那覇市の広報誌「広報 なは市民の友」は、那覇市内の全世帯に無料配布されています。しかし、忙しい毎日を送っているママ・パパは、すべてに目を通して必要な情報を収集するのが困難なこともあるでしょう。
あんまーるでは、そんなママ・パパのために広報誌の中から知っておくべき情報を厳選してご紹介します! 今月は、児童館のメリットや熱中症の危険性、不登校や登校しぶりのある小中学生とその保護者への支援などについてまとめています。ぜひご覧ください。
なお、広報誌には那覇市で開催される夏休みイベントの情報もたっぷり掲載されていました。お出かけ計画を練る際に、ぜひチェックしてみてくださいね!
もくじ
児童館とは?主なメリットと那覇市内の11か所をご紹介
児童館は、0~18歳までのすべての子どもたちが安心して遊び、学び、交流できる場所です。子どもたちの居場所のひとつとなるだけでなく、地域で子どもを見守る環境づくりにもつながっていることから、子育て家庭をサポートする場として多くのママ・パパに支持されています。
そんな児童館には、異なる年齢の子どもたちが仲よく遊べる工夫や遊具が豊富です。また、遊びを最大限に充実させてくれる児童厚生員がいるため、安心安全な環境で遊ばせることができます。
また、なかには学習支援を実施している児童館もあり、さまざまなワークショップを体験できます。子どもたちの「やってみたい!」という興味関心を刺激する効果も期待できるでしょう。
さらに、児童館は子どもたちだけでなく、子育て中のママ・パパにとっての憩いの場にもなります。子育てに関する情報交換ができるため、孤立せずに不安や悩みを共有・解消できるでしょう。
親同士が支え合い、地域の方々や職員との交流を深めることは、子育てにもよい影響を与えます。「支え合うことの大切さ」を子どもたちに伝えられるでしょう。
ちなみに、筆者も小学生のころは児童館に通っていました! 竹馬やお手玉などの昔ながらの遊びのほか、トランプ・オセロ・将棋などのボードゲームも楽しめて、充実した放課後を過ごした思い出があります。
振り返ってみると、一輪車に乗れるようになったのも児童館で練習したからだったような。ただ楽しいだけじゃなく、自分の成長にもつながるとてもすてきな場所でした。
那覇市内にある11の児童館
2025年7月時点、那覇市内には11の児童館があります。ぜひ最寄りの児童館へ遊びに行ってみてください。
大名児童館 | 【住所】〒903-0802 沖縄県那覇市首里大名町2丁目75(MAP) 【電話】098-917-4069 |
久場川児童館 | 【住所】〒903-0807 沖縄県那覇市首里久場川町2丁目18(MAP) 【電話】098-988-9448 |
識名児童館 | 【住所】〒902-0078 沖縄県那覇市識名2丁目5-5(MAP) 【電話】098-854-9656 |
国場児童館 | 【住所】〒902-0075 沖縄県那覇市国場353(MAP) 【電話】098-855-2696 |
古波蔵児童館 | 【住所】〒902-0075 沖縄県那覇市国場1169-4 1階(MAP) 【電話】098-831-6786 |
安謝児童館 | 【住所】〒900-0003 沖縄県那覇市安謝2丁目15-1(MAP) 【電話】098-862-4341 |
若狭児童館 | 【住所】〒900-0031 沖縄県那覇市若狭3丁目18-1(MAP) 【電話】098-867-7266 |
くもじ・にじいろ館 | 【住所】〒900-0013 沖縄県那覇市牧志1丁目6-55(MAP) 【電話】098-862-1889 |
壺屋児童館 | 【住所】〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目5-13(MAP) 【電話】098-863-8682 |
小禄児童館 | 【住所】〒901-0152 沖縄県那覇市小禄5丁目4-47(MAP) 【電話】098-857-5377 |
金城児童館 | 【住所】〒901-0155 沖縄県那覇市金城3丁目5-4 2階(MAP) 【電話】098-859-0099 |
熱中症にご注意!意識したい予防法とかかったときの対処法

早々に梅雨が明け、本格的な夏がやってきた沖縄。暑い日が続いているからこそ、熱中症には十分注意しなければいけません。
熱中症は、高温環境下で水分をまともに取らないまま過ごすことで体温調整機能が乱れ、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで発症します。熱中症を予防するには、正しい知識と予防法・対処法を身につけることが重要です。
熱中症の予防法
熱中症を予防するには、天気予報で毎日の気温をチェックする習慣をつけましょう。天気予報によっては暑さ指数まで発表することもあり、暑さ指数が35を超えると「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。この場合は外出をなるべく避け、こまめに水分補給することが重要です。
なお、那覇市では熱中症特別警戒アラートが発表された場合、一時的に暑さをしのぐ場所として本庁舎の一部が「クーリングシェルター」として開放されます。8時半~18時まで誰でも利用できるため、近くにいる場合は立ち寄ってみてください。
暑さを避ける工夫として、屋外では帽子をかぶったり日傘を差したりして、屋内ではエアコンや扇風機を積極的に活用しましょう。そして、こまめな水分補給を常に意識し、もし大量の汗をかいたら塩分を補給してください。小さな子どもは自分ひとりで水分補給を管理することが難しいため、ママ・パパが意識して飲ませてあげることが重要です。
熱中症の対処法
「熱中症になったかも……」と感じたら、症状に応じた対処を行いましょう。
症状 | 対処法 | 医療機関への受診 |
めまい たちくらみ こむら返り 手足のしびれ | ・涼しい場所に移動し、安静にする ・冷やした水分と塩分を補給する | 水分補給ができない場合や症状の改善が見られない場合は 受診が必要です。 |
頭痛・吐き気・吐いた 体のだるさ 集中力や判断力低下 | ・涼しい場所に移動し、安静にする ・衣服をゆるめて身体を冷やす ・水分と塩分を十分に補給する | |
意識障害 けいれん 運動障害 体が熱い | ・涼しい場所に移動し、安静にする ・衣服をゆるめて身体を冷やす | 急いで救急車で医療機関へ。 |
◯ 関連記事
子どもの熱中症対策をご紹介!症状を引き起こす3つの要因も解説
子どもの車内放置は厳禁
子どもを車内で待たせたまま離れてしまったことはありませんか?
夏場の車内は短時間で高温になるため、エンジンを切ったまま長時間居続けると、熱中症を引き起こす可能性があります。また、連れ去りにもつながりかねません。
こうした危険の多さから、子どもを車内に放置することは「児童虐待(ネグレクト)」と見なされる場合があります。取り返しのつかない事態を防ぐためにも、子どもを車内に残さないようにしてください。
不登校や登校しぶりのある小中学生とその保護者への支援について

那覇市では、不登校や登校しぶりのある小中学生とその保護者に対し、さまざまな支援を行っています。
たとえば、教育相談課では「来所相談」が行われています。不登校をはじめとするさまざまな悩みを持つ児童生徒や保護者に対して、心理士などの専門家による教育相談・支援を行っています。また「学習支援室」もあり、ここでは不登校や登校しぶりのある中学生(高等学校などへ進学を希望する過卒生を含む)を対象に、教員資格を有する支援員が基礎から丁寧に学習をサポートします。
どちらも利用するには保護者の方が事前に教育相談課へ電話で相談する必要があります(098-941-7868)。
那覇市では、子どもや保護者が不登校・非行・教育上の悩みなどに関して予約なしで気楽に相談できるよう、相談専用電話を設置しています。対面することなく相談ができるため、プライバシー保護の観点でも利用しやすいでしょう。どうぞお気軽にご利用ください。
青少年ダイヤル『なは』 電話番号:098-941-7867(なやむな) 受付時間:平日 9:00~17:00(12:00~13:00を除く) ※受付時間外は留守番電話で受け付けます。 |
夏本番・夏休みに向けてお役立ち情報を確認しよう
「広報 なは市民の友 7月号」では、児童館のメリットや熱中症の危険性、不登校や登校しぶりのある小中学生とその保護者への支援などがトピックとなっていました。
これから夏休みに入り、子どもひとりで過ごす時間が増えることでしょう。そのとき子どもに児童館を利用させれば、ママ・パパは安心して仕事に集中できます。あわせて、子どもに熱中症の予防法を伝えておくことで、より楽しく快適に夏を過ごせるようになるでしょう。
広報誌には知っておきたいお役立ち情報が盛りだくさん! 見逃さないためにも、那覇市にお住まいのママ・パパは広報誌はもちろん、あんまーるもぜひチェックしてくださいね。
◯ 関連記事
【豊見城市】2025年7月のお役立ち情報!子どもの未来のために一票を投じよう
【2025年7月】沖縄のおすすめイベント情報を一挙ご紹介!花火や星空観察を楽しもう
あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。
「こんな情報があるとうれしいな」「これについてもっと詳しく知りたい」という意見があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください! 皆さまの率直な声を心よりお待ちしております。
ご意見・ご感想はこちらから