平日は忙しくしている分、休日は思いっきり子どもと遊んで家族時間を楽しんでいるというママ・パパは多いでしょう。休日の過ごし方としては家族で公園へ出かけたり、おうち時間を楽しんだりなどさまざまだとは思いますが、「学び」をプラスしてみてみるのもおすすめですよ!
そこで今回は、学びをプラスしたおすすめの休日の過ごし方をご紹介します。どのような学びを取り入れたいかによって適した過ごし方が異なるので、ぜひお子さんの興味関心や年齢に合わせて選んでみてくださいね!
もくじ
学びにつながる休日の過ごし方①:沖縄の歴史を学んで視野を広げる
沖縄生まれ・沖縄育ちのママ・パパでも、意外と沖縄の歴史について詳しくは知らないもの。「首里城っていつごろ建てられて誰が住んでいたの?」「赤瓦屋根のお家ってなぜあんな色や形をしているの?」など、もしお子さんに聞かれたときしっかりと答えられますか?
沖縄の歴史を学ぶことは、これまでの歴史を振り返って自分のルーツを知るとともに、将来について考えるきっかけになります。沖縄には歴史を学べるスポットがたくさんあるので、休日に家族で出かけてみるとよいでしょう。
首里城
琉球王国の歴史が学べる首里城は、観光スポットとして定番の場所。現在、2019年に消失した正殿の復元工事を行っているので、その様子を見学しつつ、琉球王国の歴史について家族で学んでみましょう。連休になるとたくさんの体験イベントも開催されるので、「学び」と「遊び」の2つの楽しみ方ができますよ!
施設名 | 首里城公園 |
場所 | 〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1-2(MAP) |
営業時間 | 8:00~19:30(4月~6月、10月~11月) 8:00~20:30(7月~9月) 8:00~18:30(12月~3月) |
料金 | 【大人】400円 【中人(高校生)】300円 【小人(小中学生)】160円 ※6歳未満無料 |
駐車場 | 1回分400円 |
平和祈念公園
糸満市にある平和祈念公園には、沖縄戦について学ぶための施設である平和祈念資料館や沖縄戦で亡くなった方々を祀った国立沖縄戦没者墓苑などがあります。休日に家族みんなで戦争や平和について学ぶことで、慰霊の日前後に行われる学校での平和学習の進め方や慰霊の日の過ごし方が変わるかもしれません。
なお、たくさん学習したあとは、敷地内にある遊具や広場で遊ぶこともできますよ。
施設名 | 県立 平和祈念公園 |
場所 | 〒901-0333沖縄県糸満市字摩文仁444番地(MAP) |
営業時間 | 【平和祈念資料館】9:00〜17:00(入館受付16:30まで) |
料金 | 【大人】300円 【小人】150円 |
駐車場 | 1回分400円 |
那覇市歴史博物館
那覇市歴史博物館では沖縄の歴史について学ぶことができます。展示物はスケジュールによって異なりますが、2024年7月1日までは「王朝文化と都市の歴史」や「牡丹文様の衣裳」の特別展が開催されるそうです。
このほか、ホームページでは那覇市内の史跡や旧跡についてもチェックできるため、気になる施設があれば足を運んでみるのもよいですね。
施設名 | 那覇市歴史博物館 |
場所 | 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地1丁目1番1号 パレットくもじ4階(MAP) |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
休館日 | 毎週木曜日、年末年始、臨時休館日 |
料金 | 【一般】350円 【大学生以下】無料 |
駐車場 | あり(パレットくもじ駐車場、または周辺駐車場) |
学びにつながる休日の過ごし方②:体験・ワークショップを通して表現力を身につける
知識として学ぶだけでなく、体験やワークショップを通して実際に創作活動をすることで、子どもの理解力はグンとアップします。また、表現力も身につけることができるので、親子で体験教室やワークショップに参加してみるのもよいでしょう。制作した作品が手元に残れば、家族の思い出にもなりますよ。
首里琉染 サンゴ染め
首里琉染では、サンゴを使った染め物体験ができます。化石化したサンゴの上にTシャツや手拭いなどを乗せ、上からインクを擦り付けることでサンゴの模様を写していく体験です。色の組み合わせや模様をつける場所は自分で決めることができるため、お子さんの表現力や色彩感覚を養うことができますよ。なお、サンゴ染めは3歳から体験可能です。
サンゴ染め体験後には同じ施設内にある工房を見学できるので、沖縄伝統の染め物である紅型についても学ぶよい機会になるでしょう。
実際にあんまーる編集部がサンゴ染めを体験してきた記事もあるので、ぜひご覧ください。
沖縄の伝統工芸を親子で体験!首里琉染「サンゴ染め」で自分だけのアイテムを作ろう
施設名 | 首里琉染 |
場所 | 〒903-0825 沖縄県那覇市首里山川町1-54(MAP) |
営業時間 | 9:00〜18:00 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 【大人】3,300円 【子ども】2,750円 |
駐車場 | あり(5台分) |
琉球ガラス村
琉球ガラス村では、沖縄土産の定番である琉球ガラスを使ったさまざまな体験ができます。オリジナルグラス作りをはじめ、ジェルグラス作りやフォトフレーム作り、琉球ガラスアクセサリー作りなど、全部で15の体験から好きなメニューを選ぶことができるんです! 年齢制限によりお子さんの体験が難しいメニューもありますが、ジェルグラス作りやフォトフレーム作りなどは小さなお子さんも一緒に体験できます。
オリジナルグラス作り以外はすべて屋内での体験なので、休日に雨が降ってしまっても予定を変更せずに済みますよ。
施設名 | 琉球ガラス村 |
場所 | 〒901-0345 沖縄県糸満市福地169(MAP) |
営業時間 | 10:00〜17:30 |
定休日 | 年中無休 |
料金 | 琉球ガラス作り:3,850円〜 フレグランス作り:5,500円 ジェルグラス作り:2,200円〜 フォトフレーム作り:2530円〜 絵付け:2,750円〜 琉球ガラスアクセサリー作り:2,750円〜 天然石ピアス&イヤリング作り:3,850円〜 天然石ブレスレット作り:3,300円〜 数珠ブレスレット作り:4,400円〜 革刻印:2,860円〜 グラス彫り込み:3,300円〜 テーブルフラワー:825円〜 フラワーリース:1,650円〜 金継ぎネックレス:5,280円〜 金継ぎピアス:6,600円〜 |
駐車場 | あり |
ラクガキ -Art Project-
オリジナルのアートフィギュアが作れるラクガキ -Art Project-では、真っ白なフィギュアに好きなように絵の具をかけてオリジナリティ溢れる作品作りができます。絵の具をかけていくだけなので、小さなお子さんでも体験が可能です。ぜひ親子でオリジナルの作品作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
実際にあんまーる編集部が体験してきた記事もあるので、ぜひご覧ください。
那覇で体験教室を楽しもう!新感覚ワークショップ「ラクガキ -Art Project-」
施設名 | ラクガキ -Art Project- |
場所 | 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志1丁目6-10 IHAビル 201(MAP) |
体験時間 | ・12:00〜 ・14:00〜 ・16:00〜 |
定休日 | なし |
料金 | 8,500円・11,000円 ※メニューにより異なる |
駐車場 | なし |
学びにつながる休日の過ごし方③:旅行で主体性を育む
休日に家族旅行をするのはいかがでしょうか?
土日の2日間だと行けるところが限られてしまいますが、3連休のときや平日とあわせて行けば遠出もできますね!
旅行=県外というイメージもありますが、必ずしも県外でなくてはいけないということはありません。船や車で行ける沖縄県内の離島、沖縄本島でもよいでしょう。
学びを意識する場合は、ママやパパがすべてのスケジュールを決めるのではなく、子どもと一緒に旅のスケジュールを考えていくのがおすすめです。
たとえば、ママやパパが大まかな行き先やホテルのみを決めておき、「現地ではどこに行って何をしたいのか」「どうやって行くのか」「どれくらいの費用がかかるのか」など子どもにを調べてもらいます。その上で、旅先でのスケジュールや必要なものなどを考えてもらうことで、主体性や計画性を育むことができますよ。
自分で調べることができるようになる小学校高学年ごろからは、家族で大まかにやりたいことや予算を決めて、それぞれが計画したスケジュールをプレゼンし合うのもよいですね。
休日は親子で学びと体験を楽しもう!
平日は忙しく、休日にしか子どもとの時間を作れないというママ・パパもいるでしょう。だからこそ、休日はさまざまな体験や学びを通して、子どもの健やかな成長をサポートしてあげるのがおすすめです。今回ご紹介した内容を参考にして、ぜひ親子ですてきな時間を過ごしてくださいね。
あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。
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