しながら食事する場合は、子どもが食べやすいものを持って行くとよいでしょう。桜まつり期間中は出店もあるので、そこで購入するのも一案です。
食べこぼしに備えてレジャーシートを敷き、ゴミ袋を持参して周囲を清潔に保ちましょう。
3.防寒対策を行う
沖縄では1月末から2月ごろに桜が咲くため、まだまだ寒いといえます。短時間なら問題ないかもしれませんが、外に長時間いると風邪をひいてしまう可能性があります。せっかくの楽しい思い出が台無しにならないために、防寒対策をしっかり行いましょう!
子どもは走り回って汗をかく可能性があるので温度調整しやすい服装を選び、水分補給も忘れないようにしてください。
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4.自然と触れ合う
お花見は自然と触れ合う絶好の機会です。ただ桜を見たり家族で写真を撮ったりするだけでなく、落ちている桜を拾って自然観察をするとよいでしょう! そうすることで、子どもが自然について興味を持ってくれるかもしれません。
沖縄県の桜は本土の桜と異なるので、それを自由研究のテーマにするのもおすすめですよ。
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沖縄の桜スポットに足を運んで子どもとお花見を楽しもう!
子連れでのお花見は、事前準備やちょっとした工夫で、家族全員が楽しく過ごせるイベントになります。2025年の春はお花見を通して桜の美しさとともに、子どもとのかけがえのない時間を楽しみましょう。
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