嘉手納町の利便性・交通面・子育て情報をご紹介!生活する上でのポイントとは

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嘉手納町がどのような地域なのか、詳しくご存じの方は少ないのではないでしょうか?
一般的には「異国情緒漂う地域」というイメージが強いかもしれませんが、その一方で「車があれば生活しやすい地域」という一面もあります。

そこで今回は、嘉手納町の基本情報から利便性、交通面、子育て情報までご紹介します! 県内で引っ越しを検討中のうちなーんちゅはもちろん、県外からの移住を検討中の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

(※アイキャッチ画像はイメージです)

基地がある小さな地域!嘉手納町の基本情報

嘉手納町は、那覇市から約23kmのところにある沖縄県中部の地域です。読谷村(よみたんそん)・北谷町(ちゃたんちょう)・沖縄市に隣接しています。
縦に長い逆L字型になっているのが特徴で、総面積は15.12km2です。那覇市の面積(41.42km2)と比べると、その大きさは約3分の1程度と比較的小さいことがわかります。

嘉手納町の人口は13,116人です(※2023年2月末時点)。北谷町に隣接していることもあり「外国人も多いのでは?」と思っている方もいるかもしれませんが、実際には外国人住民は99人と少なめです。
とはいえ、町内に米軍嘉手納基地があることから、ほかの地域よりはインターナショナルな雰囲気が強いといえるでしょう。

嘉手納町について説明する上で避けては通れないのが、上述した米軍嘉手納基地です。
じつは、嘉手納町の総面積の約82%を基地が占めています。そのため、度々ニュースなどで騒音問題が取り上げられますが、嘉手納町の指定地域では住居の防音工事に対する助成を行っています。この点から、生活するエリアによっては騒音による影響は少ないといえるでしょう。

ちなみに、嘉手納町の特産品は「野国いも」です。野国いもそのものはもちろん、野国いもを使った加工品も多く販売されており、なんと地元のゆるキャラのモデルにまでなっています。

参照:嘉手納町の概要|嘉手納町
   嘉手納町について|嘉手納町
   住宅防音工事について|嘉手納町

買い物がしやすく遊び場も充実!嘉手納町の利便性

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基地があることから「居住地には適していないのかな?」と不安を感じている方もいるかもしれません。しかし、視野を広げると多方面の商業施設に行きやすかったり、子どもと遊べる公園があったりと、その利便性の高さに気づきます!

町内外に商業施設がある

嘉手納町に大型のショッピングセンターはありませんが、複合商業施設「ネーブルカデナ」があります。沖縄のローカルスーパー「タウンプラザかねひで」が併設されているため、食品・日用品の買い物に困りません。このほか、衣服を取り扱う「Sanki」、ホームセンター「タバタ」、100円ショップ「ダイソー」など生活に役立つ店舗も集結しているため、使い勝手も抜群です!

嘉手納町から一歩外に出たら、さらに買い物の幅が広がります。たとえば、嘉手納町から車で約10分のところには北谷町の「アメリカンビレッジ」があります。飲食店や雑貨店など、異国情緒漂う店舗が多く立ち並んでいるため、ショッピングはもちろん、ランチやディナーにも最適です。
嘉手納町から車で約20分のところには、北中城村の「イオンモール沖縄ライカム」があります。衣類やファッション雑貨、インテリアなどを購入できるほか、映画観賞も楽しめるため、家族で有意義なひとときを過ごせますよ。

魅力的な公園がある

嘉手納町には、子どもたちを笑顔にする魅力的な公園がたくさんあります。遊べるスポットがすぐ近くにある点は、ママ・パパにとって利便性につながるでしょう!

たとえば「兼久海浜公園」は、嘉手納町内でもっとも大きな公園です。子どもたちの体力向上と健康づくりを目的としたプール「ウォーターガーデン」のほか、テニスコートやソフトボール場、兼久体育館などがあり、水泳から球技まで幅広く楽しむことができます。
大きな駐車場も完備されているため、お休みの日に家族で行きやすいのもうれしいポイントです。

参照:兼久海浜公園|嘉手納町
   嘉手納町兼久海浜公園ウォーターガーデン|嘉手納町

「屋良城跡公園」は、自然豊かな公園です。在来種の樹木が今なお残っているほか、野鳥も多く生息しているため、生物や植物の観察にぴったり! 遊びながら自然と向き合うことができるため、子どもの自然環境への学びを深められるでしょう。

参照:屋良城跡公園|嘉手納町

車があったほうが移動しやすい!嘉手納町の交通面

嘉手納町の主な交通手段は、車・路線バス・タクシーです。ただし、路線バスの路線や本数は沖縄の中心地・那覇市に比べて少ないため、嘉手納町に住むのであれば車を所有したほうがよいでしょう。
車があれば、北谷町や読谷村にもアクセスしやすくなるため、より充実した日々を過ごせます。

車で移動する際は、沖縄市知花から嘉手納町嘉手納までに至る「主要地方道沖縄嘉手納線」を通るのがおすすめです! 国道329号と国道58号を結んでいるため、南部へも北部へも行きやすくなっています。
また、沖縄自動車道の「沖縄北IC」「沖縄南IC」へもアクセスしやすいため、高速道路を利用する際も便利でしょう。

参照:74_主要地方道_沖縄嘉手納線|沖縄県

学校も支援制度もある!嘉手納町の子育て情報

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嘉手納町には、幼稚園が2園(屋良幼稚園・嘉手納幼稚園)、小学校が2校(屋良小学校・嘉手納小学校)、中学校が1校(嘉手納中学校)あります。そのため、子育てする上で「遠方の学校に通わせる」といった心配はありません。

参照:学校機関|嘉手納町

また、嘉手納町はさまざまな子育て支援制度を用意しています。たとえば、子どもの健やかな育成のため医療費の一部を助成する「嘉手納町子ども医療費助成事業」、中学生以下の児童を育てる方に支給される「児童手当」などがあります。経済的な負担を軽くしながら育児に励める点は、子育て世帯にとって大きなメリットになるでしょう!

参照:嘉手納町子ども医療費助成事業|嘉手納町
   児童手当制度のご案内|嘉手納町

このほか、嘉手納町には「子育て支援センター『ひまわり』」があります。ここは、子育てに励むママ・パパにとって役立つ情報を提供したり、育児に関する相談を受けたりする施設です。
悩みや不安を解消できるだけでなく、ほかのママ・パパや子どもと交流することもできるため、支え合いながら子どもの成長を見守ることができます。

参照:嘉手納町子育て支援センター『ひまわり』|嘉手納町

嘉手納町での生活を検討してみては?

嘉手納町は、北谷町に隣接している上に米軍嘉手納基地があることから、ほかの市町村に比べてインターナショナルな雰囲気です。そのため、「子どもを外国の文化に触れさせたい」という場合は、生活拠点として適しているかもしれません!

町内外には商業施設・公園があるため、生活・育児をする上で困ることは少ないといえます。また、子育てに関する支援制度や取り組みも充実しているので、経済的・精神的な負担を軽くしやすいでしょう。

ただし、交通手段が少なめなので生活する場合は車を保有するのがおすすめです! これがより豊かな生活にする上でのポイントとなるので、押さえておきましょう。

県内での引っ越し・県外からの移住を検討中の方は、この機会にぜひ嘉手納での生活を検討してみてください!

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ゆーりんちー

食べること🍙 が大好きなあんまーるの編集長。
今は推しに夢中ですが、いつかはママとなり、愛する我が子とたのしい時間を過ごしたいなぁと思っています!

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