豊見城市は観光・移住にもおすすめ!イベントや子育て情報をご紹介

umikaji_terrace

沖縄といえば県庁所在地である「那覇」をイメージする方が多いのではないでしょうか? その那覇のベッドタウンとして注目を集めている地域に「豊見城市」があります。

今回は豊見城市に焦点を当てて、特産物やイベント、利便性、交通面、子育てなどに関する情報をご紹介します。豊見城市についてより深く知るためにも、ぜひチェックしてみてください!

豊見城市(とみぐすくし)の基本情報・特産物・イベント

豊見城市は沖縄本島の南部に位置しており、「那覇市」「南風原町(はえばるちょう)」「八重瀬町(やえせちょう)」「糸満市」に隣接しています。面積は約19.45km2で、沖縄県全体面積の0.85%を占めているといわれています。

幹線道路沿いを中心に大規模な商業用地・工業用地が分布。昨今は豊崎地区の埋め立てによる開発も進んでいます。
また、観光地域作りの指定を受け、アウトレットモールやレクリエーション施設、ゴルフ場などの観光に関連する施設が多数立地しており、観光・リゾートの拠点として整備されています。

そんな豊見城市は1972年の本土復帰により、ほかの地域からの転入増加や急激な都市化が進行。人口が急増したことにより、2002年に村から市へと市制施行を実施し、「豊見城市」が誕生したのです。

なお、現在の人口は6万人以上です。

豊見城市(とみぐすくし)の特産物

mango

豊見城市は、農業が盛んな地域です。戦前は「サトウキビ」、戦後は「葉野菜」の栽培が行われていました。昨今はビニールハウス栽培などの都市近郊型の農業も取り入れられており、「トマト」や県内有数の生産量を誇る「マンゴー」などが栽培されています。

さらに、豊見城市の特産物には「ウージ染め」もあります。
ウージ染めとは、さとうきびを利用した染め物・織物のことです。さとうきびの葉と穂の部分を染料とし、糸や布などに染色します。葉を刈り取る季節や染料につける時間などによって色が変化するため、さまざまな色合いを楽しめるのが特徴です。

豊見城市(とみぐすくし)のイベント

豊見城市では、下記のようなイベントが開催されています。

ハーリー由来まつり

4月下旬か5月上旬に開催されているハーリー由来まつりは、「那覇ハーリー」と「豊見城ハーリー」の成功と五穀豊穣をお祈りするお祭りです。神事以外にも、空手やハーリー歌の披露が行われており、豊見城城址公園(とみぐすくじょうしこうえん)内の豊見瀬嶽(とみせうたき)前で実施されます。

とみぐすく祭り

7月下旬に開催されるとみぐすく祭りでは、伝統芸能の披露やステージイベントのほか、「豊見城ハーリー大会」や「全沖縄こどもエイサーまつり」も実施されています。
ただし、豊見城ハーリー大会に関しては潮の状況により別日に開催されることもあるため、とみぐすく祭りに参加する際は事前にホームページなどをチェックしましょう。

保栄茂の巻チ棒(びんのまちぼう)

6年に1度、旧暦の8月15日に開催される保栄茂の巻チ棒は、五穀豊穣や子孫繁栄を祈願するお祭りです。棒術などをお披露目したり隊列を組んで演舞したりするのが特徴で、前回は2017年に開催されたので、次回は2023年に開催予定です。

高安の龕ゴウ祭(がんごうさい)

12年に1度、辰年の旧暦8月9日に開催される高安の龕ゴウ祭は、無病息災や豊年を祈願するお祭りです。踊りや棒術、空手などが披露され、龕(がん)を担いで区内を練り歩きます。前回は2012年に開催されたので、次回は2024年に開催予定です。

豊見城(とみぐすく)の綱引き

旧暦の6月25日に開催される豊見城の綱引きは、子孫繁栄や豊年を祈願するイベントです。また、綱引きには地域の結束を固める役割もあります。
開催場所はひとつの地域だけではなく、さまざまなところで行われています。

豊見城市(とみぐすくし)の利便性について

ashibinaa

豊見城市は、ショッピング施設が多数点在しているため、買い物に困ることがありません。また、前述したようにアウトレットモールやゴルフ場などもあります。
このほか、水族館や子どもが楽しめる比較的大きい公園もあるため、ファミリーで楽しめる場所が豊富に揃っています。

さらに、豊見城市には総合病院があり、個人病院も充実しているため、利便性に優れているといえます。

各方面にアクセスしやすい!豊見城市(とみぐすくし)の交通情報

豊見城市は、那覇空港から車で約15分の場所に位置しています。那覇市と隣接しているため、たとえば沖縄の観光スポットである国際通りにもすぐアクセスすることが可能です。
さらに、豊見城市内には「豊見城インターチェンジ」と「名嘉地インターチェンジ」があります。名嘉地インターチェンジから南風原南インターチェンジまでの那覇空港自動車道は無料なので、費用がかからず日常的に移動しやすいのが特徴です。

南風原南インターチェンジを過ぎると沖縄自動車道と繋がっており、中部・北部にも簡単にアクセスできます。

豊見城市(とみぐすくし)は子育てしやすい?

豊見城市はショッピング施設や病院、公園などが多数点在しているため、比較的子育てがしやすい地域です。さらに、豊見城市は近隣の南風原町に比べると、待機児童の数も少なめです。そのため、保育園にも入所しやすいといえるでしょう。

このほか、小学校に関しては平成に入ってから新たに3校が開校しています。昔からある小学校は建て替えも進められているので、老朽化による怪我や事故の心配もほとんどありません。安心して子育てができる地域だといえます。

参照:令和4年4月1日時点における沖縄県の待機児童数(速報値)について|沖縄県子ども生活福祉部 子育て支援課

たくさんの魅力がある豊見城市(とみぐすくし)を満喫しよう!

豊見城市は、「那覇市」「南風原町」「八重瀬町」「糸満市」に隣接しているため、さまざまな方面へのアクセスに優れています。くわえて、沖縄の玄関口である那覇空港も近く、那覇空港自動車道を通って沖縄自動車道に向かえば中部・北部にも行きやすいといえます。

さらに、豊見城市はショッピング施設や病院、公園なども充実しています。伝統行事や祭りも開催されているので、観光・移住を検討中の方はぜひ豊見城市に目を向けてみてはいかがでしょうか?

○ 関連記事
沖縄県南部には9の市町村がある!それぞれの地域の特徴をご紹介
豊見城の話題カフェ「PLUS MINUS」で絶品ホットドッグランチを楽しもう!
子連れママに大人気!豊見城の「KafuKari」でいただく絶品スパイスカレーランチ


あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。
「こんな情報があるとうれしいな」「これについてもっと詳しく知りたい」という意見があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください! 皆さまの率直な声を心よりお待ちしております。

ご意見・ご感想はこちらから

ぱるる

沖縄生まれ沖縄育ち。10歳と4歳の2児のママ。
沖縄での生活がもっと豊かになるような情報を発信していきます!

おすすめ記事