沖縄の結婚式は、県外と異なる点がいくつかあります。たとえば、ゲストの服装はかりゆしウェアでOKだったり披露宴はまるで大宴会のようだったり……!
そのため、沖縄での結婚式が初めてで、かつ子どもを連れて行くとなると、「何を準備すればよいのかわからない」と不安を感じることもあるでしょう。
そこで今回は、子どもを連れて沖縄の結婚式に参加する際に前もって確認しておきたいことや、準備しておきたいもの、ご祝儀についてご紹介します。親族や友人の結婚式に参加する予定があるママ・パパは、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
沖縄での結婚式に子どもと招待されたときに確認しておきたいこと
結婚式の招待状が届いたら、まずは以下のことを確認しておきましょう!
結婚式場の設備を確認する
まずは、結婚式場に授乳室やおむつ替えの台が完備されているかどうかを確認するのがおすすめです。
たとえば母乳をあげる場合、授乳室がないとトイレの個室で与える、もしくは授乳ケープを使って車の中であげるなどの対策が必要です。
おむつを交換する場合は、立てる年齢の子どもであればトイレの個室で立ちながらおむつ交換できますが、立てない年齢の子どもだと車の中でおむつ替えをしないといけなくなってしまいます。
結婚式当日、授乳やおむつ交換が必要になったときに「どうしよう……」と慌ててしまわないよう、結婚式場の設備を前もって確認しておきましょう。
結婚式場にベビーカーの持ち込み可否を確認する
結婚式場によっては、ベビーカーの持ち込みを禁止していることがあります。これは、ゲストやスタッフがベビーカーに引っかかってしまうと危険という理由からです。
どうしてもベビーカーを持ち込みたい場合は、結婚式場に確認をして許可を得ておくようにしましょう。
結婚式に子どもと参加するなら準備しておきたいもの
結婚式に子どもと参加するなら、以下のものを準備しておきましょう!
結婚式用の洋服
結婚式はフォーマルな場なので、子どもとはいえ普段着は避けることが大切です。たとえば、赤ちゃんならタキシード風のロンパースやベビードレスがよいでしょう。
ロンパースを卒業した子どもであれば、かりゆしウェアを選んでみてはいかがでしょうか? 沖縄ではかりゆしウェアも正装にあたるため、結婚式で着用してOKなんです!
フォーマル感のある洋服だと、着心地が悪くて嫌がる子どももいます。その点、かりゆしウェアなら普段着とさほど変わらない着心地なので、長時間の結婚式でも苦に感じることなく着てくれるかもしれません。
子ども用のエプロン
結婚式場には基本的にナプキンが用意されているため、「持って行かなくてもよいだろう」と考えるママ・パパもいるでしょう。しかし、ナプキンを膝にかけても子どもは胸元を汚してしまうことがあります。
結婚式が終わったあと、集合写真を撮影するときに子どもの洋服が汚れているのはいやですよね……? きれいな格好のまま結婚式を終えるためにも、子ども用のエプロンを準備しておくとよいでしょう! エプロンがあれば、食べこぼしたとしても洋服が汚れるのを防げますよ。
ベビーフード・おやつ
結婚式場では子ども向けの料理は用意してもらえても、離乳食に関しては各自で持ち込まないといけないことがあります。念のため結婚式場に確認し、ベビーフードを準備しておきましょう。
あわせて、おやつを用意しておくのもおすすめです。結婚式は2時間前後かかるので、その間子どもは飽きてぐずってしまうことも。そのようなとき、おやつをあげると落ち着いてもらえるはずです!
ただし、食中毒の観点から食べ物の持ち込みを禁止している結婚式場もあるので、前もって持ち込みOKか確認しておきましょう。
カトラリー
結婚式場では基本的に子ども用のカトラリーを用意してもらえますが、「使い慣れたものじゃないといや!」とぐずる子どももいます。
子どもが自分で食べないとママ・パパがあげないといけなくなりますし、そうなるとママ・パパはゆっくり食事を楽しむことができません。また、結婚式の演出をゆっくり見れなくなってしまうこともあるでしょう。
子どもに自分で料理を食べてもらうためにも、使い慣れたカトラリーを準備しておくのがおすすめです! そうすれば、ママ・パパも料理をゆっくり味わえますし、演出も楽しむことができます。
音が出ないおもちゃ
前述したように、結婚式は2時間前後かかるので途中で子どもが飽きてぐずってしまうことがあります。子どもが泣いてしまうと、周囲の迷惑にならないよう子どもを連れて退室しないといけないことも。これでは新郎新婦の晴れ舞台をあまり見ることができないほか、久しぶりに再会した友人・知人とゆっくり会話を楽しむこともできないでしょう。
そのような事態を防ぐため、音が出ないおもちゃを準備しておくのがおすすめです。おもちゃがあれば子どもが飽きてしまうのを避けられますし、ママ・パパも退室しなくて済みます。
子どもと一緒に結婚式に参加する場合のご祝儀
結婚式に子どもと参加する場合、「ご祝儀はいくら包めばよいのだろう」と悩むママ・パパもいるでしょう。
まず、沖縄のご祝儀の相場は1人1万円です! 沖縄県外のご祝儀の相場が1人3万円なので、「そんなに安くていいの?」と驚く方もいるかもしれません。親族や会社の上司の場合は1〜3万円が相場になりますが、友人や会社の同僚であれば1万円で問題ないのです。
そして、子どもの分は大体3〜5千円が相場です。
ただし、結婚式のご祝儀は奇数枚数にするのと、忌み数の4の枚数・金額を避けるのがマナー。たとえば子どもの分も含めて1万3千円を包む場合、一般的に「1万円札 1枚」と「千円札 3枚」になり、忌み数の4の枚数になってしまいます。もしどうしても1万3千円を包みたいのであれば、沖縄には2千円札が流通しているので、「1万円札 1枚」と「2千円札 1枚」「千円札 1枚」の合計3枚にするとよいでしょう!
このほか、ご祝儀自体は1万円にして、3〜5千円相当のギフトを贈るのもおすすめです。沖縄の結婚式では、演出のなかに新郎新婦にプレゼントを渡す「記念品贈呈タイム」が組み込まれていることがあります。そのタイミングで子どもからギフトを手渡しすると、新郎新婦に喜んでもらえるかもしれません!
子どもと一緒に結婚式に参加しよう!
結婚式に初めて子どもと参加する場合、何を準備すればよいのかわからないもの。当日、「授乳やおむつ替えどうしよう」「結婚式中に子どもがぐずってしまった」などと慌ててしまわないためにも、確認・準備しておきたいことを事前に押さえておきましょう!
あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。
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