沖縄の衣替えはいつ?子どもの秋服のタイミングと選び方をご紹介

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暦の上では秋でも、まだまだ暑さが続く沖縄。子どもの秋服は「いつ衣替えするべき?」「何を着せたらいいの?」と気になるママ・パパもいるのではないでしょうか?
季節の変わり目で体調を崩さないためにも、タイミングよく衣替えをして快適に、そしておしゃれに過ごしたいものですよね。

そこで今回は、沖縄での衣替えのタイミングと子どもの秋服の選び方についてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

子どもの秋服、沖縄の衣替えはいつ?

本土では9月中旬〜10月初旬ごろに衣替えをするのが一般的ですが、秋も暑さが続く沖縄では本土よりも衣替えのタイミングが1か月ほど遅い傾向にあります。

沖縄では早々に衣替えをすると、実際の暑さとのギャップが生じてしまいます。とくに身体の体温調節機能が未発達の小さな子どもは、服装が気候に合っていないと体調を崩す原因にもなりかねません。日々の天候や体感温度をチェックしながら、柔軟に対応することが大切です。

沖縄の秋服への衣替えは11月前後

沖縄の9月の平均気温は28℃前後、10月でも26℃前後となっていて、まだまだ日差しが強く気温の高い日が続きます。そのため、秋服が必要になる時期は10月中旬〜11月初旬ごろが目安です。

沖縄での衣替えは日付にとらわれず、「涼しくなってきた」と実感し始めてからでも問題ありません。一気に衣替えをするというよりも、長袖や羽織りを取り入れながら徐々に秋冬の服装に切り替えることをおすすめします。

参照:那覇(沖縄県) 日平均気温の月平均値|気象庁

中学・高校の冬服も11月からが一般的

沖縄県内の中学校・高校では、11月から冬服へ切り替えるのが一般的です。衣替えの前後、約2週間は夏服・冬服どちらで登校してもよい「移行期間」を設けることが多くなっています。

学校によっては、天候に合わせて毎年切り替える時期を決めている場合や、冬服でも半袖シャツの着用を認めている場合もあるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

ちなみに、冬服から夏服への移行は5月に行われるのが一般的です。

子どもの秋服を選ぶポイント

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子どもの秋服を選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。

厚すぎない素材を選ぶ

8月の暑さのピークを過ぎると、売り場にはニットやウールなど暖かく厚手の素材の商品が並び始めますが、沖縄で着るにはまだ早いこともあります。子どもは動き回って汗をかくことも多いため、秋服には薄手の素材の洋服を選びましょう。とくに沖縄は秋も湿度が高く日差しも強いので、通気性・吸湿性の高い素材がおすすめです。

温度調節ができる重ね着にする

日中と朝夕の気温差が大きい秋には、重ね着しやすい服が重宝します。Tシャツに薄手のカーディガンを合わせたり、ワンピースにレギンスを組み合わせたりすると、時間帯に合わせて調整しやすくなります。子どもの場合は動きやすさも重要になるので、軽くて薄手の服を重ねるのもポイントです。

カラーで季節感を取り入れる

沖縄の秋は気温が高く、ニットのような秋冬らしい温かみのある服を取り入れるにはまだ早いこともあります。夏と同じ素材でも季節感を演出したいときには、色合いを意識してみましょう。
たとえば、マスタードやテラコッタ、カーキ、ブラウンなどのカラーを取り入れると、ぐっと秋らしさが出ておしゃれに見せることができますよ。

赤ちゃんはお腹を冷やさない工夫を

赤ちゃんの秋服も、薄手の肌着にロンパースを合わせたり、カーディガンやレッグウォーマーを活用したりして温度調節を工夫することが大切です。

また、上下セパレートの服はハイハイや寝返りの際にお腹や背中が出てしまい、身体が冷える原因になることもあります。よく動き回る時期の赤ちゃんには、腹巻きのついたパンツやロンパースタイプの肌着を活用して冷え対策をしてあげてくださいね。

子どもの秋服におすすめの素材・生地

秋の服選びで迷ったら、まずは素材や生地に注目しましょう。以下では、秋におすすめの素材や生地をご紹介します。

コットン(綿)

コットンは植物由来の天然素材です。肌触りがやわらかく、吸湿性・通気性に優れているため、1年を通して子ども服には欠かせない定番の素材といえます。
肌に優しい素材なので、肌着やTシャツなど直接肌に触れるアイテムにとくにおすすめです。

ダブルガーゼ

ダブルガーゼはその名のとおり、2枚のガーゼを重ねた生地です。ふんわりとした質感で肌への刺激が少ないため、ベビー服にも多く使われています。
通気性と保温性のバランスがよく軽い素材なので、重ね着をする秋にもぴったりです。長袖のシャツ、ブラウスやワンピースのほか、パジャマにもおすすめですよ。

ポリエステル

ポリエステルは耐久性と速乾性にすぐれた化学繊維です。丈夫で洗濯にも強く、スポーツウェアなどに多く使われています。軽くてあたたかいため、子どもの秋の羽織りものにおすすめです。

ただし、吸湿性はよくないため、汗をかくと蒸れやすいというデメリットもあります。コットンのTシャツにポリエステルのカーディガンを合わせるというように、ほかの素材のアイテムと組み合わせて活用しましょう。

パイル生地

パイル素材は、タオルと同じように糸がループ状に織られている生地です。軽くてやわらかく、給水・吸湿性に優れているのが特徴で、赤ちゃんのおくるみなどにも多く使われています。
秋には、裏面にパイル素材を使用した裏毛のパーカーやカーディガンを重ね着するのがおすすめです。

ちなみに、裏毛に似た生地に「裏起毛」があります。裏起毛はパイル素材の毛を起こして毛羽立たせた生地のことで、保温性に優れているため冬に重宝されています。
しかし、裏起毛は吸水性が低く汗を吸いにくいため、寒暖差があるときにはかえって冷えにつながることがあります。そのため、保育園によっては真冬でも裏起毛が禁止されていることもあります。

子どもの秋服を選ぶ際には、裏起毛ではなく裏毛の生地を選ぶようにしましょう。

沖縄で注意したい子どもの秋服のポイント

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沖縄の場合、子どもの秋服選びは以下の点にも注意しましょう。

半袖をすべてしまわない

沖縄では1年を通して日差しが強く、暑く感じられる日があります。秋でも半袖1枚で過ごす日は少なくないので、衣替えをしても半袖はすべてしまわずに、数枚残しておきましょう。

羽織り物を常備

沖縄では、秋もクーラーを使用していることが多く、部屋の中と外で温度差があります。また、日中は暑くても朝や夕方のみ肌寒さを感じることがあるため、カーディガンやパーカーなど薄手の羽織りを常に持っておくと安心です。

紫外線対策も継続

沖縄は秋も日差しがあり紫外線が強いため、引き続き対策が必要です。暑さがやわらいできても油断せず、長袖の羽織や帽子などを着用して子どもの肌を守りましょう。

急な雨や台風対策も忘れずに

秋は天気が変わりやすく、まだ台風が近づく可能性も残っている時期です。雨が続いたり、台風が近づいて風が強くなったりすると、急に肌寒く感じられることもあります。撥水加工のパーカーなどが1枚あると、レインコート代わりにもなり寒さもしのげるので便利ですよ。

まだまだ暑い沖縄でも子どもの秋服を楽しもう!

沖縄では9〜10月も暑い日が続くため、子どもの秋服の出番は11月ごろが目安です。時期にとらわれず、天気情報と体感温度をチェックしながら日々の服装を決めるとよいでしょう。

子どもの秋服は温度調節をしやすいように工夫することが大切です。素材や色を意識して、沖縄でも季節を楽しむコーディネートを楽しんでくださいね。

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みちる

沖縄に暮らす2児の母です。
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