【編集部日記】那覇大綱挽まつりに行ってきた!旗頭行列から大綱挽、RBC市民フェスティバルまでレポート

【編集部日記】那覇大綱挽まつり

2024年10月12日(土)〜14日(月・祝)に、第54回 那覇大綱挽まつりが開催されました。3日間とも天気に恵まれ、大勢のうちなーんちゅ・外国人・観光客で賑わいました。

父が那覇大綱挽で旗持(はたもち)をしていることもあり、毎年このお祭りを楽しみにしているわたし。もちろん、今年も行ってきました!

ということで、今回は第54回 那覇大綱挽まつりをレポート! 中日に開催される旗頭行列・那覇大綱挽の様子から、3日間とも開催されるRBC市民フェスティバルの様子までまるっとお伝えします。わたしなりの視点で楽しみ方もご紹介するので、ぜひ次回足を運ぶ際にぜひ参考にしてみてください!

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なるべく前で見るべし!迫力満点の「旗頭行列」

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旗頭行列とは、14の地域がそれぞれの旗頭を持って国際通りを練り歩くイベントです。例年、中日の11:30~14:00に行われます。

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出典:Googleマップ

スタート地点は、沖縄都市モノレール ゆいレールの牧志駅下。そこから沖縄県庁向けに国際通りをまっすぐ練り歩き、県庁北口交差点がゴールとなります。

わたしは県庁北口交差点のすぐ近く、ファミリーマート 国際通り入口店あたりで見物しました。いつもこのあたりで見ているんですが、ゴール間近だからこそ最後の力を振り絞って旗頭をあげる姿を間近で楽しめます!

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ご覧のとおり、国際通りは大勢の観客で賑わいます。なかには、遮るものなく旗頭を見るため早くから場所取りをしたのか、沿道にキャンプチェアを置いて見物している方も。小さなお子さんを肩車する、旗頭に興味津々の親子の姿もありました。

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個人的に、旗頭行列の魅力は「旗頭の迫力を間近に感じること」にあると思っています。そのため、見物する際はなるべく前に行くことをおすすめします! 旗頭のあまりの大きさに見上げることにはなりますが、そのおかげで迫力が増し、旗頭の魅力を存分に感じられますよ。

ただし、もちろんマナーを守ることも重要です。ほかのお客さんの前に立ち塞がったり、前にいるのにもかかわらず立って見物したりするのはNG! 周りへの配慮も忘れずに旗頭行列を楽しんでくださいね。

28万人が集結!ギネス認定の大綱を引き合う「那覇大綱挽」

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那覇大綱挽は沖縄県内最大規模の伝統文化催事であり、ギネスに認定された大綱を東西に引き合います。例年、中日の16:00ごろから行われます。

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那覇大綱挽が始まる少し前、ちょうど旗頭行列が行われているころ、那覇大綱挽の会場となる国道58号線 久茂地交差点はまだ人がまばらなので、大綱をしっかり見ることができます。
14:00ごろからは人が増えだすので、大綱を見たい場合はそれまでに足を運んでみてくださいね!

ちなみに、2024年の大綱は全長160m。太さは直径1m40cmで総重量は32tだったそうです。

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旗頭一斉の様子

綱引き前には、式典・挨拶をはじめ、空手演舞、旗頭一斉、綱寄せ、支度(したく:琉球の歴史上の人物に扮した演舞)などが行われます。なかでも旗頭一斉は、各地域の旗頭が整列する貴重な光景を楽しめる時間。それぞれの旗の勇ましい姿をぜひ写真に収めてください!

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毎年那覇大綱挽に足を運んでいるわたしですが、いつも「どのタイミングで綱引きが始まるんだっけ……?」とわからなくなります。
今年、あらためてそのタイミングを確認してみたところ、「支度が終わりくす玉が割れたら、間もなく綱引きが始まる」ということがわかりました! これは大きな発見です!(笑)

那覇大綱挽の際、トイレに行くタイミングを計っている方も多いかと思います。
支度が始まったらそれは間もなく綱引きが始まる合図。くす玉が割れたらもう間近なので、もしそのタイミングでトイレに並んでいる場合は戻ることをおすすめします!(笑)

ちなみにわたしは今年、トイレに並んでいるときに支度が始まってしまい、「これはやばい!」とすぐに会場に戻りました。そのおかげで無事に綱引きに参加できました……!

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こちらは綱引きの様子。わたしは西側にいたんですが、ご覧のとおり大勢の人が引き手として参加していました! 周りの参加者と息を合わせて引く楽しさは、まさに那覇大綱挽ならでは。最後には仲間意識が芽生えますよ。

綱引きの制限時間は30分なんですが、今年はなんと約6分で決着がつき、東が勝利しました。通算成績は東の18勝14敗17引き分けだそうです。
わたしは父が所属している地域の関係でいつも西側にいるので、来年こそは西が勝利できるようまた頑張りたいと思います!

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もちろん、縁起ものの綱もちゃんとゲットしました!
会場にナイフをはじめとする刃物を持ち込むのはNGですが、係員の方が切り取ってくれるため、どうぞ安心してくださいね。

ちなみに今年はなんと、引き手・観客あわせて延べ28万人が詰めかけたとのこと! この数字からも、那覇大綱挽がいかにビッグで注目度の高いお祭りなのかがわかりますね。

屋台グルメや花火を満喫!家族で楽しめる「RBC市民フェスティバル」

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那覇大綱挽まつりといえば、奥武山公園で開催されるRBC市民フェスティバルも外せません! 例年3日間とも開催されており、食事やゲームの屋台、移動式遊園地などが並ぶほか、メインステージではアーティストによるライブやカラオケ大会を楽しめます。

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わたしは補助競技場にある「ENJOY Music広場」に行ったんですが、こちらにはお祭りの定番フードを扱う屋台のほか、サントリー・菊之露によるアルコールブースなどがありました。
メインステージではライブが行われており、大勢の人たちがフード・ドリンクを片手に楽しんでいましたよ!

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わたしも大好きな泡盛とかき氷を購入し、お祭りの雰囲気を楽しみました!

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花火打ち上げエリアは陸上競技場です。例年3日間とも8:30から打ち上げられます。

陸上競技場に近い場所ほど花火が真上に上がり、首が痛くなるので注意が必要です!
わたしは今年、陸上競技場のすぐそばで花火を見たんですが、首が痛くて痛くて仕方なかったです……。ただ、その分迫力のある動画・写真が撮れたのでそれはよかったなぁと。

快適さを重視するなら陸上競技場から離れる、写真・動画撮影を優先するなら陸上競技場の近くで場所取りすることをおすすめします!

ちなみに、個人的に花火を見るベストスポットはのびのび芝生広場かなと思います。58号線側、つまり陸上競技場から遠い場所(画像:ピンの位置あたり)なら陸上競技場から近すぎず遠すぎないので、首が痛くなりづらいですし、花火の迫力も存分に楽しめるはずです。

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2024年の打ち上げ花火はご覧のとおり。迫力満点でとてもきれいでした!

来年もまた那覇大綱挽まつりに行こう!

例年、10月のスポーツの日を含む3連休に開催される「那覇大綱挽まつり」。今回は、2024年度の様子をお届けしました。

旗頭行列も那覇大綱挽もRBC市民フェスティバルも、それぞれ楽しみがあり、見逃せないイベントです。老若男女問わず満喫できるので、家族や恋人、友人同士でぜひ足を運んでみてくださいね。

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ゆーりんちー

食べること🍙 が大好きなあんまーるの編集長。
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