冬におすすめの子ども服の生地をご紹介!チェックしたい機能性や服装の注意点も解説

冬 子ども服 生地

寒い冬の季節、子どもが快適に過ごせるようにするためには、適切な服選びが大切です。
とくに重要なのは、生地の選択です。生地は通気性や保温性、肌触りなどさまざまな要素に影響を与えるため、子ども服を選ぶ際にしっかりと考慮する必要があります。

今回は、冬の子ども服に求められる要素と子ども服に適した生地の種類をご紹介します。また、冬服の注意点についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

冬の子ども服に求められる4つの要素

子どもは大人に比べて体温調整機能が未発達であり、寒さに弱い反面、身体を動かすことで一気に汗をかくこともあります。そのため、子どもの冬服は以下の要素で選ぶことが大切です。

1.通気性

子どもは冬でも活発に動き回って汗をかくことが多いため、冬服を選ぶ際には通気性のよい素材を選びましょう!
通気性が高いと汗がこもりにくく、肌を快適に保つことができます。これにより、蒸れやかゆみを防げます。

2.保温性

冬でも活発に動き回るからといって、寒がらないわけではありません。沖縄でも冬は寒いので、子どもの身体を守るために保温性もしっかりチェックしましょう!
保温性が高い生地を選ぶことで、体温を逃さず寒さから守ることができます。

3.快適性

子どもの肌は大人に比べて敏感で刺激を受けやすいため、冬服には柔らかく快適な素材を選ぶことが大切です。肌に直接触れるインナーやシャツは、コットンやシルクのように滑らかで柔らかい素材を選びましょう。

4.耐久性

子どもが活発に動き回ると洋服が擦れたり引っ張られたりすることがあるため、冬服選びでは耐久性をチェックすることも重要なポイントです。耐久性のある素材を選ぶことで、頻繁な使用や洗濯にも耐えられ、長期間にわたって使用できます。

冬の子ども服に適した生地の種類

冬 子ども服 生地

冬に適した子ども服の生地として、以下のような素材があげられます。それぞれの特徴を理解し、用途に応じて選びましょう。

ウール

冬服の定番素材として人気なのが、ウールです。ウールは熱を逃しにくい素材なので、保温性が非常に高くなっています。これにより、寒い外気から身体をしっかりと守ってくれます。
さらに、ウールには吸湿性に優れているという特徴もあります。暖房の効いた室内だと汗をかいてしまいますが、ウールは湿気を外に放出するため、肌が蒸れることが少なく快適に過ごせます。

ただし、ウールは製品によって肌がチクチクしてしまうことも……。子どもにウールの洋服を着せる場合は、インナーの上からがおすすめです!

フリース

フリースは軽量で保温性が高く、冬の子ども服に多用されている素材です。ポリエステルを原料とした合成繊維で作られており、非常に軽くて暖かい特徴があります。
また、速乾性が高いので汗をかいてもすぐに乾き、快適さを保つことができます! 寒い時期はフリースのインナーに、ウールの洋服を組み合わせるとよいかもしれませんね。

ただし、フリースは摩擦に弱いことから毛玉ができやすいのが難点。洗濯をする際は、洗濯ネットに折りたたんで入れ、ドライコースで洗うと摩擦を減らせますよ。

コットン(綿)

コットンは肌に優しい天然素材です。肌がデリケートな赤ちゃんの洋服にもよく使用されているため、汗で肌が荒れやすい子どもにはコットン素材の洋服を着せるのがよいかもしれません!

ただし、保温力はウールやフリースよりも劣ります。コットン素材の洋服だけだと寒くなってしまうので、ほかの素材と重ね着させましょう。

ダウン

羽毛を使用したダウンは、軽量でありながら非常に高い保温性を持つ素材です。寒冷地でも使用されることが多い素材なので、寒いときはダウンがおすすめです!
軽量なので、子どもが軽快に動き回ることができるでしょう。

ただし、ダウンは洗濯や保管方法に注意が必要です。水に濡れると羽毛がしぼんでしまうので、自宅で洗濯できない製品もあります。もし自宅で洗濯をする場合は、洗濯後にしっかり乾燥させましょう。

キルティング

キルティング生地は複数の層を縫い合わせた生地で、保温性と耐久性を兼ね備えています。主にアウターやジャケットに使用され、デザイン性も高いため、おしゃれな子ども服によく使われています。

ただし、キルティング生地は中綿が入っているので通気性が低くなっています。汗で蒸れてしまうので、子どもの肌荒れには注意が必要です。

あわせて押さえておこう!子どもの冬服の注意点

冬 子ども服 生地

冬になると「風邪をひかないように」と、つい子どもに厚着をさせてしまうママ・パパもいるでしょう。
しかし、厚着をさせるのは避けるのが無難です。なぜなら、汗が原因であせもになってしまう可能性があるからです。

子どもは大人に比べて体温が高く、汗をたくさんかきます。また、子どもは汗腺が十分に発達していないため、汗が汗腺に詰まりやすい傾向があります。汗が皮膚の内側に溜まると炎症を引き起こすことから、厚着は避けたほうがよいといわれているのです。
とはいえ、薄着で過ごさせると風邪をひいてしまう可能性があるので、薄手の洋服を重ね着させることをおすすめします。

このほか、もこもこのダウンの着用も注意が必要です。もこもこのダウンを着けた場合、足元が見えなくなる可能性があり、子どもが段差につまずいて転けてしまいかねません。公園で子どもを遊ばせる際は、足元が見えるようにダウンを脱がせましょう!

参照:冬にも多い 子どものあせも|桜新町皮フ科クリニック

子どもの冬服は生地にもこだわるのがおすすめ

子どもの冬服を購入する際、「暖かそう」という理由で選んでいるママ・パパも多いでしょう。保温性も大切ですが、通気性や快適性、耐久性も確認したうえで購入するのがおすすめです。
また、子どもは冬でも汗をかきやすいため、厚着をさせることは望ましくありません。薄手の洋服を重ね着させ、なるべく汗をかかせないように着脱で調整しましょう!

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ぱるる

沖縄生まれ沖縄育ち。10歳と4歳の2児のママ。
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