子どもが喜ぶスポットが多い「本部町」!基本情報から子育て支援まで一挙解説

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海や山などの自然を堪能できるほか、子どもが遊べる場所も多い本部町。「遊びに行くことはあるけど、どのような地域なのかわからない」という方もいるでしょう。

そこで今回は、本部町の基本情報をはじめ、利便性や交通情報、子育て支援についてご紹介します! 県内で引越しを考えている方、そして県外から沖縄県への移住を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

離島にも足を運びやすい!本部町の基本情報

本部町は沖縄本島の北部に位置する地域で、那覇から車で2時間ほどでアクセスできます。隣接する地域には「今帰仁村」と「名護市」があります。
そんな本部町は本部半島の先端に位置しているため、西の洋上には「伊江島」、北の洋上には「伊是名島」と「伊平屋島」を展望できます。

このほか、本部町には美しい離島といわれている「瀬底島」があります。美しい海が広がっている瀬底島では、夕方頃になると東シナ海に沈むきれいなサンセットを眺めることができます。周囲がおよそ8kmの小さな島なので、歩いて回ることも可能です。
また瀬底島にはカフェもたくさん点在しているため、途中で休憩を挟みながら子どもと一緒に散策を楽しむのもよいかもしれません!

なお、本部町と瀬底島は昭和60年に開通した“瀬底大橋”と呼ばれる全長762mの橋でつながっています。そのため、本部町から瀬底島までは車で向かうことができますよ!

参照:本部町の紹介|沖縄県 本部町
   瀬底島|一般社団法人 本部町観光協会

生活に困る心配が少ない!本部町の利便性

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本部町は県庁所在地で栄えている那覇から離れていますが、生活に困りにくい町です。その理由には以下の2つがあります。

商業施設が多数点在している

本部町には、「タウンプラザかねひで」「サンエー」「ザ・ビッグエクスプレス」など、うちなーんちゅに愛されているスーパーが点在しています。
また、本部町に暮らす地元民だけでなく、観光客にも人気の「もとぶ町営市場」もあります。レトロな雰囲気を味わえるほか、鮮魚店や肉屋、雑貨屋、カフェなどが軒を連ねているため、家族でゆっくりと買い物や食事を楽しめます!

参照:もとぶ町営市場

このほか、本部町には2019年に誕生した「オキナワ ハナサキマルシェ」もあります。ここでは、さまざまなグルメを堪能できるだけでなく、お土産を購入したり手作り体験を楽しんだりすることもできるため、子どもから大人まで満喫できます。
なお、オキナワ ハナサキマルシェの近くには海洋博公園があり、徒歩3分ほどでアクセスできるので、子どもと散歩したり公園で遊んだりしたあとに立ち寄って休憩する方もいますよ。

参照:オキナワ ハナサキマルシェ

子どもが楽しめる場所が多い

本部町には、観光スポットとして有名な「海洋博公園」があります。海洋博公園の敷地内には「沖縄美ら海水族館」があり、ほかにも植物園やプラネタリウムなどもあるため、1日中楽しむことができます。
天気が悪いと「どこに子どもを遊びに連れていこう」と悩んでしまいますが、水族館や植物園、プラネタリウムなら雨の日でも楽しめます!

参照:海洋博公園

このほか、本部町には「八重岳桜の森公園」もあります。ここには、長いすべり台やコンビネーション遊具などがあり、大人と一緒であれば小さなお子さんも遊べます。
さらに、八重岳桜の森公園では桜の季節になると日本一早い桜まつりが開催されます。出店もあるので、桜まつりの時期は公園で遊ぶだけでなくお花見も楽しめるでしょう!

本部町には「本部町谷茶公園」もあり、比較的小さな公園ではありますが、コンビネーション遊具やザイルクライミング(ロープで作られた山)、バスケットコートなどが完備されています。海の近くにある公園なので、広場で海を見ながら家族でピクニックも楽しめますよ。

車がなくてもそこまで不便じゃない!本部町の交通情報

本部町で生活するにあたってもし車がなくても、さほど不便に感じることはありません。

たとえば那覇に行きたいときは、恩納村・名護市・本部町を経由するバス「沖縄エアポートシャトル」を利用すれば、乗り換えることなく旭橋駅や那覇空港までたどり着くことができます。
中部に行きたいときは、運天港から那覇空港までを走る「やんばる急行バス」を利用することで、中城や池武当で下車が可能です。ただし、高速道路での下車になるため街中までは多少歩く必要があります。

このほか、本部町では陸だけでなく海での移動も可能です!
那覇(泊ふ頭)・名護(名護港)・本部(渡久地港)を経由する高速船「ジンベエ・マリン」を利用すれば、那覇から本部まで車での移動とさほど変わらない時間でたどり着くことができます。さらに、運がよければイルカやクジラに遭遇することもあるため、子どもにも喜んでもらえるでしょう。

参照:沖縄エアポートシャトル
   ジンベエ・マリン|第一交通産業グループ 第一マリンサービス株式会社

チェックしておこう!本部町の子育て支援情報

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本部町は子育て支援制度が充実しているため、安心して子育てに励むことができます。

たとえば、うれしい子育て支援制度に「新生児支援金」があります。子どもが生まれたら受けられる制度で、第1子であれば50,000円、第2子以降は出生ごとに50,000円を加算した金額を受け取れます。つまり、第2子なら100,000円、第3子なら150,000円を受け取れるのです!
ただし、受給対象は出生した1年前から本部町に住所を有するママ・パパです。「新生児支援金を受給したい」と思い、出産のために本部町に引越しても受給できるわけではないので、十分に注意しましょう。

参照:本部町新生児支援金について|沖縄県 本部町

このほか、本部町はひとり親家庭の支援にも注力しており、「母子及び父子家庭医療費助成制度」「母子寡婦福祉資金貸付」「児童手当・児童扶養手当」などの制度に取り組んでいます。
シングルで子どもを育てるのは大変なもの。本部町に住むことでこれらの支援制度を受けることができるため、子育てに関する負担を軽減できるでしょう。

参照:母子及び父子家庭医療費助成制度|沖縄県 本部町
   母子寡婦福祉資金貸付|沖縄県 本部町
   児童手当・児童扶養手当|沖縄県 本部町

子育てしやすい町「本部町」を居住地の候補に入れてみては?

本部町には車で行ける瀬底島があるほか、離島行きのフェリーが停泊する漁港があるため、伊江島や伊平屋島にも気軽に遊びに行くことができます。また、本部町には観光スポットとして人気の海洋博公園もあり、敷地内には沖縄美ら海水族館や植物園もあるので、子どもの遊び場所には比較的困りません。

県内で引越しを考えている方や、県外から沖縄への引越しを考えている方は、子育てしやすい町「本部町」を居住地の候補に入れてみてはいかがでしょうか?

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ぱるる

沖縄生まれ沖縄育ち。10歳と4歳の2児のママ。
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