高い出生率を誇る金武町の基本情報!利便性・交通面・子育て情報も解説

taco rice

タコライス発祥の地として知られる「金武町」ですが、そのほかの特徴や住み心地についてご存じの方は少ないのではないでしょうか?

そこで今回は、金武町の基本情報から利便性、交通面、子育て情報までわかりやすくご紹介します! 県内で引っ越しを検討中のうちなーんちゅはもちろん、県外からの移住を検討中の方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1年を通して暖かい地域!金武町の基本情報

金武町は、沖縄本島のほぼ中央に位置する地域です。隣接している地域は恩納村・うるま市・宜野座村の3つで、一部は太平洋に面しています。2022年に県内最大級のロングビーチ「KINサンライズビーチ」がオープンしたこともあり、海水浴を楽しんだりマリンスポーツで遊んだり海沿いでバーベキューをしたりと、気軽に海を満喫することが可能です!

参照:KINサンライズビーチ

そんな金武町の面積は37.84km2であり、那覇市の面積(41.42km2)とそこまで差はありません。ただ、金武町の人口は11,456人であり、那覇市の人口は315,539人のため、人口は那覇市に比べて少ないといえるでしょう(※2023年3月末時点)。

参照:金武町
   人口動態表(令和5年3月末時点)|那覇市

金武町の年平均気温は22.6℃と高く、その理由には恩納岳連山の樹木が関係しています。というのも、いくつもの樹木が冬の季節風を遮ることで、温暖な気候を生み出しているのです! そのため、亜熱帯気候で知られる沖縄の地域の中でも、金武町はとくに気候が安定している傾向があります。

参照:平成29年度版 第8号 統計きん|沖縄県金武町
   金武町まとめ|金武町公式観光情報

遊んで学べる場所・施設が点在!金武町の利便性

kayak

では、金武町の居住地としての利便性はどうでしょうか?

もしかすると一般的には「異国情緒漂う観光地」というイメージが強いかもしれませんが、実際には「子どもと楽しめる場所・施設が多く子育てがしやすい」という一面もあります。

子どもと楽しめる場所・施設がある

金武町には子どもと楽しめる場所・施設が点在しており、たとえば先ほどご紹介した「KINサンライズビーチ」がそのひとつです。800mのロングビーチで海水浴を楽しめるのはもちろん、バナナボートやスーパーマーブル、ジェットツーリングなどのマリンスポーツも堪能できます。
また、KINサンライズビーチではバーベキューもできちゃいます! コンロセットや食材は用意してもらえるため(※別途費用)、手ぶらでバーベキューを楽しめますよ。

参照:KINサンライズビーチ

このほか、金武町には県内最大級の体験施設「ネイチャーみらい館」もあります。ここでは、たとえば億首川(おくくびがわ)のマングローブを巡るカヌー体験を楽しめます。
身をもって体験すると同時に手付かずの自然に触れることで、楽しみながら学びも得られるため、子どもと訪れるにはぴったりといえるでしょう!

参照:ネイチャーみらい館

このように、金武町には子どもと楽しめる場所・施設が複数あります。「今度の休日はどう過ごそう?」と悩んだとき、すぐ近くに頼れるスポットがある点は、お子さんがいるママ・パパにとって大きな安心材料になるのではないでしょうか?

日常的な買い物に困らない

金武町に大きなショッピングセンターはありませんが、日常的な買い物に便利な商業施設は点在しています。ひとつは「​​タウンプラザかねひで 金武鍾乳洞市場」、もうひとつは「マックスバリュ金武店」です。どちらも食料品や日用消耗品を取り扱っているため、生活に必要なものは手に入りやすいでしょう。

コミュニティバスが運行!金武町の交通面

金武町は、沖縄の中心地である那覇市に比べて路線バスの路線・本数が少なめです。また、沖縄都市モノレール ゆいレールも通っていません。そのため、移動手段としては車が最適であり、1世帯に1台あると便利といえます!

ただし、金武町には乗車無料のコミュニティバスが通っています。これは、車を所有していない交通弱者の生活支援を目的として町が運行しているバスです。金武町の​​各区によって運行日は決まっており、たとえば中川区は水曜日、並里区は月曜日、金武区は火曜日となっています。なお、運行時間は全区共通で9:00〜17:00です。

運行日の2日前までに住んでいる地域の区事務所に電話で連絡をすれば利用できるため、もし車を所有していなくても普段の買い物やちょっとしたお出かけには困らないでしょう。

参照:金武町コミュニティバス 各区で運行中|広報 金武

充実した支援制度が魅力!金武町の子育て情報

child brushing teeth

2013〜2017年における金武町の合計特殊出生率は2.47で、なんとこの数字は全国1位です! この背景には、金武町の「安心して子育てできる環境づくり」が大きく関係しています。

参照:2 出生|厚生労働省

金武町子育て激励金

たとえば、金武町子育て激励金がそのひとつ。これは、出生児の健やかな成長と保護者の経済的負担の軽減を目的とした給付金です。条件を満たせば子どもひとりにつき10万円が支給されるため、子育てによる出費を抑えることができます!

参照:1. 金武町子育て激励金|金武町
   「金武町子育て激励金」について|金武町

金武町虫歯予防奨励金

金武町虫歯予防奨励金は、幼少からの健康づくりと保健活動の推進を図ることを目的とした給付金です。支給条件を満たし、かつ当該健診で虫歯がゼロだった子どもに奨励金が支給されます。具体的な支給額は、3歳児健康診査時が1万円、小学校1年生学校歯科検診時が2万円です。
子どもの歯の健康を守りながら給付金も受給できる、二度うれしい支援制度といえるでしょう!

参照:2. 金武町虫歯予防奨励金|金武町
   「金武町虫歯予防奨励金」について|金武町

健康検査

金武町では、「乳児健康診査」「1才6ヶ月健康診査」「3才児健康診査」といった健診も行われています。子どもの健康状態・発育・生活習慣などを定期的に確認することで、健やかな成長を図っているのです。子育てに関する相談をすることもできるため、ママ・パパにとって心強い支援制度といえます。

参照:3. 乳児健康診査(偶数月の年6回実施)|金武町
   ​​4. 1才6ヶ月健康診査(年4回実施)|金武町
   5. 3才児健康診査(年5回実施)|金武町

金武町で子育てをする選択肢もアリかも!

1年を通して暖かく、子どもと楽しめる場所・施設が点在している金武町は、家族で暮らすのにおすすめの地域です! コミュニティバスが運行しているため、もし車を所有していなくても大きく不便を感じることはないでしょう。また、子育て支援も充実しているので、安心して子育てできる環境づくりが整っているといえます。

引っ越し・移住を検討する中で「沖縄のどこで子育てをしようか?」とお悩みのママ・パパは、この機会にぜひ金武町を候補に入れてみてください。

◯ 関連記事
沖縄県北部はどんなところ?10の市町村の特徴とあわせてご紹介


あんまーるでは、沖縄で子育てをしているママとパパの声を大切にしています。

「こんな情報があるとうれしいな」「これについてもっと詳しく知りたい」という意見があれば、どうぞお気軽にお問い合わせください! 皆さまの率直な声を心よりお待ちしております。

ご意見・ご感想はこちらから

ゆーりんちー

食べること🍙 が大好きなあんまーるの編集長。
今は推しに夢中ですが、いつかはママとなり、愛する我が子とたのしい時間を過ごしたいなぁと思っています!

わたしなりの目線でママ・パパにとって役立つ情報をお届けします。
よろしくお願いいたします☺️❣️

おすすめ記事