引越し作業で発見した「本当の」ときめき

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こんにちは!川満アンリです。
沖縄でタレントや司会者としてお仕事をしながら、子育てと趣味を楽しんでいます。

今回は、初めての引越しの話。

我が家は夫と娘と私の3人暮らし。
娘が生まれてからずっと住んでいた2LDKの家は住み心地もよくお気に入りでしたが、夫の仕事部屋や子供部屋などを考え、この度引越しをすることになりました。
子供の成長を見届けてくれた家のあちらこちらに思いを馳せながら、毎日引越し作業に追われています。

私はすっきりした空間が好きなのでモノが少ないほうだと思っていましたが、荷作りをしていると、えー!こんなにあるの!?と驚きました。

ビビッときたりいただいたり、縁があって私たち家族の元に集まってきたたくさんのモノ。
新しい家ではよりシンプルに、また出会うはずのモノのためにも、荷作りの段階で「いる」「いらない」をしっかり分けなければいけません。

そこで、引越し作業を始める前にヒントをもらおうと、こんな絵本を娘と一緒に読んでみました。

おすすめ!片付けの絵本

文響社から出版されている「キキとジャックス(なかよしがずっとつづく かたづけのまほう)」という絵本。

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この絵本の作者は、世界的に活躍されている片付けコンサルタントのこんまりこと近藤麻理恵さん。
キキとジャックスがいつまでも仲良く気持ち良く遊べるよう、ふたりで部屋の片付けをするという物語です。

話の中で、片付けのコツや残すモノと捨てるモノの仕分け方、部屋の導線、服のたたみ方や収納方法まで出てくるので、子供だけでなく大人もためになる内容になっています。

ヒントは「ときめき」

こんまりさんといえば「ときめき」。
ときめくかそうでないかで、いるいらないを分けていきます。

私と娘も絵本の通り、あげるものやリサイクルに出すもの、ときめくものや捨てるものの仕分け作業にとりかかりました。
これがとてつもなくむずかしく、果てしない。
手に取れば懐かしい思い出が蘇ったり、そのモノの値段にときめいたり(笑)
ひとつひとつに感謝しながら、少しずつ何日もかけて仕分けをしました。

そうしたことを繰り返していくうち、私のモノの買い方の癖が見えてきたんです。

引越し作業で見直した、モノの買い方の癖

私の場合、消耗品は少しでも安く使い心地のいいものを重視していて、使い捨てのスポンジやふきんなど、家事を楽にしてくれるものをまとめ買いする傾向にありました。

また、100円ショップで買った掃除グッズや、ホームセンターなどで買った便利グッズがたくさんあり、「安くて便利そう」「SNSで見て良さそうだった」と、安いからこそ買って、結局使っていないものがたくさんありました。総額をパッと計算してみると、若干震えました。

大好きな服は、シンプルでどこか一癖あるデザイン、着回しが効く色味の服がほとんど。着心地がよく長く着られるものを選んでいます。なので、5年10年、中には20年近く着ていても色褪せない服が多くあります。
流行りのものや薄手のニット、柄物などはそのシーズンで買い替えているので量が少ないことがわかりました。
大好きな服だし頻繁に買っているつもりでしたが、わりとシンプルな選び方・買い方をしていて私的には唯一の合格ポイントでした。

問題は食器類。その日の食事や飲み物に合わせて変えたいのでとにかく大量です。

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大好きなやちむんのお皿、300円ショップで買った使いやすいもの、人が来た時のために複数枚購入したお皿やティーカップ(結局人が家に来なかったので一度も使っていませんでした)など、3人家族とは思えない量です。

使っているけどときめく?ときめくけど使っている?の究極の二択で、悩ましい決断を迫られた食器・グラス類。

結果、ときめくものを日頃から使うようにしよう!と決断し、使いやすい300円のお皿は処分、複数購入のものはリサイクルに出すなどし、かなり減らすことが出来ました。

さらに(皿だけに!)、ラッキーなこともありましたよ!
不用品をまとめてリサイクルに出したら、総額7500円で売れたんです。引越し祝いで美味しいものが食べられるね!と家族で得した気分になりました。

必要なものはそう多くはない

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今回の引越しで、こんなにたくさんのものに囲まれているのに、必要なものはそう多くはないんだなって気がつきました。

必要だろう、いつか使うだろうの「だろう買い」、さらにそのまとめ買いは最小限に!
また、SNSで見てつい欲しくなっちゃう家事便利グッズこそ、購入する前に「本当に使うかな?」と冷静に考えないとどんどん増えていくことも感じました。
ほかにも、本やコスメなどの買い方にも反省と課題がたくさん見えてきたので、これからの生活に役に立ちそうです。

長く使える、いいモノを買う。
よりシンプルに、ときめくモノに囲まれて、新しい家をコーディネートしていきたいと思います。

あと、話はズレますが、お母さんの部屋ってないですよね。どのお母さんに聞いてもだいたい「んー、キッチン?」と答えます。
お部屋ないよーってお母さん仲間のみなさん、がんばりましょうね!

最後に、子供の成長を見守ってくれた証や、私たち夫婦を親にしてくれた証が残る今までの家に感謝の気持ちを込めて、きれいな状態でお別れしたいと思います。

最後まで読んでくださってアンリがとうございました。

川満 アンリ

沖縄生まれ沖縄育ち、沖縄で子育てする6歳👧のママ🌺
39歳。美容学生。テレビや司会のお仕事。メイクアップ。ママ。好きなこと全力な毎日です!

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