日本一人口の多い村・読谷村ではどのような暮らしができる?生活に欠かせない情報をチェックしよう

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読谷村に対して「観光」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか?
実際に、読谷村には「残波岬」や「やちむんの里」「Gala青い海」などたくさんの観光スポットがありますが、その一方で近年は移住先としての人気も高まっているんです!

もし読谷村へ引越し・移住をした場合、どのような生活になるのでしょうか? この記事を通して読谷村の暮らしを押さえましょう。

読谷村の基本情報

沖縄本島中部の西側にある読谷村。県庁所在地である那覇市からは北に28kmの位置にあり、南は嘉手納町、東は沖縄市、北は恩納村に隣接しています。総面積は35.28km2です。

そんな読谷村は、平成26年1月に「日本一人口の多い村」となりました! その後も人口は少しずつ増え続けていて、令和5年2月末現在の人口は42,069人となっています。

参照:読谷村

読谷村を代表する観光スポット「残波岬」は日本有数の景勝地となっていて、なかでも北側のエリアは海岸国立公園に指定されるほど雄大な景色が広がっています。
残波岬を含む海岸線総延長は14kmにも及び、そのほとんどが埋め立てや護岸ではなく自然のままの海岸となっているのも魅力です。美しい砂浜からはきれいな夕陽を眺められるだけでなく、よく晴れた日には慶良間諸島まで見ることができますよ。

読谷村の村魚は、美ら海水族館でも人気の世界最大級の魚類「ジンベエザメ」です。大型定置網で毎年数匹が捕獲されていて、都屋漁港沖の大型生簀で飼育されているんだそう!
特産品はお土産としてもお馴染みの「紅いも」。紅いもタルトをはじめ、チップスやケーキなどさまざまな商品に加工されていて、県内外から高い人気を誇っています。

このほか、読谷村は「やちむんの里」としても有名です。定期的に開催されているやちむん市は多くの人で賑わっていますよ。

読谷村の利便性

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「田舎だから不便では?」と思われがちな読谷村ですが、スーパーや商店、薬局などの生活に必要なお店は一通り揃っているため日常生活には困りません!

買い物スポットとしては、2017年4月に都屋漁港にできた「読谷村都屋漁港水産物展示販売等施設」がおすすめです。獲れたての魚介やできたてのお惣菜を購入できるだけでなく、平日の朝にはセリを見学できます!
また、2階にあるオーシャンビューの「海人食堂」では鮮魚料理を堪能できるので、家族でセリを見学したあとにランチを楽しむのもよいですね!

このほか、平成23年4月には「JAおきなわ 読谷ファーマーズマーケット ゆんた市場」が、令和4年には「イオンタウン座喜味店」がオープンしました。
「JAおきなわ 読谷ファーマーズマーケット ゆんた市場」は、沖縄県内で唯一農産物加工施設が併設されていて、地元の農産物を使用した手作り加工品を購入できます。地元の生産者とお客さんがゆんたくしながら交流できる憩いの場にもなっているんですよ。

そして「イオンタウン座喜味店」には、令和5年4月現在、24時間営業を実施中の「マックスバリュ座喜味店」があります! ほかのスーパーが閉まっている時間に「買い忘れた!」ということがあっても安心ですね。

参照:読谷村漁業協同組合
   読谷ファーマーズマーケット ゆんた市場|JAおきなわ
   マックスバリュ座喜味店|イオン琉球

読谷村の交通面

読谷村内を沖縄本島の主要道路である国道58号線が縦断していることもあり、周辺の市町村へアクセスできる路線バスの本数は意外と多くなっています。
もちろん、那覇市へアクセスする路線バスも運行していて、那覇空港までは約1時間でアクセスできますよ。

このほか、読谷村では独自のコミュニティバス「鳳バス」も走っています。1日フリー乗車券・回数券・定期券があるため、日常的に利用する方はお得なほうを選びましょう!
ルートや時刻表は公式サイトをご覧ください。

参考:読谷村コミュニティバス(鳳バス) ルートマップ・時刻表|読谷村

ただし、路線バスやコミュニティバスが運行しているといっても、夏の暑さなどを考慮すると自家用車を持っているに越したことはありません! 引越しや移住を予定しているなら、自家用車を持つことを検討しましょう。

読谷村の子育て情報

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読谷村は「自然豊かな環境で伸び伸びと子育てがしたい」と考えている方に人気のエリア。実際、「子育てのために移住を決めた」というパパ・ママもいるほどです。

読谷村には幼稚園が5園、小学校が5校、中学校が2校あります。「意外と多いかも?」と思っているのは私だけではないはず……!

令和4年の待機児童数は41人で、令和3年の9人と比較すると増えていますが、人口が増加しているため仕方のないことなのかもしれません。
ただし、読谷村では待機児童解消へ向けてさまざまな取り組みを行っています。たとえば、保育士にとって働きやすい環境づくりのほか、公募型の子どもの居場所づくり、放課後子ども教室推進事業の拡充などです。さらに令和5年4月現在、読谷村は子どもの居場所づくりの充実へ向けて、各小学校区に学童クラブを2箇所開設することを目標にしています。

これらの点から、待機児童数については今度の施策に期待できると考えてよいかもしれません!

自然を感じながら子育てするなら読谷村がおすすめ

読谷村は自然豊かな地域ではありますが、生活に必要な施設は揃っているため比較的暮らしやすいといえるでしょう。子どもの居場所づくりの拡充に向けてさまざまな施策を行っていることから、子育て世帯にはとくにおすすめの地域です!
沖縄県内でも「自然が豊かで生活には困らない地域」へ引越し・移住したいと考えている方は、読谷村を候補に入れてみてはいかがでしょうか?

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さえこ

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