沖縄では湿気対策が必須!その理由と今すぐできる7つの対策法をご紹介

沖縄 湿気 対策

梅雨に入ると悩まされるのが「湿気・カビ」です。とくに沖縄は、高温多湿の日本のなかでもカビが発生しやすい地域といわれているため、梅雨時期はもちろん、一年を通して湿気対策が欠かせません!

そこで今回は、沖縄の湿気事情からカビの放置による影響、すぐにできる湿気対策までご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

カビが発生しやすい気候だった?!沖縄の湿気事情

日本は高温多湿の気候なので、基本的にどこにいてもカビに悩まされますが、とくに沖縄県はカビが発生しやすいといわれています。実際、梅雨の時期になるとカビを予防するために除湿剤を置いたり、エアコンの除湿を活用したりと、湿気対策を行う方も多いのではないでしょうか?
では、なぜ沖縄はカビが発生しやすいのか。その理由は、カビが発生しやすい環境と沖縄の気候がマッチしているからです。

カビが発生しやすい環境は「温度が20〜30℃、湿度が60%以上」といわれています。これに対し、沖縄の平均気温(2023年度)は23.8℃平均湿度は梅雨時期で80%以上、冬場でも70%弱です。このように、沖縄はカビにとって絶好の生息環境というわけです。
ほかの都道府県の場合、冬になると乾燥し湿度が下がりますが、沖縄は冬でも湿度が比較的高いため、梅雨時期に限らず一年を通してカビが発生しやすいといえます。

また、沖縄は降水量が比較的多く、年間で2,000ミリを超える地域もあります。さらに台風が接近・上陸することも多く、その際に雨が降ることも珍しくありません。
雨が降るとどうしても湿度が上がるため、ジメジメとした気候になり、湿気に悩まされやすくなるのです。

カビを放置しないで!知っておきたい健康被害と修繕について

沖縄 湿気 対策

「沖縄はカビが生えやすいから多少は仕方ない」と、カビをそのまま放置していませんか? カビは健康被害をもたらすほか、繁殖しすぎた場合は修繕が必要になることもあるため、放置するのは危険です。

カビによる健康被害

カビによる健康被害には、たとえばアレルギー性鼻炎が挙げられます。鼻の粘膜にカビの胞子が付着することで、鼻水や鼻詰まり、くしゃみなどを引き起こす可能性があります。また、カビの種類によっては毒素を生成することもあり、それが呼吸器や皮膚、肝臓などに影響を及ぼすこともあるようです。
自分自身含め、大切な家族の健康を守るためにも、カビができないよう対策すると同時に、カビに気づいたらなるべく早く取り除くようにしましょう。

カビが原因で修繕が必要になることも

発生して間もないカビであれば自分で取り除くことも可能ですが、放置し繁殖してしまうと業者にカビ取りを依頼しなければならなくなります。もっとひどい場合はリフォームが必要になることもあり、いずれにせよ費用がかかってしまいます。
余計な費用を出さないためにも、カビができないよう対策しながら、カビに気づいたら早めに取り除くようにしましょう。

沖縄の湿気に負けない!今すぐできる7つの対策法

沖縄 湿気 対策

カビの発生を防ぐには、そのもとになる湿気を下げる必要があります。そこで以下では、今すぐできる湿気対策を7つご紹介します。

1.湿度を管理する

湿度が60%以上になるとカビが発生しやすくなるといわれているため、室内の湿度はなるべく60%以下にするよう心がけましょう。一般的に、過ごしやすい湿度は40〜60%といわれているため、この数値を目安にするとよいかもしれません。

ちなみに、湿度を管理する際は除湿機があると便利です。沖縄はとくに多湿の環境なので活躍する場面が多いですし、1台あるとスムーズに適切な湿度を保てるでしょう。

2.こまめに換気する

室内の湿度を下げるためには、換気することも重要です。窓を開けて湿気を外に逃すことで、湿度が下がります。そのため、ジメジメしていると感じたらこまめに換気するよう心がけましょう。

ただし、沖縄の場合は外から入ってくる風も湿っているというケースも少なくありません。もし湿度が高い場合は、少し換気をしたら窓を閉め、エアコンや除湿機で湿度を下げるようにしましょう。

3.風通しを考慮して家具や家電を配置する

空気が滞留すると湿気が発生しやすくなるため、家具や家電は風通しを考慮して配置することが大切です。とくに、家具・家電と壁の間はカビができやすいので、動かせるようなら壁から数cm離すとよいでしょう。これから家具や家電を設置する際も、少し離して設置してくださいね。

4.新聞紙や凍らせたペットボトルを置く

吸湿性に優れた新聞紙は、除湿に効果的です。また、凍らせたペットボトルは空気中の水蒸気を水に変える効果があります。そのため、湿気が気になる場所には新聞紙または凍らせたペットボトルを置くとよいでしょう。置くだけで湿気の低下が期待できますよ!

ちなみに、新聞紙は一度丸めてから広げると吸湿性がよくなり、凍らせたペットボトルは水滴がついたら拭き取ることで再び湿気を吸収できます。

5.部屋干しを控える

とくに梅雨時期は部屋干しが増えますが、なるべく避けるのがおすすめです。部屋干しをすると室内の湿度が高くなるため、カビがより発生しやすくなります。
そのため、洗濯物を外に干せないときは洗濯乾燥機または浴室乾燥を活用するようにしましょう。もしそれが難しい場合は、室内でもとくに風が通る場所に洗濯物を干し、近くで除湿機を起動させるのがおすすめです。

6.除湿剤を置く

クローゼットや押入れ、収納ケースなどの中は密閉状態になっているため湿気が溜まりやすく、カビができやすいのが特徴です。とはいえ、こまめに中身を取り出して換気するのは手間がかかります。
そこで、簡単な対策法として挙げられるのが除湿剤を置くことです。湿気は下に溜まりやすいため、下のほうに置くことで効率よく吸湿することができます。

ちなみに、吸湿剤には交換するタイミングの目安が記載されていますが、沖縄の場合はそれよりも早く交換するのがおすすめです。多湿の環境だからこそ、目安よりも早く湿気が溜まる傾向があるため、こまめに確認し必要に応じて交換するようにしましょう。

7.カーペットを敷いている場合はこまめに干す

繰り返しになりますが、湿気は下に溜まる傾向があるため、カーペットなどを敷いている場合はそこに滞留することも珍しくありません。もしカーペットを敷いている場合は、こまめに干すよう心がけましょう。そうすることで、室内に湿気が溜まるのを防ぎやすくなります。

湿気対策をしてカビの発生を防ごう!

カビが発生しやすい沖縄では、湿気対策が必須です。とくに梅雨時期はいつも以上に湿気が高くなるため、カビの発生を防ぐためにも湿気対策が必要不可欠です。

もし湿気によるカビを放置すると、健康被害につながる恐れがあります。自分自身含め、大切な家族の健康を守るためにも、今回ご紹介したような対策をすると同時に、カビに気づいたらなるべく早く取り除くようにしましょう。

 


あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。

「こんな情報があるとうれしいな」「これについてもっと詳しく知りたい」という意見があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください! 皆さまの率直な声を心よりお待ちしております。

ご意見・ご感想はこちらから

ゆーりんちー

食べること🍙 が大好きなあんまーるの編集長。
今は推しに夢中ですが、いつかはママとなり、愛する我が子とたのしい時間を過ごしたいなぁと思っています!

わたしなりの目線でママ・パパにとって役立つ情報をお届けします。
よろしくお願いいたします☺️❣️

おすすめ記事