秋はスポーツの季節ということもあり、お子さんの運動会を控えているという家庭も多いのではないでしょうか?
最近の運動会は、お弁当がなく午前中で終了する傾向にあり、ママ・パパが子どものころとは違ってきています。
そこで今回は、運動会を控えているママ・パパにチェックしていただきたい、最近の運動会の傾向や準備しておきたいもの、観覧マナーなどをご紹介します。
準備万端で運動会に挑めるよう、ぜひチェックしてください。
もくじ
準備の前に要チェック!最近の運動会の傾向
ママ・パパが子どものころの運動会は、全学年で1日がかりで行うことがほとんどでした。
運動会当日は全学年が運動場に集まり、出番の学年が運動場で競技をしている間、出番でない学年は運動場に設置されたテントで過ごしていたことを覚えている方は多いでしょう。
その一方で、近年の運動会は午前中で終了することが多くなっています(2025年9月時点)。
出番の学年が運動場で競技をしている間、ほかの学年は教室で待機し、ほかの学年の競技を見ることはできません。さらに、競技数はかなり減っていて、保護者参加の綱引きなどを実施している学校はほとんど見かけなくなりました。
午前中で終わる理由としては、コロナ禍の感染症対策や熱中症対策が挙げられます。
コロナ禍で密になるのを避けるために、保護者の入れ替えをしつつ短時間で競技を行っていましたが、コロナが落ち着いた今でも熱中症対策のために短時間化を続けているところが増えています。
実際に、わたしの娘が通っていた小学校でもコロナ禍以降の運動会は午前中で終了していました。
運動場に出てくるのは競技を行う学年のみで、保護者も基本的に競技ごとに入れ替えでした。
午前中で終わるためお弁当を準備する必要はなくなったのですが、家族で和気あいあいとお弁当を食べる時間が好きだったわたしにとってはちょっと寂しくも感じました。
運動会前に何を準備したらよい?

最近の運動会は午前中で終わることが多いため、お弁当や待機中に座るシートなどを持って行く必要がなく、準備するものも少なくなりました。とはいえ、昔と比較すると日差しは強くなり暑さも深刻になっているため、紫外線対策や熱中症対策のアイテムは必須です。これらの対策グッズとあわせて、運動会観覧を快適に過ごせるよう準備を行っておきましょう。
子どものために準備しておくもの
まずは子どものために準備しておきたいものをご紹介します。
大容量の水筒
秋とはいえ、まだまだ暑いなかで行われる運動会ではたくさんの汗をかきます。しっかりと水分補給ができるよう、大容量の水筒を持たせてあげましょう。
運動会当日だけでなく、運動会練習が始まったらいつもより多めに入る水筒を持たせてあげるとよいかもしれません。
履き慣れた運動靴
運動会へ向けて運動靴を新調する家庭もあるでしょう。しかし、いつもとは違う新しい靴で運動会に臨むと、履き心地の違いから転んで怪我をするリスクが高くなります。
運動会には履き慣れた靴で臨めるように、靴の買い替えが必要な場合は運動会練習が始まる前に行うのがおすすめです。
サイズの合った体育着
体育着のサイズは合っていますか?
サイズアウトした体育着のままだと動きづらく、のびのびと競技に臨めない可能性があります。運動会前に改めてサイズをチェックして、お子さんの体格に合った体育着を用意してあげましょう。
ママ・パパが準備しておきたいもの
次にママ・パパが準備しておきたいものをご紹介します。
動きやすい洋服や運動靴
近年の運動会では、保護者参加の競技は少なくなっています。しかし、子どもが見えやすい位置へと急いで移動したり、立ち上がって子どもを応援したりすることに変わりはないため、動きやすい服装を心がけることが大切です。
Tシャツに動きやすいパンツ、スニーカー、日焼け防止のパーカーなどを着用しましょう。
また、日差しを遮るためにサングラスや帽子を持参するのもおすすめです。日傘は周囲の迷惑になる可能性があるため、観覧席ではできるだけ使用しないようにしてください。
水筒
ママ・パパの水分補給も必須のため、必ず水筒またはペットボトル飲料を持参しましょう。
子どもが2人以上いて長時間滞在する場合には、クーラーボックスなどに冷えた飲み物を数本準備しておくとよいかもしれません。
ビデオカメラや三脚
運動会をビデオカメラで撮影する場合は、予備のバッテリーや三脚も準備しておきましょう。
ただし、なかには三脚の使用を禁止している学校もあるため、あらかじめ学校へ確認しておくことが大切です。
スマホで撮影する場合は事前にしっかりと充電しておきましょう。
なお、撮影した写真や動画をSNSへ投稿する行為は、ほかのお子さんのプライバシー侵害となる可能性があるため控えるようにしてください。
プログラムや運動会の案内
近年の運動会は、競技ごとに保護者の入れ替えを行うことが多くなっています。早めに到着しても観覧エリアに入れないこともあるため、お子さんの競技は何時ごろに始まるのか、あらかじめプログラムで確認しておきましょう。
お子さんに直接「どの場所で踊るのか」「どこからどこに向けて走るのか」などを確認しておくと、競技が始まって慌てて移動する心配がなくなるかもしれません。
また、プログラムとあわせて学校から配布される「運動会の案内」のお手紙もしっかり目を通しておきましょう。運動会の案内には、お願いごとや禁止事項、参加できる人数などが記載されていることが多いため、当日になって慌てないためにも必ず前もって確認しておいてくださいね。
運動会準備とあわせて確認しておきたい観覧マナー

運動会準備とあわせて、観覧マナーもチェックしておきましょう。
観覧席は競技している学年の保護者が優先
誰もがわが子の競技をしっかり見たいものです。よい席を確保したいという思いがあっても、観覧席は決して占領してはいけません。
とくに競技ごとに保護者の入れ替えを行っている場合は、マナーを守ってご自身のお子さんが出る競技のときのみ観覧席に立ち入るようにしてください。基本的に観覧席は競技をする学年の保護者が優先です。
立ち入り禁止エリアには入らない
「よい席から見たい」「周囲の保護者に邪魔されない位置で撮影したい」という気持ちはどの保護者も同じです。しかし、だからといって立ち入り禁止エリアに入ってまで応援・撮影するのはマナー違反です。
とくに競技エリアへの侵入は子どもたちの邪魔になってしまうので、絶対に行わないようにしてください。
ゴミは持ち帰る
観覧中に飲み物を飲んだり、競技待ちの間に軽食やおやつを食べたりすることもあるでしょう。
保護者が出した飲み物や食べ物のゴミは、原則として持ち帰ってください。校内のゴミ箱に捨てたり、その場に置いて帰ったりしてはいけません。
運動会は準備万端で挑んで最高の思い出にしよう
運動会は子どもたちの成長が見られる大切な学校行事です。
近年の運動会はママ・パパが子どものころとは違っていることも多いので、最近の運動会の傾向や学校からの案内をチェックして準備万端で挑みましょう。
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