子どもがいる家庭の家具・インテリアの選び方!買い替えなしですぐにできる安全対策もご紹介

子ども 家具 選び(インテリア)

小さな子どもがいると、家具・インテリアの選び方に悩むことがありますよね。
「子どもが生まれるから家具を買い替えたいけれど、どんな家具を選べばよいのかわからない……」と、なかなか家具選びが進まないこともあるでしょう。

そこで今回は、子どもがいる家庭にぜひチェックしていただきたい、家具・インテリアを選ぶ際のポイントやすぐにできる家具・インテリアの安全対策についてご紹介します。
子どもの安全を考慮しつつ、過ごしやすい住環境をつくるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

子どもがいる家庭の家具・インテリア選びのポイント

子どもがいる家庭が家具・インテリアを選ぶ場合、どのようなポイントを押さえればよいのでしょうか? 子どもの安全性に配慮するためにも、以下のポイントをチェックしておきましょう。

角が丸いか

子どもがいる家庭では、角が丸い家具・インテリアを選ぶのがおすすめです。
子どもがつかまり立ちをしたり歩き始めたりすると、転んで家具にぶつかることがあります。そのときに角が丸いのと角ばっているのとでは安全性が異なるからです。

とくにダイニングテーブルは、歩き始めた子どもの頭の高さほどであることがほとんどです。お子さんが角に頭をぶつけると怪我をする恐れがあるため、怪我のリスクを低減させるためにも角が丸い家具・インテリアを選びましょう。

安全性の高い材質か

家具選びでは材質を確認することも大切です。
たとえば、ガラス製テーブルなどはおしゃれな雰囲気がありますが、子どもが何かをぶつけてしまった拍子に割れて怪我をしてしまう可能性があります。どうしてもガラス製がよい場合は、強化ガラスを選ぶなどの工夫が必要です。

このほか、もし子どもが舐めてしまっても安全な材質を選ぶことも大切です。
なんでも口に入れてしまう時期になると、テーブルやソファーなどあらゆる家具を舐めてしまう可能性があります。とくにテーブルは食事のときに使うものなので、塗料や接着剤などが使われているものはできるだけ避けて、安全性の高い天然植物由来のオイルを使ったものやラミネート加工された家具などを選ぶと安心かもしれません。

掃除しやすいか

食べ物がついた手で触ったり落書きをしたり、お漏らしをしてしまったりと、子どもがいるとどうしても家具やインテリアは汚れてしまいます。
衛生面を考慮すると、掃除のしやすい家具・インテリアを選ぶことも重要です。

たとえば、ソファーの場合は、カバーがついていて洗濯ができるものや、水ぶきできる素材のものだと清潔さを保つことができるでしょう。このほか、ラグマットなら家庭で洗濯できるタイプや掃除機がかけやすいつくりになってるものがおすすめです。

怪我の恐れはないか

子どもが家具にぶつかったり、なにかの衝撃でインテリアが倒れて怪我をしてしまったりりする可能性を踏まえて、できるだけクッション性のあるものを選ぶようにしましょう。固い家具よりもクッション性の高い家具のほうが、子どもが頭をぶつけたときなどに怪我しづらい傾向にあります。
たとえば、ソファーを選ぶときは全体的にクッション性のあるものを選んだり、ダイニングの椅子を選ぶときは座面が柔らかいものを選んだりするとよいでしょう。
このほか、ラグマットは毛が長いものだとつまづいてしまう恐れがあるため、つまづき対策として毛が短いものを選ぶのがおすすめです。

家具・インテリアを買い替えずにできる安全対策

子ども 家具 選び(インテリア)

すでに家具・インテリアが揃っている場合は、それらを買い替えずに安全対策を施しましょう。

クッション材で角や縁を保護する

自宅にある家具の角や縁が気になる場合は、市販のクッション材で保護するのがおすすめです。
クッション材は100円ショップにも売っているので、気軽に安全対策ができます。

滑り止めシートを使う

ラグマットを敷く場合や動きやすい家具を設置する場合は、滑り止めシートを活用しましょう。
滑りやすいラグマットを敷いてしまうと、子どもが歩いたときにラグマットで滑って転んでしまう可能性があります。また、軽く動きやすい家具はそのものが転倒する可能性があるでしょう。
滑り止めシートを使うことで家具・インテリアが動きづらくなり、怪我を防ぐことができます。

ストッパーをつける

引き出しや扉がある家具の場合は、ストッパーをつけましょう。子どもが開け閉めできないように対策をすることで、指を挟んでしまったり引き出しから物を取り出して怪我をしてしまったりという事故を防ぐことができます。
なお、引き出しや扉用のストッパーは100円ショップでも購入可能です。

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大きな家具は固定する

大きな家具を子どもが動かしてしまうことはほとんどありません。
しかし、地震が発生した場合は大きな家具が倒れてくることもあるため、食器棚やタンスなどの大きな家具類はしっかりと固定しておくと安心です。

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ベビーゲート・ベビーサークルを設置する

食器棚やテレビボードなど子どもに触ってほしくない場所がある場合は、ベビーゲートを設置して行動範囲を制限するのもよいでしょう。
ただし、行動範囲が狭すぎると子どもがストレスを感じてしまうため、ある程度自由に動ける安全な空間を作ってあげることも大切です。

大人が付きっきりで見てあげることができない場合は、ベビーサークルを活用するのもよいでしょう。

家具・インテリア選びで安全かつ過ごしやすいお部屋に!

デザイン性と安全性に配慮した家具・インテリアを選ぶことで、部屋のなかの雰囲気がよくなるだけでなく、子どもが過ごしやすくなります。子どもが快適かつ安全に過ごせるように、今回ご紹介した家具・インテリア選びのポイントや安全対策を参考にして、ぜひ家族で住みやすい部屋づくりを試してみてくださいね。

 


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