出産前は好きなファッションアイテムを選べましたが、赤ちゃんが生まれると赤ちゃんのことを考えた洋服選びが大事です。
とはいえ、「どんなファッションがよいのかわからない……」と悩むママもいるでしょう。
そこで今回は、産後のファッションアイテムを選ぶコツや授乳期間中に避けたほうがよいファッション、ちょっとした工夫でおしゃれに見えるポイントをご紹介します。
もくじ
産後のファッションアイテムを選ぶコツ

産後のファッションアイテムは、「授乳しやすい洋服」「赤ちゃんにやさしい素材の洋服」「動きやすい洋服」「汚れてもよい洋服」を意識して選ぶのがおすすめです!
授乳しやすい洋服を選ぶ
産後のファッションアイテム選びでは、授乳のしやすさを重視することが大切です。
たとえば、前開きのシャツやボタン付きのトップスは、胸元を簡単に開けられるため便利です。また、授乳口が付いた専用の洋服も実用的で、外出時にも安心して着用できます。
赤ちゃんにやさしい素材の服を選ぶ
赤ちゃんの肌は敏感なので、抱っこ時や授乳時に触れるママの服も肌触りのよい素材を選ぶことが大切です。おすすめは、オーガニックコットンやリネンなどの天然素材! これらは通気性がよく、赤ちゃんの肌にやさしいだけでなく、ママにとっても快適ですよ。
動きやすい洋服を選ぶ
赤ちゃんのお世話をする際は頻繁に動くため、ストレッチ性の高い素材や身体にフィットしすぎないゆったりとしたデザインの服を選ぶとよいでしょう。
また、着脱しやすい服を選ぶと、授乳時のストレスが軽減されます。丈が短すぎないトップスやパンツは、しゃがんだり抱っこしたりするときに安心です!
汚れてもよい洋服を選ぶ
赤ちゃんとの生活では、ミルクの吐き戻しや食べこぼし、よだれなどで服が汚れるのが当たり前。そのため、洗濯機で手軽に洗える素材や速乾性のある服を選びましょう。また、シミや汚れが目立ちにくい柄物や濃い色の服もおすすめです。
授乳期間中に避けたほうがよいファッション
ここでは、授乳期間中に避けたほうがよいファッションをご紹介します。
ボタンなしのワンピース
ボタンなしのワンピースは、一見楽でおしゃれですが、授乳時には大きな不便を感じることが多いアイテムです。授乳の際に胸元を大きく開けることが難しいため、毎回ワンピース全体を大きく持ち上げたり脱いだりしなければなりません。
自宅であれば気にならないかもしれませんが、外出先だと授乳室とはいえ気になるママもいるでしょう。授乳室によっては鍵付きのドアではなく、カーテンのみで仕切られている場所もあるので、その点も配慮してボタンなしのワンピースは避けるのが無難です。
シミが目立つ色の洋服
赤ちゃんが母乳やミルクを吐き戻したり、母乳がこぼれて洋服についたりした場合、シミが目立ってしまうことがあります。そのため、シミが目立ちやすい白や淡い色の洋服はおすすめできません。シミが落ちにくい場合もあり、ストレスの原因となることがあります。
濃い色の洋服や柄物ならシミが目立ちにくいため、授乳期間中も安心して着ることができます。
首元が伸びる洋服
赤ちゃんは授乳時や抱っこの際に、好奇心からママの服の首元を引っ張ることがよくあります。そのため、柔らかく伸縮性のある素材や首元が大きく開いたデザインの服は、頻繁に引っ張られることで型崩れしやすく、見た目が悪くなってしまうことがあります。また、首元がよれてしまうと屈んだときに胸元が見えることもあるでしょう。
とくに、カジュアルなTシャツやニット素材のトップスは注意が必要です。首元が伸びてしまうと着心地も悪くなり、外出時のコーディネートにも影響が出ることがあります。これらの点から、首元が伸びる洋服の着用はなるべく避けることをおすすめします。
しっかりとした素材で首元が丈夫なデザインの服を選ぶと、長持ちしやすく、安心して着ることができます。
シワになりやすい洋服
赤ちゃんをお世話するなかで、抱っこしたり授乳のために洋服をまくったりすることはしばしば。シワがつきやすい素材やデザインの服だと見た目が崩れやすくなるため、これらはなるべく避けたほうがよいでしょう。
とくに、リネンやシルクなどの繊細な素材やアイロンが必要なシャツなどは、忙しい育児中には手間が増えるためおすすめできません。
ポリエステルやコットンブレンドなどのシワになりにくい素材を選ぶと、見た目の清潔感をキープしやすくなります。
さらに、洗濯後にそのまま着られる手入れの簡単なアイテムを取り入れることで、毎日の負担を軽減できます。
ちょっとした工夫でおしゃれに見えるポイント

子どもと外出するとき、動きやすさを重視するあまり「おしゃれができない……」と悩んでいるママもいるでしょう。
ここでは、ちょっとした工夫でおしゃれに見えるポイントをご紹介します!
ヘアスタイルをアレンジする
髪型は全体の印象を大きく左右するため、簡単なアレンジでもおしゃれ度がグッと上がります。
たとえば、髪をひとつにまとめたシンプルなスタイルでも、後れ毛を少し出すだけで柔らかい印象に。また、ポニーテールにしたりゆるく編み込んだりするだけでも、こなれ感を演出できます。
子どももヘアアレンジして、お揃いの髪型を楽しむのもおすすめです!
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安全に配慮しながら小物を取り入れる
育児中は、赤ちゃんがピアスやイヤリング、ネックレスなどを引っ張ってしまうことがあります。小さいものだと、赤ちゃんが口に入れて飲み込んでしまう可能性があり危険です。そのため、赤ちゃんが飲み込んでしまいそうなものは基本的に身につけないようにしましょう。
万が一、赤ちゃんが口に入れても飲み込めないサイズ感のものであれば、常に注意を払う必要はあるものの身につけてもOKです。
たとえば、カチューシャがおすすめです。シンプルなデザインから華やかなものまで種類が豊富なので、その日の気分やコーディネートに合わせて選べます。
カチューシャ以外にも、スカーフや帽子など、赤ちゃんに危険が及びづらいアイテムを工夫して取り入れることで、快適におしゃれを楽しむことができますよ!
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首・手首・足首の3首を見せる
首・手首・足首の3首をさりげなく露出することで、全体の印象がすっきりとし、洗練された雰囲気を演出できます。
たとえば、首元が開いたトップスを選ぶと顔周りが明るく見え、小顔効果も期待できます。
手首は袖を少しロールアップするだけで軽やかな印象に。足首を見せるクロップドパンツやスカートを取り入れると、スタイルがよく見える効果があります。
どれも簡単に取り入れられるので、日々のコーディネートにぜひ取り入れてみてください。
赤ちゃんの安全に気をつけながら産後もファッションを楽しもう!
産後は、赤ちゃんの安全を第一に考えたファッション選びが大切です。授乳しやすいデザインだったり赤ちゃんにやさしい素材を使っていたりする洋服を取り入れることで、快適で実用的なコーディネートになります。
おしゃれさに物足りなさを感じる場合は、ヘアアレンジをしたり赤ちゃんが引っ張る心配がないアイテムを取り入れたり、首・手首・足首を見せる工夫をしたりするのがおすすめです。少しの手間でおしゃれを楽しむことができます。
育児中も赤ちゃんの安全を考慮しながら、自分らしいファッションを楽しみましょう!
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