赤ちゃんとのお出かけに欠かせないベビーカー。種類や機能が豊富にあるため、初めて購入する際には「どれがよいのかわからない」と悩むママ・パパも多いでしょう。
ベビーカーを選ぶ際は、安全性や使い勝手、ライフスタイルを考慮することが大切です。
そこで今回は、ベビーカーの種類や選び方のポイントをご紹介します。赤ちゃんやママ・パパにぴったりの1台を見つけるために、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
まずは押さえておこう!ベビーカーの種類と特徴
ベビーカーは、赤ちゃんとの外出を快適にすると同時に、ママ・パパの負担を軽減するための重要な育児アイテムです。赤ちゃんを乗せて安全に移動できるだけでなく、バスケット部分には荷物や買い物袋などを置くことができるので1台あると便利です!
とはいえ種類が多く、どのベビーカーを選んでよいのか迷ってしまいますよね。そのため、まずはベビーカーの種類と特徴を押さえておきましょう!
A型ベビーカー
生後1か月から使えるのがA型ベビーカーです。リクライニング機能が充実しており、赤ちゃんをフラットな状態で寝かせられるため、安心して使えます。
一方で、重量があるため持ち運びにはやや不便というデメリットもあります。
B型ベビーカー
B型ベビーカーは、生後6か月以降の赤ちゃんに適した軽量型のベビーカーです。
コンパクトで持ち運びしやすいのが特徴ですが、リクライニング機能が制限される場合が多いため、赤ちゃんの月齢や体調を考慮して選ぶ必要があります。
AB型ベビーカー
AB型ベビーカーは、生後1か月から使用できる軽量のベビーカーです。正式名称はなく、A型とB型の優れた点を兼ね備えていることからそう呼ばれています。
AB型ベビーカーはそれぞれのよいところを持っている分、価格が高い傾向にあります。
バギー型ベビーカー
バギー型ベビーカーは、B型ベビーカーよりも軽量でコンパクトな点が特徴です。生後7か月から使用でき、機能は最低限しか備わっていません。そのため、メインではなくサブで使用する方もいます。
三輪ベビーカー
三輪ベビーカーは、その名のとおり車輪が3つのベビーカーです。小回りが効きやすく、操作性に優れている点が特徴です。
三輪ベビーカーにはA型とB型があり、好みに合わせて選べます。
ただし、四輪と違って赤ちゃんの顔を見ながら押せる「対面式」ではなく、ほとんどが「背面式」です。
家庭に合うベビーカー選びのポイント
ベビーカーは決して安くないため、以下のポイントを押さえて家庭に合った製品を選ぶことが大切です!
安全性
赤ちゃんを乗せるベビーカーを選ぶ際は、安全性を最優先に確認しましょう。安定したフレームや確実にロックできるブレーキ機能、しっかりしたハーネスベルトが備わっているかをチェックしてください。
また、安全基準をクリアしている製品かどうかも確認することをおすすめします。
安全基準をクリアしている製品には「SGマーク」が付いています。SGとは「Safe Goods (安全な製品)」を意味しています。ベビーカーにSGマークのシールが貼られている製品は、安全性が高いといえるでしょう。
なお、SGマークは日本製品にしかありません。海外製品を購入するのであれば、売り場のスタッフさんやメーカーに安全性を確認してくださいね。
軽さ
ベビーカーの軽さは、使い勝手を大きく左右するポイントです。
たとえば、外出が多い家庭や公共交通機関をよく利用する家庭には、軽量タイプのベビーカーがとくにおすすめです。片手で持ち運びが可能なものや折りたたみが簡単なモデルなら、階段やエレベーターのない場所でも移動がスムーズになります。
ただし、軽すぎると安定性が損なわれる可能性があるため、重さと安定性のバランスを考慮しましょう。
収納性
収納性は、ベビーカーを使わないときや車に積むときの利便性に直結します。コンパクトに折りたたみできるベビーカーは、狭い玄関や車のトランクにも収まりやすいでしょう。また、自立式の折りたたみ機能があると収納時にスペースを取りません!
収納性を重視する場合は、実際に折りたたむ際の手間や折りたたんだあとのサイズ感を店舗で確認しましょう。
対面式・背面式
対面式は赤ちゃんの様子を確認しながらベビーカーを押すことができ、安心感を得られるため新生児期に人気です。
一方、背面式は赤ちゃんが周囲の景色を楽しめ、操作性もよいのが特徴です。
対面式と背面式を切り替えられる両対面式タイプのベビーカーもありますが、価格が高い傾向にあるため予算に応じて決めるとよいでしょう。
機能
ベビーカーに求める機能は家庭の状況によって異なります。ママ・パパにとって使いやすい機能が搭載されているベビーカーを選びましょう。
以下は、ベビーカー選びで着目したい5つの機能です。
リクライニング機能
リクライニング機能は、赤ちゃんの成長や状態に合わせた姿勢をサポートする重要な機能です。
ベビーカーを選ぶ際は、リクライニング操作が片手でできるかどうかや、段階的に調整できるかどうかもチェックしましょう。
サンシェード
沖縄の強い日差しから赤ちゃんを守るためには、サンシェードは欠かせない機能です。
広範囲をカバーできる大型のサンシェードがあると、赤ちゃんの肌や目を守れるだけでなく、眠るときに快適な環境をつくることができます。
サンシェード付きのベビーカーを選ぶ際は、通気性のよい素材を使用しているか、UVカット加工が施されているかをチェックしましょう。
視界窓付きのものなら、赤ちゃんの様子を確認しやすく便利です。
シートの衛生面
ベビーカーのシートは赤ちゃんが直接触れる部分なので、清潔を保つことが大切です。取り外して洗濯できるタイプや、防水・防汚加工が施されているものを選ぶと、日々のお手入れが楽になります。また、抗菌加工が施されたモデルや通気性のよい素材を使用したモデルは、赤ちゃんが快適に過ごせるためおすすめです。
ハイシート
ハイシートのベビーカーは赤ちゃんと地面の距離が離れるため、地面から照り返される熱の影響を防ぐことができます。これにより、赤ちゃんの熱中症予防につながります。
また、走行時に舞い上がるホコリから赤ちゃんを守ることも可能です。地面に近いほどホコリや排気ガスが多いので、有害物質から赤ちゃんを守るためにハイシートのベビーカーを選ぶのがよいといえます。
このほか、ハイシートであれば赤ちゃんの乗せ降ろしが楽になるため、腰に負担がかかりづらい点も魅力です。
ビッグバスケット
大容量のバスケット付きベビーカーは、荷物が多いお出かけや買い物時に重宝します。赤ちゃんの着替えやおむつ、飲み物などを収納しつつ、買い物袋も一緒に入れられるのがメリットです。
ビッグバスケット付きのベビーカーは、荷物が出し入れしやすい位置にあるか、耐荷重が十分かどうかを確認して選びましょう。
実際に試乗してからベビーカーを選ぼう!
ベビーカー選びの最重要項目は安全性です。まずは、安全基準をクリアしている製品かどうかを確認しましょう。
このほか、ベビーカーは比較的長く使用するため、押しやすさや赤ちゃんの乗り心地なども確認して選ぶことが大切です。後悔のないベビーカー選びのために、今回ご紹介したポイントをぜひ押さえておいてくださいね。
ちなみに、ベビーカーを選ぶ際は実際に赤ちゃんを乗せて使い勝手を確かめるのがおすすめですよ。
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