子どもの乳歯はいつ抜ける?抜けたらどうする?気になる疑問や注意点をご紹介

乳歯 抜ける

「周りの子どもはすでに乳歯が抜けている」「周りはまだ乳歯が抜けていないのに自分の子は抜けた」などの理由により、子どもの乳歯はいつ抜けるのが一般的なのか気になっているママ・パパもいるのではないでしょうか?

そこで今回は、乳歯が抜ける時期の目安をご紹介します。また、乳歯や永久歯に関する注意点もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

乳歯が抜ける時期はいつ?

乳歯が抜ける時期は、個人差はあるものの5歳~6歳ごろといわれています。
乳歯が抜ける時期の目安は以下のとおりです。

歯の位置歯の名前歯が抜ける時期
上の歯乳中切歯(前歯)7歳~8歳ごろ
乳側切歯(前歯の横の歯)8歳~9歳ごろ
乳犬歯(乳側切歯の横の歯)11歳~12歳ごろ
第一乳臼歯(乳犬歯の横の歯)9歳~11歳ごろ
第二乳臼歯(奥歯)9歳~12歳ごろ
下の歯乳中切歯(前歯)6歳~7歳ごろ
乳側切歯(前歯の横の歯)7歳~8歳ごろ
乳犬歯(乳側切歯の横の歯)9歳~11歳ごろ
第一乳臼歯(乳犬歯の横の歯)10歳~12歳ごろ
第二乳臼歯(奥歯)11歳~13歳ごろ

14歳ごろまでにはすべての乳歯が抜け、永久歯に生え変わります。

ただし、子どもによって乳歯が抜けるタイミングや順序は異なります。そのため、周りの子どもと違うからといって過度に心配する必要はないでしょう。

参照:乳歯が抜け始める時期と順番は?生え変わり時期の注意点も解説!|医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科

タイミング別にご紹介!乳歯に関する注意点

ここでは、乳歯が抜けそうなとき・乳歯が抜けたとき・乳歯を保管するときの注意点をご紹介します。

乳歯が抜けそうなときの注意点

乳歯がグラグラして抜けそうだからといって、無理に抜いてしまうのはNGです! なぜなら、無理に抜いてしまうと歯茎が傷ついたり途中で歯根が折れたりする可能性があるからです。

もし「子どもが歯を気にしてご飯をなかなか食べてくれない……」という場合は、手や舌を使って軽く歯を揺らして自然に抜けるのを手助けするか、歯科医に相談するとよいでしょう。

乳歯が抜けたときの注意点

乳歯が抜けたときは出血を伴うことがあります。その場合、清潔なガーゼで止血をしましょう。乳歯が抜けた箇所を5分〜10分ほど圧迫し、止血できていればOKです。
食後に再び出血する場合もありますが、様子を見て出血が止まればさほど気にする必要はないでしょう。

問題は、乳歯が抜けた箇所をしばらく圧迫したのにもかかわらず出血が止まらない場合です。このときは、早めに歯科医に相談するようにしましょう。

乳歯を保管するときの注意点

抜けた乳歯を保管したいからといって、そのままケースに入れてはいけません。歯垢や血液が付いた状態で保管すると菌が繁殖する可能性があり、歯の劣化につながります。

乳歯を保管する場合は、まずオキシドールで消毒しましょう。半日ほどオキシドールに浸したあと、歯ブラシで歯垢を取り除きます。その後しっかり乾燥させ、ケースに保管します。

ちなみに、筆者は「上の歯が抜けたら下へ投げ、下の歯が抜けたら上に投げて、健やかな歯が生えてくるように願う」というおまじないを実施しているため、長女の乳歯は手元にありません。
現在は、乳歯をきれいに保管するための専用ケースが販売されているようなので、記念に残しておくのもよいですね。

あわせて押さえておこう!永久歯に関する注意点

乳歯 抜ける

乳歯だけでなく、永久歯にも注意点があります。

生え変わったばかりの永久歯はむし歯になりやすい

永久歯がしっかり生えてくるまでの間、乳歯と新しい永久歯で口内に凹凸ができます。歯ブラシの角度を変えてしっかり磨かないと永久歯に磨き残しが生じ、むし歯になりやすくなります。
そのため、子どもがまだしっかり歯を磨けない場合は、ママ・パパが仕上げ磨きをすることが大切です。

永久歯が生えてこないときは歯科医に相談する

乳歯が抜けてから数か月経っても永久歯が生えてこない場合は、「先天性欠如歯(せんてんせいけつじょし)」かもしれません。先天性欠如歯とは、永久歯が不足している状態のことです。
永久歯が生えてこないと、歯並びが乱れたりうまく磨けずむし歯になったりする可能性があります。そのため、乳歯が抜けてしばらく経っても永久歯が生えてこない場合は、歯科医に相談しましょう。レントゲンを撮って、永久歯があるかどうかを確認してもらえます。

レントゲンで永久歯があることを確認できたものの、まだ出てきていないだけの場合は、様子見で終わることがほとんどです。
もしレントゲンで永久歯を確認できず、先天性欠如歯と診断された場合は、歯並びや噛み合わせを矯正する治療を行うのが一般的です。

乳歯が抜けるタイミングは個人差あり!

乳歯が抜けるタイミングは、一般的に5歳~6歳ごろです。前歯から抜けていくことが多いので、子どもがこの年齢になったら歯磨きのときに歯がグラグラしていないか確認してみるとよいかもしれません。

ただし、乳歯が抜けるタイミングには個人差があり、なかには7歳ごろに乳歯が初めて抜けた子どももいます。そのため、5歳~6歳ごろになっても乳歯が抜けないからといってさほど気にする必要はありません。

もし「乳歯が抜けるのが遅すぎる」「グラグラしているのに乳歯がなかなか抜けない」という場合は、かかりつけの歯科医に相談してみてください。

 


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ぱるる

沖縄生まれ沖縄育ち。10歳と4歳の2児のママ。
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