エアコンは沖縄の暑い夏を乗り越えるのに必要な電化製品ですが、電気代の高騰もあり、できれば使用による電気代を抑えたいですよね。
そこで今回は、エアコンの電気代を節約するポイントをご紹介します。また、冷房を使わずに部屋を涼しくする方法、夏を乗り切るための工夫についてもまとめているので、ぜひチェックしてみてください!
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もくじ
エアコンの電気代を節約する5つのポイント
エアコンの電気代を節約する方法は以下のとおりです。
1.設定温度を下げすぎない
暑いとつい冷房の設定温度を低くしてしまいがちですが、そうすると電気代が高くなってしまいます。なぜなら、室内温度と設定温度の差が大きいと、設定した温度になるまで冷やし続けて電力を消費するからです。エアコンの電気代を節約するためには、室内温度とあまり差が出ないように設定温度を下げすぎないのがポイントです。
もし普段から25℃に設定している場合は、設定温度を28℃に変更することで約30%の電気代を節約できます。
ただし、電気代を抑えようと我慢をするのは禁物です! 室内でも熱中症になる可能性があるので、設定温度を28℃にして暑いと感じるのであれば、27℃・26℃と温度を下げて調整しましょう。
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2.自動運転モードを活用する
自動運転モードは、エアコンが設定された温度に達するように自動で運転を調整する機能です。冷房をつけたばかりのときは強運転でお部屋を一気に冷やし、設定温度に近づいてきたら弱運転や微風に切り替わります。エアコンが自動で効率よく運転してくれるため、無駄な電力消費を防ぐことができ、電気代の節約につながります。
3.短時間の外出ならつけっぱなしにする
「近くのスーパーにちょっと買い物へ」という場合、エアコンを消す方もいるでしょう。しかし、短時間ならつけっぱなしにしたほうが電気代の節約につながります。
エアコンは、室温が設定温度に近づくまでにもっとも電力を消費します。外出時にエアコンを消してしまうと不在の間に室内の温度が高くなるため、帰宅後にエアコンをつけると、室温が設定温度になるまでフル稼働しなければならなくなります。これにより、電気代が高くなってしまうのです。
1時間程度の外出であれば、エアコンはつけっぱなしにしておくとよいでしょう。
4.扇風機を併用する
エアコンの電気代を節約する方法として、扇風機の併用があげられます。冷房のみを使用する場合、冷たい空気が下に溜まるので「足元は冷たいけど上半身は暑い」という状態になります。
このとき扇風機を使えば、エアコンの冷気を部屋中にムラなく送ることができるため、設定温度が28℃でも涼しく感じ、電気代を節約できるでしょう!
扇風機を使用する場合は、エアコンと向き合うように設置するのがおすすめです。そうすることで、エアコンの風と扇風機の風があわさり、お部屋のなかに冷たい空気が循環します。
5.定期的にフィルターを掃除する
フィルターが汚れていると冷房効率が低下し、「冷えにくい」と感じてしまいます。これにより、冷房の温度を下げてしまうと、電気代が余計にかかってしまいます。
定期的にフィルターを掃除すればエアコンの効きが悪くなるのを防げるため、結果的に電気代の節約につながります。
エアコンを使わずにお部屋を涼しくする方法
「電気代の節約のため、できればエアコンを使わずにお部屋を涼しくしたい」と考える方もいるでしょう。ここでは、その方法を3つご紹介します。
窓を開けて換気をする
窓を閉め切っていると風通しが悪くなり、室内に熱気がこもった状態になります。エアコンを使用しない場合は、お部屋やお風呂場、トイレ、キッチンなど家中の窓をすべて開けて風通しをよくし、熱気を逃がしましょう。可能であれば、玄関のドアも開けておくとより風通しがよくなります。
窓を開ける際は、室内から外に向かって扇風機をつけるのがおすすめです。扇風機は背面から空気を取り込む仕組みになっているため、室内の熱気を吸い込んで外へ出してくれます。
外に打ち水をする
日光で地面が熱くなっている場合、窓を開けても地面からの熱気が室内に入ってくる可能性があります。そのため、冷房を使用しない場合は外に打ち水をするとよいでしょう。
打ち水をすることで地面の温度が下がり、その上を通る空気も冷やされるので、室内に心地よい風が入ってきます。
遮熱カーテンを取り付ける
お部屋に日光が当たると室内の温度が高くなるため、遮熱カーテンを取り付けるのも一案です。遮熱カーテンがあれば日光の熱をカットできるため、お部屋の温度が上がるのを防げます。
エアコンの使用を控えて暑い夏を乗り切るための工夫
エアコンの電気代を抑えたくても、子どもが暑がって常に冷房をつけっぱなしにしている家庭もあるでしょう。
冷房の使用をなるべく控えたい場合は、上述した「お部屋を涼しくする方法」とあわせて、以下でご紹介する工夫も取り入れてみましょう。
ビニールプールで水遊びをさせる
日中のエアコン使用を控えたい場合は、ビニールプールで水遊びをするのがおすすめです。水遊びなら、子どもが楽しんでくれるためその間は冷房を止めることができますし、身体を冷やすことで気温が高い日中も快適に過ごせます。
「ベランダや庭だと熱中症にならないか心配」という場合は、お風呂場を活用するとよいでしょう! 日光が当たらないので、熱中症を過度に気にせず快適に水遊びを楽しめます。
冷感グッズを使用する
冷感グッズを活用するのもおすすめです。
たとえば、枕やシーツなどを冷感素材に変えることで、体感温度を下げることができます。冷感素材の下に保冷剤を入れれば、より冷やすことができますよ。
家にいる時間を少なくする
エアコンの電気代の節約として、家にいる時間を少なくするのもひとつの手です。
たとえば、ショッピングセンターに出かけるのはいかがでしょうか? エアコンが効いているので涼しく過ごせますし、店内を見て回るだけでも楽しめます。
このほか、図書館で過ごすのもおすすめです。図書館なら涼しいうえに静かな環境で過ごせるため、子どもの宿題が捗るかも! 子どもが宿題をしている間、ママ・パパは好きな本を読んで過ごすとよいでしょう。
工夫してエアコンの電気代を節約しよう!
エアコンの電気代を節約する方法には、「設定温度を28℃にする」「自動運転モードを活用する」「短時間の外出ならつけっぱなしにする」「扇風機を併用する」「定期的にフィルターを掃除する」などがあげられます。
また、使用時間を減らすのもおすすめです。ただし、無理は禁物です! 暑いなかエアコンの使用を控えると熱中症になってしまう恐れがあるため、無理のない範囲で節電に取り組みましょう。
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