年末の大掃除に向けて断捨離のやり方を学ぼう!実践するメリットも解説

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沖縄は気温が高い日が多いため、涼しくなってくると「年末が近づいてきた!」と感じる方も多いのではないでしょうか?
年末が近づいてくると多くの方が取り掛かるのが大掃除! なかには「大掃除に向けて断捨離をやりたい」と考える方もいるでしょう。

そこで今回は、断捨離のメリットをはじめ、正しいやり方やおもちゃの断捨離方法などをご紹介します。「大掃除をスムーズにしたい」「断捨離してすっきりした状態で新年を迎えたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

やり方をチェックする前に必読!そもそも断捨離とは?

断捨離には「必要なものだけを選び、不要なものを捨てて、ものに対する執着から離れる」という意味があります。今あるたくさんのものを捨てて空間と心をすっきりさせることで、快適な生活を手に入れることを目的としているのです。

断捨離をする前に正しい意味を知ることで、断捨離への意欲がより高まりスムーズに進めることができるでしょう。

断捨離をするメリット

では、断捨離をすることでどのようなメリットが得られるのでしょうか?

掃除や家事が楽になる

断捨離をすることでものが少なくなり、空間に余裕ができます。
必要なものが定位置に収まることでスムーズに取り出したり片づけたりできるため、掃除や家事が楽になるでしょう。

心に余裕ができる

たくさんのものであふれ返っている部屋は、その分視覚に入ってくる情報が多くなりストレスの原因になるといわれています。
断捨離して部屋がすっきりすれば、視覚からの情報が減るためリラックスできるようになり、心に余裕が生まれます。

節約につながる

部屋のなかにたくさんのものがあると、必要なものが探せなくなることがあります。
断捨離をすると家にあるものが整理され、必要なものだけが残るため、「探し出せなくて同じものを買ってしまった」「ないと思っていたのにあとから出てきた」ということがなくなります。結果として、余計な出費を抑えることができるのです。

さらに、断捨離をしてすっきりした部屋にすることで「余計なものを増やしたくない」という気持ちが生まれて、不要なものを購入する可能性が低くなり節約につながります。

ズボラさんもできる断捨離のやり方

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「断捨離をしたい!」と思っていても、いざやろうとするとどこから手をつければよいのかわからなくなってしまう方もいるでしょう。
そこで以下では、ズボラさんでもできる断捨離のやり方をご紹介します。

1.片づけるエリアを決めてスペースを確保する

広い家のなかを一気に片づけようとすると、あちこち散らかってしまい断捨離が進みません。そのため、まずは片づけをするエリアを決めることが大切です。

断捨離初心者は、狭いエリアかつ普段使う場所から手を付けるのがおすすめです。
たとえば、キッチンや玄関、洗面所などは狭いスペースかつよく使う場所なので、断捨離の判断がしやすくスムーズに進みやすい傾向にあります。

片づけるエリアや場所が決まったら、ものを出しておけるスペースを確保しましょう。

2.片づけるエリアのものを一度すべて出す

片づけるエリアにあるものを一度すべて出して広げるのが、断捨離の基本です。
なかには「すべて出すと片づけがしづらくなりそう」と心配してしまう方もいるでしょう。しかし、一度すべて出して広げることでものの量を把握できるだけでなく、一つひとつのものを手に取って必要か不要かを判断できるため、片づけがしやすくなります。

3.すべてのものを「必要」「不要」「保留」に分けていく

出して広げたすべてのものを、「必要なもの」「不要なもの」「保留にするもの」に分けていきます。
判断基準は人によって異なりますが、頻繁に使っているものや使う頻度は少ないものの定期的に必ず使っているものは「必要なもの」、壊れたり破れたりしているものや1年以上使っていないものは「不要なもの」、購入してから時間が経っているにもかかわらずまだ使ったことがないものや必要か不要かをすぐには判断できないものは「保留にするもの」と分けるとよいでしょう。

ものを手放すとなると「もったいない!」と感じてしまいがちですが、「本当に必要になったらまた購入しよう」と考えると気持ちが楽になりますよ。

4.「必要なもの」をさらに分類する

必要だと判断したものには、必ず定位置を作ってあげます。
まずは使用頻度が高いものと低いものに分けて、使用頻度が高いものを優先的に身近な場所に置き、使用頻度が低いものは引き出しの奥や空いている場所などにしまいましょう。
使用頻度が低いものは、必要になった場合にだけ出せばよいので、必ずしも実際に使うエリアにしまわなくても問題ありません。

このように使用頻度に応じて必要なものを分類することで、目に付くところは頻繁に使用する必要なものだけですっきり片づきます。また、クローゼットや戸棚の奥といったデッドスペースになりやすい場所を有効活用することが可能です。

5.「不要なもの」を処分する

必要なものの整理が終わったら、不要だと判断したものを処分していきます。

ここで注意したいのが、一気に捨てようとしないことです。
一気に捨てると判断力が鈍って必要なものまで捨ててしまう可能性があるだけでなく、ゴミの量が増えて近所に迷惑がかかってしまう可能性があります。
不要なものをジャンル分けしたうえで、時期をずらして処分するのがポイントです。

また、まだ使えるものはフリマアプリやリサイクルショップを利用してお金に換えたり、友人や知人に譲ったりするのも一案です。
ただし、フリマアプリなどでなかなか売れない場合や引き取り手が見つからない場合もあるでしょう。そうなると不要なものを長期間保有したままになるため、あらかじめ処分の期限を決めておき、その日までに引き取り手が見つからない場合には潔く処分することが大切です。

6.「保留にしたもの」をどうするか検討する

保留にしたものは、いわば「すぐには処分を決められないもの」です。時間をおいてあらためて、残すか処分するかを決めましょう。
「保留にしたもの」を保管する場所を決めて、半年~1年後にもう一度どうするかを判断するのがおすすめです。

なお、思い出が詰まっているものや見るとワクワクするものを無理に処分する必要はありません。とくに一度処分してしまうと手に入れるのが難しいものは、処分するかどうかを慎重に判断してくださいね。

おもちゃの断捨離は子どもと相談しながら進めよう!具体的なやり方とは?

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断捨離をする際、子どものおもちゃも一緒に片づけるという家庭もあるでしょう。
その場合、持ち主である子どもの許可を得ずに、ママ・パパの判断で勝手に処分してしまうのはよくありません。もし思い入れのあるおもちゃを勝手に処分すると、今後の信頼関係に響く可能性があります。おもちゃを処分する際は、必ず持ち主である子どもと相談をしながら進めていきましょう。

おもちゃの断捨離は上述した一般的な断捨離とはやり方が少し異なるため、子どもに声かけをする前にママ・パパはチェックしておいてくださいね。

1.子どもに断捨離することを伝える

まずは子どもになぜ断捨離をするのかを伝えましょう。
いきなり「今日はおもちゃを捨てるよ」と声かけをすると、びっくりしてしまうかもしれません。そのため、なぜおもちゃの断捨離をするのかを子どもにわかるように伝えることが大切です。

たとえば、「おもちゃ箱がぎゅうぎゅうでおもちゃが苦しいっていってるよ」「お気に入りのおもちゃをもっと大切にできるように整理しようね」などと声かけをしてあげるとよいでしょう。

2.おもちゃをすべて出す

子どもが理解してくれたら、広いスペースを確保したうえでおもちゃをすべて出しましょう。
こうすることでママ・パパだけでなく、子ども自身も自分がどれくらいのおもちゃを持っているのかを把握できるようになります。

3.おもちゃを分類別に分ける

出したおもちゃをぬいぐるみ、スポーツ用品、ブロックなどの分類別に大まかに分けていきます。
分類別に分けたおもちゃはひとまとめにしておき、ほかのおもちゃと混ざらないようにしましょう。

4.おもちゃを「必要」「不要」「保留」に分けていく

いよいよおもちゃの断捨離を行います。一般的な断捨離と同じように「必要なもの」「不要なもの」「保留にするもの」と分けていくのですが、ママ・パパが勝手に決めるのではなく子どもの意思を尊重してあげましょう。
まずはぬいぐるみ、次にスポーツ用品、最後にブロックなど、分類別にやっていくとスムーズに進みやすいですよ。

5.「必要なおもちゃ」をもとに戻す

必要と判断したおもちゃを、もとの場所に戻していきます。
子ども自身にもとに戻させることで、どんなおもちゃをどれくらい残したのかを把握してもらいやすくなります。

6.「不要なおもちゃ」を処分する方法にあわせて分ける

不要なおもちゃを、処分方法にあわせて分けていきます。譲り先が決まっているおもちゃは袋へ入れて、フリマアプリに出す予定のものは段ボールにまとめておき、ゴミとして処分予定のものは自治体のルールに則って分別しておきましょう。
「不要なおもちゃだから」とママ・パパがやってしまいがちですが、子どもと一緒にやることで気持ちの整理がつきやすくなります。

7.「保留にしたおもちゃ」は定期的に判断してもらう

保留にしたおもちゃは一か所にまとめておきます。
定期的に親子でどうするかを相談する時間を設けて、ゆっくり片づけていきましょう。

断捨離のやり方をチェックして家族でチャレンジしてみよう

断捨離をすることで部屋がすっきりするだけでなく、掃除や家事が楽になったり節約につながったりします。
断捨離に対して「難しそう」「大変そう」といったイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、断捨離の本来の意味を知り、正しいやり方を実践することでスムーズに進めることができます。

ぜひ今回の記事を参考にして、家族で断捨離にチャレンジしてみてくださいね!

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