沖縄の冬は意外と寒い！その理由や防寒対策をご紹介

冬でも比較的気温が高い沖縄ですが、「昨日までは暑かったのに今日は寒い」ということが多々あります。実際に、2024年1月22日は最高気温が19℃でしたが、23日〜25日は全国的に寒波が襲来し、最高気温が14℃と一気に寒くなりました。
このように沖縄でも冬は寒くなるため、防寒対策をしっかりと行うことが大切です！

そこで今回は、沖縄でも冬が寒い理由をご紹介します。また、おすすめの防寒対策もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

まずは知っておこう！沖縄（那覇市）の冬の平均気温

まずは、沖縄（那覇市）と東京の直近3年間の平均気温をご紹介します。

【沖縄（那覇市）】

【東京】

上記の数字を比較すると、1月・2月は沖縄と東京で10℃近くも差があるため、沖縄は暖かそうに感じますよね。しかし、沖縄でも冬になると寒くなります！ その理由を以下でご紹介します。

参照：那覇（沖縄県)　日平均気温の月平均値（℃）｜国土交通省 気象庁
　　　東京（東京都)　日平均気温の月平均値（℃）｜国土交通省 気象庁

沖縄も冬は寒い！その理由とは？

他外に比べて気温が高い沖縄でも冬になると寒くなる理由には、「風が強いこと」と「雨の日が多いこと」の2点が挙げられます。

風が強い

冬になると、ニュースなどで見聞きする「冬型の気圧配置」になります。東シナ海から沖縄付近にかけて強い季節風が吹き込むため、東京などに比べて沖縄は風が強くなるのです。

沖縄（那覇市）と東京の平均風速は以下のとおりです。

【沖縄（那覇市）】

【東京】

気温が17℃であっても、風が強いと体感温度が下がります。これにより、沖縄でも冬は寒く感じるのです。

参照：那覇（沖縄県)　平均風速の月平均値（m/s）｜国土交通省 気象庁
　　　東京（東京都)　平均風速の月平均値（m/s）｜国土交通省 気象庁

雨の日が多い

冬は季節風が海面を通過する途中で暖められるので、水蒸気の補給を受けて湿った空気に変質し、雲が発生します。これにより、沖縄の冬は曇りや雨の日が多くなり寒く感じるのです。

このほか、「小雨程度なら傘をささない」といううちなーんちゅも多いのではないでしょうか。雨に濡れることによって身体が冷え、余計に寒く感じてしまうこともあります。

参照：沖縄の平年の天候｜沖縄気象台

ぜひご参考に！冬におすすめの防寒対策

ここでは、冬におすすめの防寒対策をご紹介します！

保温性が高いインナーを着る

保温性が高いインナーは外気との温度を遮断・抑制するため、体温が発散してしまうのを防いでくれます。生地が薄い商品もあるので、それを選べば着膨れする心配はありません！ また、ストレッチ性も抜群なのでよく身体を動かして遊びまわる子どもにも着させることができるでしょう。
インナーには長袖タイプだけでなく半袖タイプもあるので、「暑くなりそうだな」というときは半袖タイプを子どもに着させるとよいかもしれません！

折り畳めるアウターを持ち歩く

「家を出るときは暑かったから薄着で出たけど、やっぱり寒い！」という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。沖縄は他県に比べて気温が高いとはいえ、風が強く寒く感じることも多いので折り畳めるアウターを持ち歩くのがおすすめです。
暑くなってきて使わないときはコンパクトに収納できるので便利ですよ！

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傘を常備する

沖縄の冬は曇りや雨の日が多く、天気予報では「1日中曇り」といっていたのに突然雨が降ることもしばしば。これにより、傘を持たずに外出し、雨に濡れて身体が冷えて寒い思いをしたことがある方は多いのではないでしょうか。そのような事態を防ぐためにも、傘を常備しておくのがおすすめです！
日常生活で車を使うことが多い方は、車に傘を置いておくとよいでしょう。外出時に車を使わない場合は、折り畳み傘を持っておくと雨に濡れずに済みますよ。

沖縄でも冬は寒い！防寒対策をして冬を乗り切ろう

沖縄は気温が高くても、風が強かったり雨が多かったりするため、体感温度が下がり寒くなります。「薄着で問題ない」と思って外出をすると途中で寒くなって体調を崩してしまう可能性があるため、自分だけでなく子どもにも防寒対策をしっかり行って寒い冬を乗り切ってくださいね！

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