手付かずの自然が残る今帰仁村の暮らしに自家用車は必須?

今帰仁村

今も手付かずの自然が多く残る今帰仁村。
今帰仁村といえば「今帰仁城跡」や「今帰仁スイカ」をイメージする方も多いのではないでしょうか? このほかにも、今帰仁村には雄大な自然を活かした名所や特産物がたくさんあります。

この記事では、そんな今帰仁村での暮らしについてご紹介します。引っ越しや移住をお考えの方は、ぜひご参考にしてくださいね。

今帰仁村の基本情報

沖縄本島北部のやんばる地域に属する今帰仁村は、透明度の高い海と豊かな森に恵まれていて、漁業や農業が盛んな地域です。
本部半島の北側に位置しており、名護市と本部町に隣接していて、総面積は39.93km2です(本島部が36.76km2、離島部が3.17km2)。令和5年9月時点の人口は9,391人となっています。

村のシンボル的存在である今帰仁城跡は、2015年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして世界遺産に登録されました。ハートロックで有名な古宇利島があるのも今帰仁村です。

そんな今帰仁村の特産品には、先述した今帰仁スイカをはじめ、マンゴーやパイナップル、今帰仁アグー、もずく、泡盛(今帰仁酒造)、菊、ゴーヤーなどがあります。

参照:今帰仁村オープンデータ(今帰仁村指定区分人口(令和5年1月~))|沖縄県今帰仁村
   今帰仁村の概要|今帰仁村2021年村勢要覧

今帰仁村の利便性

今帰仁村

今帰仁村で買い物をするなら、野菜やお惣菜、オリジナル商品などが購入できて便利な「今帰仁の駅そ〜れ」がおすすめです!
今帰仁の駅そ〜れは、女性だけで運営する農産物の直売所&加工施設。「自分たちの経験や技術を活かしながら、地元の農産物を使った加工販売がしたい!」という想いから生まれたそうです。

地元で採れる旬の新鮮野菜や低農薬・有機栽培の野菜、お惣菜、オリジナル商品などがいつでも手頃な価格で購入できます。旬の野菜のおいしい食べ方や今帰仁村のおすすめ情報なども教えてもらえるため、今帰仁村に引っ越し・移住したら、まずはココで情報収集すれば間違いないかもしれませんね。

今帰仁の駅そ〜れに併設されたレストランでは、地元食材をふんだんに使った料理が堪能できます。
中でも「食アメニティーコンテスト」で農林水産大臣賞を受賞した「日替わりそ~れ定食」が大人気! 休日に家族で食べに行ってみるのもよいでしょう。

このほか、今帰仁村古宇利には「古宇利ふれあい広場」があります。
古宇利ふれあい広場は古宇利大橋を渡ってすぐ左側にあり、新鮮な島野菜をはじめ、果物や海鮮物、お土産品も販売しています。県内外から多くの人が訪れるそうですよ。

古宇利島には飲食店も多いため、休日に出かけてお気に入りのお店を探すのもよいかもしれません!

参照:今帰仁の駅そ〜れ
   古宇利島ふれあい広場|古宇利島ガイド

今帰仁村の交通面

今帰仁村から那覇空港までは、沖縄自動車道を利用して約1時間30分。沖縄自動車道を利用せずに国道58号線から那覇空港へ向かうと約2時間かかるため、那覇空港をよく利用する場合は少し不便に感じるかもしれません。

しかし、今帰仁村では少しでもうちなーんちゅや観光客のみなさんが過ごしやすいよう、那覇方面や古宇利島などの離島へ向かうバスを運行しています!
運天港から今帰仁城跡や今帰仁役場などを経由して那覇空港へ向かう「やんばる急行 空港線」、沖縄本島北部の瀬底島から美ら海水族館、今帰仁城跡、古宇利島までを結ぶ「やんばる急行 四島線」があり、どの路線も予約不要でいつでも好きなときに好きな区間を利用できますよ。

ただし、どの路線も海沿いの観光地を中心に走っているため、生活するなら自家用車が必要といえるでしょう。

参照:交通情報|今帰仁村観光協会
   やんばる急行バス

今帰仁村の子育て情報

今帰仁村

子育て世代がもっとも気になるのが、保育園や小学校などの教育施設ではないでしょうか?

今帰仁村には認可保育園が2つ、認定こども園が1つ、小学校が3校、中学校が1校、高等学校が1校あり、保育園から高等学校までの教育施設が揃っています。さらに、令和3年の待機児童数は0人ということもあり、預け先に困ることはほとんどなさそうです。
しかし、総面積と比較して学校の数は少ない傾向にあるため、登校距離が長くなったり送迎が必要になったりするかもしれません。

このほか、今帰仁村ではほかの市町村と同様「出産・子育て応援給付金(出産応援ギフト・子育て応援ギフト)」や「こども医療費助成事業」などの支給を行っています。

独自の政策としては「今帰仁村すこやか子育て支援金」を支給しています。
今帰仁村すこやか子育て支援金とは、次代の社会を担う子どもの健全育成と福祉の増進を目的として、出生児を養育監護している方に対して支給する支援金です。支給対象者は「対象児童の出生の日の1年以上前から今帰仁村に住民登録(外国人含む)をしていて、出生後6ヶ月以上養育または監護している方」です。ただし、村民税、固定資産税、国民健康保険税、軽自動車税、給食費、公営住宅使用料、保育料などの未納がある場合は完納後に支給となります。

支援金額は、第1子が20,000円、第2子が30,000円、第3子が70,000円、第4子以降が100,000円です。

参照:今帰仁村すこやか子育て支援金|沖縄県今帰仁村
   令和3年4月1日時点における沖縄県の待機児童数(確報値)について

手付かずの自然の中で子育てをするなら今帰仁村へ

今なお手付かずの自然が残る今帰仁村は、自然の中で伸び伸びと子育てがしたいと考えるママ・パパにぴったりの地域といえるでしょう。
ただし、生活には自家用車が必須となるため、前もって所有しておくことをおすすめします。

引っ越しを検討しているうちなーんちゅ、移住をお考えの方は、今回ご紹介した内容をぜひ参考にしてみてくださいね。

 


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さえこ

小学生の娘を持つ母😀
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