こんにちは! 川満アンリです。
最近、マスクを外して外出することも増えてきました。
ここ数年は「マスクにつきにくいメイク」が主流でしたが、今年は久しぶりに「ノーマスクで好きなメイク」を楽しめそうです。ということで、今回のあんまーるーむはメイクのお話です。
もくじ
メイク講師もやっています
わたしがメイクにハマるきっかけは18才の頃。お仕事でプロの方にメイクをしていただいたのですが、鏡を見て「はじめまして、新しいわたし」と言いたくなるほどの大変身に衝撃を受けました。
メイクの魔法で自信が持てることを知り、次第に「わたしもメイクの魔法使いになりたい!」と思い、メイクアップ認定講師の資格を取得。現在は美容師の国家資格取得を目指して学校に通いながら「いちゃりばスクールAI OKINAWA」さんでメイクアップ講座を開かせていただいています。
わたしのメイクレッスンは、自分らしさを生かし自己肯定感を高めることをテーマにしていて、その人の日常生活でできる範囲の最低限メイクを提案しています。
メイクレッスンでは、コンプレックスや悩みを一緒に解決していくのですが、最近は「好きなものがわからないメイク迷子さん」がとても多いように感じます。
「好き」を集めよう
わたしは、どんなファッションでもメイクでも、堂々としている方はかっこいいな!って思います。
好きなものを自分のものにしている方は周りを惹きつけます。好きなものはその人にほんとよく似合うんです。だって、好きだから!
今「好きがわからない迷子さん」が多いのは、流行が早かったり情報が多いというのもあるのかな?と思っています。迷って沼にはまってしまうと、好きよりも人から見てどうかを重視してしまいがち。もっと自分に向き合ってみてほしいんです。
そんな迷子さんにおすすめしているのが、最低限メイクです(勝手に名付けました)。
さっきからちょいちょい出てくるワードですが、これは自分の元々持っている素材を活かしてほんの少しだけメイクをします。これで変わらないでしょ!くらい少し。
半信半疑でやってみたのに「あれ!自分ってまだまだイケるじゃん」と新しい自分に出会えたら、自分に自信が持てて「次はこういうのもやってみたい!」という楽しみがでてきます。これほんと。メイクの魔法です。
「こういうメイクもやってみたい=あなたの好きなもの・好み」です。どんどん集めてください。
最低限メイクとは?
では、肝心の最低限メイクについて。
わたしが思うメイクのコツは「バランス」です。パーツのバランスや色味のバランス、というと難しく感じるんですが、こう考えてみてください。
顔の大きさは、おおよそ手のひらほど。そんな小さなスペースに、目や鼻、口などのパーツが配置されています。そして目が小さな人と大きな人、細い人・丸い人など多少の差はあれど、「あの人とわたしの目の大きさは10cmも違う!」なんてことはほぼありません。ほかのパーツもそうです。
身長は10cm・20cm違うのが普通なのに、顔って繊細すぎませんか?
つまり、何が言いたいかというと、憧れの大好きなあの女優さんとわたしの顔には、数mmの差しかないということ。少し大袈裟かもしれませんが、アイラインや眉の長さや太さ、たった数mmで顔のバランスを整えて好きなものを足せば、憧れの大好きなあの女優さんに近づくことは不可能ではないのです!
そう考えると、なんだかメイクが楽しくなってきませんか?笑
川満アンリの「最低限コスメ」
みなさんそれぞれ「最低限メイク」のアイテムはお持ちかなと思いますが、ここではわたしの「最低限メイク」のアイテムをご紹介します。
なにを揃えたらいいか迷ってしまっている方やコスメ迷子になってしまっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
・ジェルタイプのおしろい(カバーマーク)
・ハイライト(M.A.C ミネラライズスキンフィニッシュライトスカペート)
・クマ用コンシーラー&チーク(coscos)
・コンシーラー(Dior スキンフォーエヴァースキンコレクト)
・リップバーム(M.A.C グロウプレイリップバーム フローラルコーラル)
・日中用乳液(FATUITE ブライテストマルチプロテクションデイエマルジョン SPF37 PA+++)
メイクはバランス
先ほどもお伝えしたように、メイクはバランスが命。
本当は具体的にいろいろアドバイスしたいのですが、文章で伝えるのは難しく長くなりそうなので、今回はこれだけは覚えてほしいというものだけ書いていきます!
①黄金バランス
バランスと一言で言っても難しいですが、人がもっとも美しいと感じるバランスの比率として「黄金バランス(黄金比)」があります。顔だけでなく何にでもあてはまるため、世界的な大企業の象徴的なロゴマークも黄金比で構成されているほどです。
黄金比のバランス配分比率は「1:1.618」。美容業界でも、理想的な美しさの基準の1つとして採用されています。
メイクをする際、正確に「1:1.618」を再現することは難しいですが、少し意識してみるだけで印象は大きく変わります。
イメージは、顔のパーツの位置を整える、ような感覚。足りない場所にだけ足して、必要ないところは何もしない。
とはいえ、どこをどうすればいいか、最初からはわからないですよね。
わたしが描いたとぼけた画で申し訳ないのですが、こちらのイラストではシンプルな黄金バランスをご紹介しています。ほかにもいろんなバランスがありますが、最低限覚えておきたいものだけ描いてみたので、よろしければ参考にしてみてくださいね。
②色のバランス
最低限メイクでは、ワントーンで仕上げていくことを意識しましょう。
メイクがチグハグに見える理由の多くは、色のトーンがあっていないことにあります。たとえば目元は紫なのに、チークやリップは全然合わない色だったらチグハグに見えちゃいますよね。
色合わせに悩んでしまうなら、ワントーンがおすすめ。時短になりますし、顔がまとまりますよ。
最低限メイクでは、使うアイテムの量そのものも少なくしていきます。たとえばお気に入りのクリームチークをひとつ選べば、目元やリップにも使えて便利です。
③ヘアスタイル
髪も含めてメイク。毎日巻いたりセットしたりする時間がないから毛先に潤いを。パッとひとつ結びにするなら、顔周りの毛だけを意識してみる。髪にツヤがあるかどうか、髪を整えているかどうかで、大きく印象が変わります。
私の毎日のヘアセットで欠かせないアイテムは、ヘアバームと艶出しスプレーです。
ヘアバームは、香りがよくて髪がしっとりするリンクオリジナルメーカーズヘアバーム。艶出しは、ツヤツヤになるPGT3のトリートメント美容液スプレーを使っています。
最低限メイクで毎日にちょっぴりハッピーを加えませんか?
毎日時間をかけてヘアメイクができればそれに越したことはありませんが、少しの時間でも惜しい毎日の中でヘアメイクにそんなに時間をかけていられませんよね。
でも最低限メイクを朝にパパッとやってしまえば、短時間でキレイが叶っちゃいます。それって、息をつく間もない忙しい毎日にちょっぴり癒しやハッピーがプラスされると思いませんか?
ポイントは「バランスを意識する」「ワントーンで仕上げる」「ヘアスタイルにも気を配る」の3つだけ。必要なところに必要なものだけ足す最低限なメイクからはじめて、自分自身を見つめて「すき」というアイテムをどんどん集めてくださいね!
最後まで読んでいただき、アンリがとうございました。