沖縄のアクティビティというと、なんとなく「観光客向け」「大人向け」というイメージがあるかもしれませんが、じつはうちなーんちゅ向けプランや小さな子どもOKのプランもたくさんあるんです!
そこで今回は、うちなーんちゅも家族で楽しめる沖縄のアクティビティを一挙ご紹介! この記事を参考に、ぜひ家族でいろんな体験を楽しんでみてくださいね。
もくじ
海でのアクティビティ
沖縄で体験できるアクティビティといえば、やはり海に関連するもの! どれもうちなーんちゅとして一度は経験しておいて損はないアクティビティとなっています。
マリンスポーツ
バナナボートやビッグマーブル、チューブなどのマリンスポーツを自由に選んで、スリリングな体験ができるアクティビティ! シュノーケルやカヌー・カヤックとセットになったプランもあるので、体験したいアクティビティを組み合わせるのがおすすめです。
マリンスポーツはどれも海上で行われるので、季節を問わず日焼け対策を忘れないようにしてくださいね。
筆者も娘とマリンスポーツを体験したことがありますが、迫力ある体験に大興奮の様子でした!
子どもの様子をみながらスピードを調整してくれたので、小さなお子さんもあまり心配いらないとは思いますが、怖がりなお子さんの場合は事前にスタッフへ伝えておいたほうがよいかもしれません。
シュノーケリング・ダイビング
シュノーケリングやダイビングは大人向けのアクティビティというイメージがあるかもしれませんが、中には2歳から参加できるツアーもあります。小さなお子さんは浮き輪を身に着けて体験することが多いので、泳げなくても問題ありません!
また、泳ぎが苦手な方や初めての方も安心して参加できるよう、水中でも陸上と同じように呼吸ができるフルフェイスタイプのマスクを用意しているところもあるのでチェックしてみましょう。
沖縄でしか見ることができない色鮮やかな熱帯魚に餌をあげたり、ウミガメに出会えたりすることで、子どもが生き物へ興味を持つきっかけにもなりますよ。
カヌー・カヤック
パドルを使って漕いで進むカヌー・カヤック。
沖縄には、海で行う「シーカヤック」と、マングローブが生い茂る川で行う「リバーカヤック(マングローブカヤック)」の2種類があります。どちらも基本的に子どもの参加はOKですが、波や風の影響が心配という場合はリバーカヤック(マングローブカヤック)を選択するとよいでしょう。
マングローブは日本国内だと沖縄と九州南部の一部の離島にしか生息していません。そんなマングローブが生い茂る川を自力で通り抜けるカヌー・カヤックはまるで冒険! 子どもの好奇心を掻き立てます。
太陽の日差しをダイレクトに受けるシーカヤックはもちろんですが、リバーカヤック(マングローブカヤック)でもまったく日差しが当たらないわけではないので、日焼け対策・こまめな水分補給は必須です!
ホエールウォッチング
ホエールウォッチングは冬季限定! 船でクジラが出現するスポットまで出かけて、ザトウクジラを間近で見ることができる大迫力のアクティビティとなっています。年齢制限はとくに設けられていないので、お子さんの年齢にかかわらず家族で楽しめますよ。
遭遇率が高いため、もしクジラを見ることができなかった場合は全額返金対応を取っているところも多いようです。
注意点としては、冬場の海上は非常に風が強く寒さが厳しくなります。水しぶきで濡れることもあるので、防寒対策はしっかりと行いましょう。また船の上で滑らないように、滑りにくい靴を履くこともおすすめします!
釣り体験
釣り体験では、海釣り・船釣りが選べます。どちらも釣りの工程としてはほとんど変わりませんが、せっかくなら大物ゲットが期待できる船釣りに挑戦してみましょう!
沖縄の海を知り尽くしたスタッフにレクチャーを受ければ、小さなお子さんや初心者の方もきっと釣り上げることができるはず。釣具などはすべてレンタルできる場合が多いので、手ぶらで参加できますよ。
自分で釣った魚を自宅へ持って帰り食べる貴重な体験は「食育」にもなりますね。
グラスボート
ボートの底がガラス張りになっているグラスボートは、水に濡れずに海の中を観察できるアクティビティです。透き通った海の中を自由に泳ぎまわる魚、色鮮やかな珊瑚が広がる光景はまさに圧巻!
子どもの年齢関係なく楽しめるので、「まだ海に入れるのは心配……」という場合も安心して参加できますね。
パラセーリング
パラシュートとハーネスを取り付けて、モーターボートで引っ張られることで浮き上がるパラセーリング。パラシュートを操作する必要もないので、小さなお子さんや未経験者も気軽に参加できます。
基本的に高さは50〜100mですが、高すぎるのは怖いという場合は事前に申告しておけば低めにしてもらうこともできますよ。
離陸・着陸ともに船上で行うためそこまでずぶ濡れになることはありませんが、海上で体験するアクティビティなので濡れても問題ない服装で挑みましょう! 着替えやタオルを持参しておくと安心です。
山でのアクティビティ
山で楽しめるアクティビティもたくさんあります!
パークゴルフ
一般的なゴルフは何種類ものゴルフクラブが必要になりますが、パークゴルフは専用のクラブ1本とボール、ティーがあれば誰でも簡単に遊べます! 必要な道具は基本的にすべて施設が用意してくれるので、初めての方も安心です。
「ゴルフは子どもには難しいんじゃ……?」というイメージがあるかもしれませんが、クラブでボールを打ってカップインするまでの打数を競うだけなので、ご年配の方から小さなお子さんまで幅広い年代の方が楽しめます。親子で楽しむのはもちろん、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒に遊べますね!
バギー乗車体験
自分でバギーを運転して森の中を疾走する迫力満点のアクティビティ! バギーの運転に免許は不要ですが、小さなお子さんは大人と一緒に乗車する必要があります。親子でスリリングな体験ができますよ!
ただし、バギーの乗車年齢は基本的に4歳以上となっています。それよりも小さなお子さんは乗車できないためご注意ください。
ちなみに、バギー乗車体験は雨の日でもOK。泥だらけになってしまう可能性が高いので、汚れてもよい服装で参加してくださいね!
トレッキングツアー
トレッキングとは、山の中を歩いて自然を楽しむアウトドアアクティビティ。登山とは異なり、自然を感じながらゆっくりと山を散策します。
道具や装備のレンタルを行っているところが多いため、山歩きが初めてで道具を持っていない場合でも安心。ただし、冬の防寒対策、夏の紫外線・虫刺され対策などは自分たちでしっかり行いましょう!
トレッキングツアーには、リバートレッキングやナイトトレッキングなどのさまざまなコースがあります。コースによって参加できる年齢が異なるため、お子さんの年齢や体力に合わせてコースを選択してくださいね。
中には5歳以下でも参加OKのコースもあるので、「下の子が参加できずママ・パパどちらかとお留守番」ということもなくなりますよ。
街中でのアクティビティ
沖縄ならではのアクティビティは、街中でも体験できます。
シーサー作り・色付け体験
沖縄土産の定番「シーサー」を手作り・色付けできる体験です。シーサーの成形から色付けまでできるところと、既成のシーサーに色付けのみを行うところがあります。成形は難しそうと思われがちですが、粘土遊びができる年齢であれば気軽に体験できますよ。
手作り・色付け体験を通して、子どもの想像力を養えるのはうれしいポイント。自宅へ持って帰って飾ることで、いつでも思い出が蘇るのもよいですね。
ただし、成形から行うとどうしても時間がかかってしまうので、「お子さんがどれくらい作業に集中できるか」を考慮して体験内容を選ぶのがおすすめです!
ちなみに、筆者も娘が小さいときにシーサー色付け体験へ行ったことがあります。対になっているシーサーを1体ずつ色付けしたのですが、大人では思いつかない色彩で子どもの自由な発想に驚きました!
琉球グラス作り
沖縄の伝統工芸のひとつである琉球グラスの手作り体験では、世界にひとつだけのオリジナルグラスが作れます。高温の釜の近くで作業を行うため年齢制限が設けられている場合がほとんどですが、琉球ガラスのかけらを使ったアクセサリー作りや雑貨作りなら、小さなお子さんも楽しめます。
筆者も娘と琉球ガラスのアクセサリー作り・雑貨作りへ行ったことがあります。イヤリングとフォトフレームを作ったのですが、アクセサリー作りは細かい作業が多いため小学生からがよいかもしれません。雑貨(フォトフレーム)作りは小さなお子さんでも簡単にできますよ!
施設によって作れるものが異なるため、事前に調べておくのがおすすめです。
沖縄のアクティビティを親子で体験しよう
沖縄で体験できるアクティビティは、どれも沖縄の自然や伝統に触れることができるものばかり。
せっかく沖縄に住んでいるのに、沖縄らしい体験ができないのはもったいない! 子育ては一瞬だからこそ、親子でさまざまな体験をしてみましょう。親子の時間や貴重な経験は、子どもの成長にきっとよい影響を与えるはずです。
あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。
「こんな情報があるとうれしいな」「これについてもっと詳しく知りたい」という意見があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください! 皆さまの率直な声を心よりお待ちしております。
ご意見・ご感想はこちらから