那覇市はどういう地域?基本情報から利便性・交通面・子育て情報までご紹介

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沖縄県の県庁所在地である「那覇市」。ほかの地域に比べて都会的な一面がありますが、その利便性や交通面は実際どうなのでしょうか? また、子育てに適した地域なのでしょうか?

今回は、那覇市の基本情報や利便性、交通面、子育て情報についてご紹介します。県内での引っ越し時はもちろん、県外から移住する際にも役立つ情報をまとめているので、ぜひご覧ください!

沖縄県の中心都市!那覇市の基本情報

那覇市は、沖縄本島の南部に位置する地域です。鹿児島県と台湾の中間付近にあり、1,500kmの円周域には東京都のほか、香港やソウル、北京、マニラなどの主要都市が点在しています。

市域面積は41.42km2とそこまで大きくないですが、那覇空港や那覇港など国内外流通の拠点がある上に、国際通りや牧志公設市場、首里城公園などの人気観光スポットが集結していることから、政治・経済・文化の中心都市として確立しています。なお、人口は約32万人です。

そんな那覇市は、簡単にいうと「冬は暖かく夏は涼しい土地」です。平均気温は22℃、平均湿度は77%となっており、年間の平均気温差が少ないので過ごしやすくなっています。
しかし、春から夏にかけては雨が降ることが多く、夏から秋にかけては毎年いくつかの台風が来襲します。そのため、那覇市に住む場合は雨・台風対策を行うことが欠かせません!

参照:市のプロフィール|那覇市
   那覇市のあゆみ|那覇市
   位置・面積|那覇市
   気候|那覇市

商業施設・郵便局が多く点在!那覇市の利便性

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那覇市は利便性に優れた地域です。以下で、商業施設と郵便局を例に解説します。

商業施設

那覇市には、大型から小型まで、さまざまな規模の商業施設が点在しています。そのため、日々の買い物に困ることがなく、生活しやすいといえます。

たとえば、那覇市おもろまちにある「那覇メインプレイス」は、食品や衣類、生活用品、家具・家電、本・CDなど、品揃えが豊富な大型ショッピングセンターです。日々のお買い物にぴったりなのはもちろん、映画館を併設しているためエンターテイメントを楽しむこともできます。

参照:那覇メインプレイス|サンエー

このほか、那覇市久茂地には複合商業施設「デパートリウボウ」があります。沖縄県内唯一のデパートであり、10階建ての建物には独自の魅力を持つ店舗が所狭しと並んでいます。

たとえば、地下1階にはおいしいグルメが盛りだくさん! とんかつに牛タン、韓国料理、たい焼きなどバリエーションが豊富なので、その日の好みにあわせてデパ地下グルメを堪能できます。

1階では、CHANELやshu uemura、DECORTÉ、Christian Diorなど、ハイブランドのコスメを購入できます。ワンフロアに各ブランドが並んでいるため、比較・検討がしやすいのが特徴です。家事・育児に励む自分へのご褒美に、お気に入りの一品を選んでみてはいかがでしょうか?

参照:デパートリウボウ

郵便局

那覇市は沖縄県でもっとも郵便局が多い地域です。その数は30で、うるま市の17、浦添市の12と比較するとかなり多いことがわかります。

参照:住所フリーワード: 沖縄県那覇市|日本郵政グループ
   住所フリーワード: 沖縄県うるま市|日本郵政グループ
   住所フリーワード: 沖縄県浦添市|日本郵政グループ

子どもの成長は早く、「つい最近買った洋服がもう着られなくなった……」なんてことは珍しくありません。また、お気に入りだったはずのおもちゃに飽きてしまい、遊ばなくなることもあるでしょう。
そんなとき、ママ・パパの役に立つのが今流行りのフリマアプリ! 郵便局が多く点在する那覇市なら、フリマアプリに出品したアイテムを購入者に手間なく送り届けることができます。

ゆいレールもバスもある!那覇市の交通面

那覇市、ひいては沖縄県には電車が通っていませんが、その代わり沖縄都市モノレール「ゆいレール」とバスが公共交通機関として確立しています。

ゆいレールは、那覇空港駅からてだこ浦西駅までの約17kmをつなぐモノレールです。全19駅のうち16駅(那覇空港駅から石嶺駅まで)は那覇市にあるため、那覇市内の移動手段として大いに役立ちます。駅によって異なりますが、始発は5〜6時ごろ、終電は23時ごろになっており、長い時間運行しているので使い勝手も抜群です!

参照:路線図|ゆいレール

那覇市には、さまざまな路線のバスが乗り入れる「那覇バスターミナル」もあります。2018年に改装されて以降、新たな玄関口としてうちなーんちゅはもちろん、観光客にも利用されています。
北部へ行きたいときも、南部へ行きたいときも、あるいは商業施設など特定の目的地があるときも、那覇バスターミナルに行けば適切なバスに乗れるため、どこへでもアクセスしやすいでしょう。

支援制度が充実している!那覇市の子育て情報

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那覇市は子育てがしやすい地域でもあり、その理由には「支援制度の充実」が挙げられます。

たとえば、2022年9月時点において、那覇市は2020年度から2024年度までの5か年間を計画期間とする「第2期 那覇市子ども・子育て支援事業計画」を策定しています。
これは、子ども・子育て支援法第61条に基づき、幼児期の教育・保育および地域子ども・子育て支援事業の提供体制の確保、その他子ども・子育て支援のための施策を総合的に推進することを目的とした計画のことです。もっと簡単にいうと、認定こども園の普及を図ったり子育て支援を充実させたりして、「量」と「質」の両面から子育てをサポートする取り組みのことを指します。

この点から、子ども・子育て支援事業計画を策定している那覇市は、ママ・パパにとって安心して子育てができる地域といえるでしょう。

参照:第2期那覇市子ども・子育て支援事業計画|那覇市

また、「子育て支援を受けられる施設が多く点在している」という点も、那覇市が子育てがしやすい地域である理由のひとつです。

たとえば、病児・病後児保育を行っている施設には「安謝小児クリニック こどもデイケアセンター」や「こくらクリニック 小児健康支援センター」などがあります。
このほか「那覇市ファミリーサポートセンター」は、“子育てをサポートしたい方”と“子育てをサポートしてほしい方”が会員となり、相互援助活動を行う会員組織です。たとえば、どうしても早上がりできず子どもの送迎ができない場合に利用すれば、代わりに送迎してもらうことができます。

さらに、那覇市では子育て中の親子同士が気軽にコミュニケーションを取れる「つどいの広場事業」も展開しています。実施場所は全10箇所なので、自宅近くの場所を選べば気軽に参加できます。

参照:子育て支援|那覇市

このように、子育てに関する支援制度が充実している那覇市なら、安心して育児に励めるでしょう!

那覇市は安心して子育てできる場所

那覇市は、日々の買い物に困らないほど利便性に優れている上に、バス・モノレールが運行していることから交通面も申し分ない地域です。また、子育てに関する支援制度が充実しているため、ママ・パパに負担がかかりづらく、安心して育児に取り組めるでしょう。
県内で引っ越しを考えているうちなーんちゅ、そして県外から沖縄への移住を検討している方は、ぜひ居住地の候補に「那覇市」を入れてみてください。

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ゆーりんちー

食べること🍙 が大好きなあんまーるの編集長。
今は推しに夢中ですが、いつかはママとなり、愛する我が子とたのしい時間を過ごしたいなぁと思っています!

わたしなりの目線でママ・パパにとって役立つ情報をお届けします。
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