子どもを夏の危険から守ろう!とくに注意すべきことや予防法をご紹介

夏 子ども 危険

夏になるとプールや海水浴、花火など楽しいことが盛りだくさん! だからこそ、つい遊びに夢中になってしまう子もいるかもしれませんが、そうなるとたとえば水分補給を忘れ、熱中症になる危険性があります。また、夏は水難事故が多くなるので、ママ・パパが気をつけなくてはいけません。

つまり、夏はママ・パパが思っている以上に危険と隣り合わせ! どのような危険があるのかを事前に知っておくことで、子どもをさまざまな事故から守ることができます。

そこで今回は、注意すべき夏の危険をご紹介します。子どもの安全を守るためにも、ぜひチェックしてみてください。

子どもはとくに注意すべき夏の危険を7つご紹介

夏 子ども 危険

冬に比べて夏はレジャーに出かける機会が多い分、さまざまな危険と隣り合わせです。子どもに「気をつけてね」と伝えるだけでは不十分で、ママ・パパも一緒に注意しないといけないので、どのような危険が潜んでいるのかを押さえておきましょう。

1.熱中症

夏の危険、1つ目が「熱中症」です。

大人は暑ければ自分で水分補給をしたり日陰で休憩をしたりできますが、子どもは遊びに夢中になっていると水分補給を忘れてしまいがちです。また、子どもは発汗機能が未発達のため、大人に比べて身体に熱がこもりやすくなっています。
これらの理由により、子どもは熱中症になりやすいといわれています。

子どもの熱中症を予防するには、以下のポイントを押さえておく必要があります。

・こまめに水分補給させる
・通気性のよい衣服を着用させる
・なるべく日差しを避ける
・室内でも温度に気をつける
・冷却グッズを活用する

ママ・パパが常にこれらに気を配るようにしましょう。

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2.水の事故

夏になると増えてくるのが「水の事故」です。子どもは浅い水深でも溺れるといわれているため、プールや海に行くときはもちろん、自宅でビニールプールで遊ばせる際も注意しなければいけません。

プールや海と違ってビニールプールは溺れる心配が少ないものの、絶対に安全とは言い切れません。ビニールプールの場合、立ち上がったときに滑ってしまい、うつぶせの状態で倒れてしまうこともあります。このとき、水を飲んで溺れてしまう可能性もあるため、絶対に子どもから目を離さないようにしましょう。

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3.汗による皮膚トラブル

夏は暑さで大量の汗をかくため、子どもの「皮膚トラブル」にも要注意です。

なかでも起こりやすいのが、“あせも”です。あせもは、汗や汚れなどが汗腺に詰まることによって起こるといわれています。痒みを引き起こすこともあり、万が一子どもが掻きむしってしまうと“とびひ”と呼ばれる感染症を発症する可能性があります。
とびひになると、痒みを伴う水ぶくれができ、それが破れるとほかの箇所にも広がっていきます。また、とびひは感染するためママ・パパも気をつけなくてはいけません。

皮膚トラブルの予防法としては、こまめに汗を拭き取ったり着替えさせたりすることが大切です。帰宅したあとは、すぐにシャワーで汗を流しましょう。

なお、とびひを治すには皮膚科の受診が必要です。

参照:皮膚の病気|にじいろ子どもクリニック
   「とびひ」ってなあに?|ふじもと医院

4.やけど

夏の危険には「やけど」もあげられます。
ビーチの砂浜や公園のすべり台・鉄棒などは、直射日光で温められて温度が高くなることがあります。素肌で触ってしまうとやけどをしてしまうため、ママ・パパが先に触って熱くないかを確認することが大切です。また、公園で遊ぶ際は比較的涼しい時間帯を選びましょう。

このほか、夏の風物詩である花火にも注意が必要です。子どもに花火を持たせると、自分に向けてやけどをする可能性があります。ほかの子どもの不注意でやけどをする場合もあるため、子どもだけで花火をさせないようにすることが大切です。

5.感染症

夏は「感染症」にも気をつけなくてはいけません。
代表的な感染症には、ヘルパンギーナや手足口病、咽頭結膜熱(プール熱)があげられます。これらの感染症の原因はエンテロウイルスやアデノウイルスなどのウイルスで、夏になると活性化するといわれています。

夏は暑くてマスクをなかなか付けられないため、人が多いところで遊ばせると感染のリスクが高まります。できれば人混みを避けて遊ばせるのが理想ですが、難しい場合は手洗い・うがいを徹底して予防しましょう。

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6.低体温症

夏の危険としてあまり知られていませんが、「低体温症」にも要注意です。というのも、外で汗をいっぱいかいたあとに冷房が効いている部屋に入ると、深部体温が35℃以下になり低体温症になる可能性があります。

低体温症の予防法としては、「子どもが汗をかいている場合はしっかり汗を拭き取る」「冷房や扇風機の風を直接当てない」などがあげられます。冷房が効いている場所に行く場合は、薄手のカーディガンを持って行くのがおすすめです。

参照:熱中症と低体温症 何に注意し、どう対処する?|杏林大学

7.誤飲

夏はとくに喉が渇くため、「誤飲」にも注意しなければなりません。

自分で冷蔵庫を開けて飲み物を取れる年齢の子どもの場合、お酒をジュースと間違えて飲んでしまうことがあります。子どもにとってお酒は毒です。万が一子どもがお酒を飲んでしまうと、急性アルコール中毒やアルコール依存症になってしまう可能性があります。
このような事態を防ぐためには、お酒を子どもの目に触れないところに置いておくことが大切です。

なお、ノンアルコール飲料も同様です。アルコールが1%未満なら「ノンアルコール」と表示されるので、アルコールが一切入っていないわけではありません。

参照:子どもがお酒を飲んではいけない理由|千葉県医師会

夏の危険を知って事故や病気から子どもを守ろう!

夏は熱中症だけでなく、水の事故や汗による皮膚トラブル、やけど、感染症、低体温症、誤飲にも気をつけなくてはいけません。感染症を防ぐことはなかなか難しいですが、事故に関してはママ・パパが気をつけることで防ぐことができます。
夏の危険を知って、子どもの安全を守りましょう。

 


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ぱるる

沖縄生まれ沖縄育ち。10歳と4歳の2児のママ。
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