沖縄本島から日帰りで行ける23の離島をご紹介!休日に家族で出かけてみよう

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沖縄県には大小数多く離島があり、沖縄県の発表によるとその数は計691といわれています。そのうち、指定離島(内閣総理大臣が関係行政機関の長と協議して指定した島のこと)は有人島・無人島をあわせて計54です(※2024年1月時点)。なかには日帰りができる離島もたくさんあるため、家族で出かけてみてはいかがでしょうか?

今回は、沖縄本島から日帰りで行ける離島を「車で行ける離島」「船・フェリーで行ける離島」「飛行機で行ける離島」の3つに分けてご紹介します。ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね!

参照:離島の概況|沖縄県

もくじ

沖縄本島から日帰りで行ける離島 – 車編 –

「離島=船や飛行機で行くもの」というイメージがありますが、沖縄には車で行ける離島もたくさんあります。「子どもが小さくて船や飛行機は不安……」というママ・パパは、まずは車で行ける離島へ出かけてみるのがおすすめです。

【名護市】屋我地島(やがじしま)

屋我地島(やがじしま)は沖縄本島の名護市に属する離島です。名護市方面から向かう場合は「屋我地大橋」、今帰仁村方面から向かう場合は「ワルミ大橋」と、2つの橋でアクセスできるのが特徴です。

屋我地島を経由してアクセスする古宇利島のほうが有名なため、「屋我地島は通り道」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、じつは古民家を利用したおしゃれなカフェが多く、有意義な時間を過ごせます。
さらに、屋我地ビーチではグランピングやBBQもできるそうなので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

【今帰仁村】古宇利島(こうりじま)

古宇利島(こうりじま)は今帰仁村に属する離島です。2005年に古宇利大橋が開通したことで車でアクセスできるようになりました。那覇市からアクセスする場合は、沖縄自動車道「許田IC」を降りて、国道58号線を北上して屋我地島を経由します。

そんな古宇利島の人気スポットは、ティーヌ浜にあるハートロック! 2つの岩をある角度から見るとハート型に見えることからそう呼ばれています。
また、古宇利島には6つのビーチがあり、そのなかでも古宇利ビーチは人気の遊泳スポットとなっています。遠浅のビーチでトイレやシャワーも完備されているので、子連れでも気兼ねなく海水浴が楽しめますよ!

【本部町】瀬底島(せそこじま)

瀬底島(せそこじま)は本部町に属する離島で、周囲約8kmの小さな島です。1985年に瀬底大橋が開通したことで沖縄本島から車で行けるようになりました。

メインビーチである瀬底ビーチは、透明度が高く美しいことで人気があり、海水浴シーズンになると大勢の人で賑わいます。同シーズンには売店もオープンするため、「お腹が空いた!」と子どもが急に駄々をこねてもすぐに対応できますよ。

また、天気のよい日にはビーチから伊江島や水納島を眺めることができます。夕日もとてもきれいなので、遊びに行ったら夕日まで眺めて帰るのがおすすめです。

美ら海水族館も近いので、美ら海水族館の帰りに瀬底島に寄ってみるのもよいですね!

【うるま市】伊計島(いけいじま)

伊計島(いけいじま)はうるま市に属する離島で、海中道路を渡り平安座島と宮城島を経由して行きます。海中道路はドライブスポットとして人気があるため、うちなーんちゅなら一度は通ったことがあるのではないでしょうか?

海中道路から伊計大橋を渡ってすぐに見える伊計ビーチには、白い砂浜と透明度の高い海が広がっていて、絶景のなかでキャンプや海水浴が楽しめます。潮の満ち引きにかかわらず泳げるそうなので、時間帯によって機嫌が変わりやすい小さなお子さんを連れているママ・パパにぴったりですね。マリンスポーツもできるので、お子さんの年齢にあわせて遊べますよ。

【うるま市】浜比嘉島(はまひがじま)

浜比嘉島(はまひがじま)もうるま市に属する離島で、海中道路を渡り平安座島を経由して行きます。1997年に平安座島との間に浜比嘉大橋が開通したことで、沖縄本島からも気軽に足を運べるようになりました。

そんな浜比嘉島には、琉球を創ったとされている神様「アマミキヨ(アマミチュー)」と「シネリキヨ(シルミチュー)」が住んでいたという言い伝えがあります。現在でも島のあちこちに御嶽や拝所、遺跡などが残っていて、島全体がパワースポットとされています。
遊びスポットとしては浜比嘉ビーチやムルク浜ビーチがありますが、トイレやシャワーは完備されているもののクラゲネットは設置されておらず監視員もいないので、お子さん連れのママ・パパは安全対策をしっかり行って遊ぶようにしましょう。

筆者も娘と行ったことがありますが、昔ながらの暮らしを垣間見ることができる小さな島でした。賑やかに遊ぶ場所というよりは、ゆったりとした時間が流れている静かな島という印象です。
観光スポット・パワースポットとして注目されているとはいえ、島に住んでいる方のほとんどがお年寄りだそうなので、騒ぎすぎず節度を保って遊ぶことが大切です。

【豊見城市】瀬長島(せながじま)

瀬長島(せながじま)は豊見城市に属する、周囲1.8kmの小さな島です。那覇空港から車で約10分の場所にあり、那覇空港に離着陸する飛行機が間近でみられる絶景スポットでもあります。さらに、夕方には美しい夕日、夜には飛行機の誘導灯による夜景が見れるデートスポットとしても人気があります。

そんな瀬長島では、レストランやカフェ、お土産ショップなど47もの店舗が立ち並ぶ施設「瀬長島ウミカジテラス」が人気です。目の前には芝生の広場があり、そこでウミカジテラスで買った料理やスイーツなどを食べることもできます。
ウミカジテラスの広場ではエイサーや地域の子どもたちによるダンスなど、さまざまなイベントが開催されるので、イベントをチェックして遊びに行くのもよいかもしれません。

海は遠浅でクラゲネットがなく監視員もいないため遊泳はできませんが、干潮時には潮干狩りができますよ。

沖縄本島から日帰りで行ける離島 – 船・フェリー編 –

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沖縄本島から船やフェリーを使って日帰りで行ける離島をご紹介します。

【渡嘉敷村】渡嘉敷島(とかしきじま)

慶良間諸島の渡嘉敷村に属する渡嘉敷島(とかしきじま)は、慶良間諸島のなかで1番大きな島です。沖縄本島からは那覇市の泊港から高速船やフェリーが出ていて日帰りも可能となっています。

渡嘉敷島のメインビーチとなる阿波連ビーチでは、マリンアクティビティの道具レンタルができ、体験ダイビングやカヤックツアーなどが楽しめます。ケラマブルーの海を満喫しながらのマリンアクティビティはきっとよい思い出になりますよね!
このほか、とかしくビーチではウミガメに遭遇できることもあるそうです。遊泳区域内でウミガメに出会えるかもしれないビーチはかなり珍しいので、お子さんとウミガメ探しをしてみるのもよいですね。どちらのビーチもシャワーやトイレ、食事スポットはあるようなので、安心して遊べますよ。

そんな渡嘉敷島は泊港から高速船で約40分、フェリーで約1時間10分でアクセスできます。時期によって変動はあるものの、多いときで1日合計3往復します。
たとえば、9:00に泊港を出航する高速船に乗り、17:00(時期によって異なる)に渡嘉敷港を出航する船に乗って帰ってくるスケジュールなら、ゆったりと渡嘉敷島を楽しめるでしょう。

船が到着する渡嘉敷港からビーチまでは約5kmあるので、島での移動手段を確保しておくことが大切です。観光バスやタクシーもありますが、自由に動きたい場合はレンタカーがおすすめですよ!
レンタルサイクルもあるので、お子さんが自転車に乗れるなら家族でサイクリングツアーをしながらまわるのもよいかもしれません。

高速船(往復)フェリー(往復)
大人(中学生以上)4,740円3,160円
子ども(小学生)2,380円1,580円

【座間味村】座間味島(ざまみじま)

座間味島(ざまみじま)も慶良間諸島に属する島です。那覇市の泊港から高速船やフェリーが出ていて、高速船で50分〜70分、フェリーで約2時間でアクセスできます。ダイヤや往復回数は時期によって異なるので、詳しくは座間味村公式ホームページをご覧ください。
ちなみに、先ほどご紹介した渡嘉敷島からも定期船が運行しているので、渡嘉敷島から座間味島に渡ってみるのもよいかもしれません。

そんな渡嘉敷島には、古座間味ビーチと阿真ビーチという2つのメインビーチがあります。
古座間味ビーチは、外国人観光客向けのガイドブック「ミシュラングリーンガイド」で2つ星を獲得したこともある美しい海! 真っ白な砂浜とコバルトブルーの海のコントラストは絶景で、国内外からダイビングやシュノーケリングをする方が訪れます。
売店や飲食店、マリンアクティビティショップなどが揃っているので、家族で座間味島の海を満喫したい場合は古座間味ビーチがよいかもしれません。

阿真ビーチはウミガメの産卵地となっており、遭遇率も高いとのこと! ウミガメに出会いたいなら阿真ビーチへ足を運んでみるとよいでしょう。
また、冬になると稲崎展望台からはホエールウォッチングが楽しめるそうですよ!

高速船(往復)フェリー(往復)
大人6,080円4,090円
子ども3,040円2,060円

【座間味村】阿嘉島(あかじま)

阿嘉島(あかじま)は座間味村に属する小さな島です。座間味島と同じく、那覇市の泊港から高速船やフェリーが出ていて、高速船で50分〜70分、フェリーで約2時間でアクセスできます。ダイヤや往復回数は時期によって異なるので、詳しくは座間味村公式ホームページをご覧ください。

阿嘉島にはコンビニや信号がなく、ゆったりとした時間が流れています。
1998年に開通した阿嘉大橋を渡ると慶留間島(げるまじま)、さらに慶留間橋を渡ると外地島(ふかじじま)にも行けるので、離島巡りをしても楽しいかもしれません。ただし、距離があるためレンタカーは必須です。

このほか、世界のベストビーチ100にも選ばれたことがある北浜(ニシバマ)ビーチでは、ダイビングやSUPが楽しめます。無人島の安慶名敷島や嘉比島、安室島なども見えるため、海の青と島の緑の絶景が堪能できますよ。

また、天然記念物のケラマジカが生息していて、島の散策中に出会えることもあるそうです。ケラマジカは本土のシカと比べると体やツノが小さいのが特徴です。繁殖シーズンになると慶良間諸島の海を泳ぐこともあるとのこと。お子さんとケラマジカを探してみるのも楽しいかもしれませんね!
ただし、ケラマジカは野生で絶滅危機のある天然記念物なので、むやみに近づいたり追いかけたりしないように注意しましょう。

高速船(往復)フェリー(往復)
大人6,080円4,090円
子ども3,040円2,060円

【本部町】水納島(みんなじま)

珊瑚礁と白い砂浜に囲まれた水納島(みんなじま)は、本部町に属する周囲5kmほどの小さな島です。上から見るとクロワッサンのような形をしていることから、「クロワッサンアイランド」とも呼ばれています。

水納島には複数のビーチがありますが、とくにおすすめなのは港のすぐ近くにある「水納ビーチ」です。周辺に飲食店や売店が揃っているためランチもしやすく、急なお買い物にも対応しやすいでしょう。

また、遊泳区域は遠浅で波が穏やかなだけでなく、クラゲネットとブイで囲われているので、お子さん連れの家族も安心して海水浴が楽しめますよ。シュノーケリングやダイビング、バナナボートなどのマリンスポーツも満喫できるので、お子さんの年齢にあわせて遊べるのもうれしいですね!

そんな水納島へは沖縄本島北部の渡久地港から高速船で約15分で到着するので、日帰りもしやすくなっています。

高速船
大人​​1,710円
子ども860円

【南城市】久高島(くだかじま)

南城市に属する久高島(くだかじま)は、神の島と呼ばれています。その理由は、琉球王国を創ったといわれている神様「アマミキヨ」が降り立った最初の土地と言い伝えられているからです。
実際に島内にはアマミキヨが降り立ったとされている聖地やアマミキヨが座ったとされている岩などがあり、それぞれの名所を巡ることができます。

ただし、久高島には立ち入り禁止の場所が複数あり、特別な人しか入れない場所、男性立ち入り禁止の場所などもあるため、遊びに行く際は立ち入ってもよい場所か確認しておく必要があります。
また、島にあるすべてのものは持ち出し禁止なので、小さなお子さんが間違って貝殻や植物を持って帰らないように注意してくださいね!

久高島は小さな島ではありますが、すべての名所を徒歩でまわるのは難しく、レンタサイクルでまわるのが一般的です。小さなお子さんがいて自転車に乗れない場合は、現地の人が車に乗せてくれるガイドツアーやトゥクトゥクを利用するのがおすすめですよ!

なお、久高島へは南城市の安座間港から高速船で約15分、フェリーで約25分で到着します。

高速船(往復)フェリー(往復)
大人(中学生以上)1,460円1,280円
子ども(小学生まで)750円650円

【伊江村】伊江島(いえじま)

伊江島(いえじま)は周囲約22.4kmの島で、本部港からフェリーで約30分で行けるので日帰りも可能です。

人気のスポットは、伊江島のシンボルである標高172mの「伊江島タッチュー(城山)」です。頂上からは島全体を見渡すことができます。階段で300段ほどと、小さなお子さんも頑張って登れる高さなのもうれしいですよね!

メインビーチである伊江ビーチは、クラゲネットが設置されているだけでなく、シャワー・トイレも完備されているのでお子さん連れの家族も安心して遊べます。ビーチバレー用コートやマリンアクティビティもあるので、家族で海遊びを満喫できるでしょう!

また、伊江島は戦争の激戦地だったこともあり、ガマ見学などをして平和学習をすることもできます。

高速船
大人(12歳以上)​​1,370円
子ども(6歳以上12歳未満)690円

【うるま市】津堅島(つけんじま)

津堅島(つけんじま)はうるま市に属する周囲7kmの小さな島で、徒歩や自転車でまわることができます。人参の名産地であることから、「キャロットアイランド」とも呼ばれています。
同じくうるま市にある平敷屋港から高速船で約15分、フェリーで約30分なので、日帰りがしやすいですね!

港から徒歩10分の場所には、人参をモチーフにしたベンチや展望台があり、フォトスポットとしてもおすすめです。お子さん×人参モチーフできっとかわいい写真が撮れるでしょう。

津堅島の西側には全長1kmものビーチ「トマイ浜(津堅ビーチ)」があり、美しい海を眺めながら海水浴やバーベキューなどが楽しめます。

高速船(往復)フェリー(往復)
大人(中学生以上)1,530円1,240円
子ども(小学生)790円630円

【伊是名村】伊是名島(いぜなじま)

伊是名島(いぜなじま)は、今帰仁村にある運天港からフェリーで約55分で到着する離島です。

伊是名島は、琉球国王「尚円王」の誕生の地として知られており、島内には多くの文化遺産が残っています。コンビニなどはなく、あるのはフクギ並木やサンゴでできた石垣、赤瓦屋根の集落など。ゆったりとした時間が流れているため、家族でゆっくりとお散歩するのもよいでしょう。

また、二見ヶ浦海岸からの景色は絶景で、日本の渚100選に選ばれたこともあります。自然の多い島ですが、ハブが存在しないといわれているため、小さなお子さんを連れていても安心して遊ぶことができますよ。

フェリー
大人(中学生以上)3,500円
子ども(小学生以上12歳未満)1,750円

【粟国村】粟国島(あぐにじま)

映画「ナビィの恋」の舞台になり有名になった粟国島(あぐにじま)へは、那覇市の泊港からフェリーで約2時間で到着します。
沖縄の数ある離島の中で唯一火山活動でできた島で、島の北部側では天然の鍾乳洞「洞寺」を見ることができます。さらに、東側には沖縄本島、西側には久米島、南側には慶良間諸島があり、天気がよければ各方向に島を眺めることができるのも特徴です。

島の東側にある長浜ビーチは、サンゴで作られた白い砂浜が1kmにも渡って続いています。トイレやシャワーが完備されていて、子連れでも海水浴が楽しめますよ!
このほか、製塩の全行程が見学できる「沖縄海塩研究所」や牛を見ることができる「村民牧場」など、お子さんと一緒に楽しめる施設もあります。

ただし、泊港〜粟国島の船は1日1往復なので帰りの便に間に合うよう、時間に気をつけて観光しましょう。

フェリー
大人(中学生以上)4,620円
子ども(小学生以上12歳未満)2,320円

【伊平屋村】伊平屋島(いへやじま)

伊平屋島(いへやじま)は、太陽神である天照大神(あまてらすおおかみ)が隠れたとされている岩戸伝説があることから「てるしのの島」とも呼ばれている離島です。今帰仁村にある運天港からフェリーで約1時間20分で到着します。

伊平屋島内での移動手段はコミュニティバスやタクシー、レンタカー、レンタサイクルなどですが、子連れならレンタカーを借りるのがおすすめです。

メインビーチである米崎海岸では、シュノーケリングやダイビングといったアクティビティが楽しめます。伊平屋島の素材を使ったオリジナル民具作り体験には、3歳から参加できるメニューもあるため、小さいお子さんも一緒に楽しめますね!

フェリー
大人(12歳以上)4,720円
子ども(6歳〜12歳未満)2,360円

ナガンヌ島(慶伊瀬島 – けいせじま)

無人島であるナガンヌ島も慶良間諸島に属する島です。ナガンヌ島の呼び名で親しまれていますが、正式名称は慶伊瀬島(けいせじま)といいます。珊瑚礁に囲まれた小さな無人島で周囲約3kmしかありません。

那覇から専用の船でたったの20分で到着しますが、船は1日1往復。夏季のみ2往復になります。事前予約が必須で出航15分前には受付終了、かつ出航時間に遅れると乗船不可となるので、お子さん連れのママ・パパは早めの予約・乗船を心がけましょう。
なお、ナガンヌ島行きの船の予約はこちらからできます。

遊泳できるビーチは1箇所のみですが、パラソルやシュノーケリング道具のレンタルが充実しており、マリンアクティビティも可能です。バーベキューやキャンプなども楽しめます。
トイレやシャワー、更衣室だけでなく、ロッカーや売店もあり、監視台・クラゲネットもあるので、お子さん連れでも安心して遊べますよ!

4月〜6月7月〜9月
大人(12歳以上)6,300円〜7,400円〜
子ども(4〜11歳)5,300円〜6,400円〜
幼児(0〜3歳)500円500円

なお、ナガンヌ島への船の乗船料金はプランによって異なり、上記は日帰りフリープランの料金となっています。

沖縄本島から日帰りで行ける離島 – 飛行機編 –

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沖縄本島から飛行機を使って日帰りできる離島もあります。

【久米島町】久米島(くめじま)

石垣島(いしがきじま)は八重山諸島の玄関口といわれている離島です。那覇空港から飛行機で約1時間で到着します。

石垣島の絶景を堪能するなら「川平(かびら)公園」がよいでしょう。グラスボート乗船で熱帯魚や珊瑚礁が見られます。運がよければウミガメも見れるそうなので、お子さんと一緒に探してみてはいかがでしょうか?
浅瀬の海水浴場として地元民にも親しまれている「底地海水浴場」は、小さなお子さんと海水浴を楽しみたい方におすすめです。

なお、黒島・小浜島・波照間島・竹富島・西表島・鳩間島には石垣島経由でしか行くことができません。石垣港の離島ターミナルから船に乗って各離島へ行くことになりますが、竹富島へは約15分、黒島と小浜島へは約30分、西表島へは40分〜1時間、鳩間島へは約45分、波照間島へは1時間〜2時間かかります。時間に余裕がある場合は、これらの離島にも足を伸ばしてみるのもよいかもしれませんね。

【宮古島市】宮古島(みやこじま)

宮古島(みやこじま)は「宮古ブルー」と呼ばれる美しい海が人気の離島です。真っ白な砂浜が約7kmにも渡って続く「前浜ビーチ」をはじめ、市街地に近い「パイナガマビーチ」や砂山を登って海へ出る「砂山ビーチ」など美しいビーチが点在しています。

このほか、特産品である雪塩について学べる「雪塩ミュージアム」やドイツ文化が学べる「うえのドイツ文化村」など、家族で楽しめる施設も豊富です!

さらに、伊良部大橋を渡ると伊良部島へ、池間大橋を渡ると池間島へ、来間大橋を渡ると来間島へも行けます。観光地が多いため日帰りで行くのは少しもったいない気もしますが、日帰りでも十分に楽しめますよ。

なお、那覇空港から宮古島までは飛行機で約50分です。

【宮古島市】伊良部島(いらぶじま)

伊良部島(いらぶじま)は宮古島市に属する離島で、宮古島市からは伊良部大橋を渡って行けるだけでなく、那覇空港から下地島空港へ直行便が出ています。那覇空港から下地島までは飛行機で約50分と、宮古島までの時間と変わりません。

2015年に開通した伊良部大橋は全長3,540mの日本最長の橋で、宮古ブルーの美しい海が見渡せるドライブスポットとしても知られています。天気がよい日にはウミガメが泳いでいるところも見ることができますよ。

【与那国町】与那国島(よなぐにじま)

与那国島(よなぐにじま)は豊かな自然に囲まれたのどかな島です。映画やドラマとして有名な「Dr.コトー診療所」の舞台としても知られており、島内には撮影に使われた診療所のオープンセットが観光名所として残っています。
このほか、ちまんま広場では在来馬であるヨナグニウマの「乗馬体験」ができ、織り物工房では与那国島の草花を使って染色する「染め物体験」などが経験でき、お子さん連れでも楽しめます。

与那国島へは那覇空港から直行便の飛行機で約1時間15分、石垣島からフェリーで約4時間かかります。日帰りなら飛行機がおすすめです。
ただし、飛行機の便によっては石垣島経由になる可能性があるため、与那国島への日帰り旅行を計画する際は必ずご確認ください。

【南大東村・北大東村】南大東島(みなみだいとうじま)・北大東島(きただいとうじま)

南大東島(みなみだいとうじま)と北大東島(きただいとうじま)は、海底から隆起した火山の頂上に珊瑚礁が堆積して形成された小さな島です。そのため、沖縄特有の白い砂浜やビーチなどはなく海沿いは断崖絶壁になっています。もともとはひとつの島だったそうですが、約4,000万年前に分裂して2つに分かれたといわれており、年間約4cm〜7cmずつ北西へ移動しているそうです。

南大東島は周囲約20kmの小さな島で、さとうきび畑が広がっています。ビーチがない島なので「子どもと楽しめるの?」という疑問が残るかもしれませんが、鍾乳石が神秘的な「星の洞」や岩礁を掘って作った「海水プール」など、親子で楽しめるスポットはきちんとありますよ!

北大東島は南大東島よりも小さく周囲約14kmの島です。琉球の時代から「はるか東」という意味で「うふあがり」と呼ばれていました。
火薬の原料となる燐鉱石(りんこうせき)の採掘で栄えていたことがあり、その跡地は歴史を感じる観光名所となっています。お子さんと歴史を学ぶよい機会になるかもしれません。

2024年6月現在、それぞれの島を経由して那覇空港へ離着陸するルートになっています。南大東島から北大東島、または北大東島から南大東島へ経由する際の空港内での待機時間はごくわずかなので、両方の島を同日に観光するのは難しいでしょう。
ただし、2024年7月末の運行を最後に、日本一短いフライトルートといわれている南大東島と北南大東島間の経由は終了することになっています。2024年7月以降はそれぞれの島を経由せずに那覇から南大東島、または北大東島へ直行することができ、それぞれ約1時間程度で到着します。

家族で日帰りができる離島へ遊びに行ってみよう!

沖縄にはたくさんの離島があり、日帰りで遊びに行けるところもたくさんあります。今回ご紹介したように車で行ける離島のほか、船や飛行機に乗って行ける離島もあるため、休日に家族で出かけてみるのもよいかもしれません。
ぜひ今回の記事を参考にして、離島への日帰り旅行を計画してみましょう。

 


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さえこ

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