仕事と家庭を両立させるのは大変?コツや職場の選び方をチェックしておこう!

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働きながら子育てをするのが当たり前になっていることから、「子どもが◯歳になったら働こう!」と考えているママもいるのではないでしょうか?  しかし、仕事復帰を目指す上で壁になるのが「仕事と家庭を両立できるのか……」という不安です。 世の中のママたちはどのようにして仕事と家庭を両立させているのか気になりますよね。

そこで今回は、仕事と家庭を両立させるコツや職場の選び方をご紹介します。これから仕事復帰を目指すママは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「仕事と家庭の両立」について不安を抱えているママは多い

働きに出る上で「仕事と家庭(子育て)をうまく両立できるのか」という不安を抱えているママは多いようです。その要因として、ママの家事や育児の負担が大きいことが挙げられます。

近年は、時短勤務やフレックス制などさまざまな勤務形態が導入されたことにより、働き方が多様化しているため、比較的仕事と家庭を両立しやすい傾向にあります。
実際に厚生労働省が調査した「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」によると、「児童のいる世帯における母の仕事の状況」では、「仕事あり」と回答した家庭が75.7%という結果になりました。つまり、子どものいる家庭の75.7%のママが仕事をしているということになります。

このことから、ママが働きやすい社会になっていることはわかりますが、「仕事を始めても家事や育児の負担は減らない」「周囲に頼れる人がいない」という場合は本当に両立できるのか不安になることもあるでしょう。
仕事と家庭の両立に対する不安を解消するためにも、以下でご紹介する両立のコツをぜひご参考にしてください。

参考:2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況|厚生労働省

仕事と家庭を両立させる6つのコツ

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仕事と家庭を両立させるためには、周囲の協力が欠かせません。ママ自身の時間の使い方やストレス発散なども重要になってくるので、周囲に協力をしてもらいつつ、無理をしすぎないように環境を整えていく必要があります。その際は以下でご紹介するポイントを意識してみてください。

家事・育児の役割分担を決める

家事・育児がすべてママの役割になっていると、ママの負担が大きすぎるかもしれません。ママが仕事と家庭を両立させるためには、パパの協力が必要不可欠だといえるでしょう。
「料理と寝かしつけはママ、洗濯とお風呂はパパ」などしっかりと役割分担を決めて、どちらか一方に負担が片寄らないようにするのがポイントです。また、お子さんがお手伝いできるようになったら、お風呂掃除や食器洗いなどを担当してもらうのもよいかもしれません。家事代行サービスやネットスーパーを利用するのも一案です。

優先順位と時間配分を決めておく

仕事と家庭を両立させるためには、優先順位と時間配分を決めるのがおすすめです。
1日は24時間しかないので、仕事をしながら家事や育児をすべて行うのには限界があります。どれだけのタスクがあり、どれから先に手をつけたほうがよいのか、それぞれにどれくらいの時間をかけるのか、計算しながら進めていくことで両立しやすくなるでしょう。1日の中で細かくスケジュールを立てて、それをもとに動くと効率よくこなせるかもしれません。

リフレッシュ方法を見つけておく

疲労やストレスが溜まると仕事と家庭を両立しにくくなります。実際に「疲れすぎてご飯が作れない……」「ストレスが溜まりすぎて子どもに優しくできない……」という経験がある方も多いのではないでしょうか?

子どものため、家庭のために仕事復帰することを決意しても、疲労やストレスのせいで両立できなくなってしまっては意味がありません。また、体力の限界まで頑張ってしまうと、怪我や病気につながることもあります。疲労やストレスをできるだけ溜め込まないよう、自分なりのリフレッシュ方法を見つけておきましょう。
たとえば、「仕事終わりから子どもを迎えるまでの間に休憩タイムを作る」「子どもの寝かしつけをしたあとにおやつを食べる」などはいかがでしょうか?

仕事と家庭の完璧な両立を求めない

頑張り屋さんのママほど、どちらも完璧にやろうと無理をしすぎてしまうもの。すべてを120%の力でやりきってしまうと余裕がなくなり、ストレスになってしまいます。少しでも心に余裕を持って子どもと接したり、笑顔で仕事をしたりするためにも、完璧は求めすぎないようにしましょう。
たとえば、疲れた日にはお惣菜や冷凍食品に頼ったり、時短になる家電を利用したりするのもよいでしょう。急ぎではない家事は休日にまわすなどの工夫もおすすめです。

周囲の人の力や育児支援サポートを使う

ママとパパで役割分担をしていても、いつもその通りにいくとは限りません。残業や接待、出張、パパ・ママの体調不良、そのほかの急な用事などにより、いつもの役割分担通りにいかないこともあるでしょう。そんなときこそ、実家のご両親に相談したり地域の育児支援サポートを使ったりすることを検討してみてください。おじいちゃん・おばあちゃんが見てくれるなら力を借りるのもよいですし、ファミリーサポートセンターなど地域の育児支援サポートを使うのもおすすめです。

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時短勤務を利用する

時短勤務とは、仕事の時間を短縮させて働くことができる制度です。1日6時間以上働いていて、かつ3歳未満の子どもがいる場合は、雇用形態を問わず利用できます。
ただし、「時短勤務でも支障がない仕事内容であること」「1年以上勤務していること」などの条件が設けられている場合もあるため、勤務先に確認しておきましょう。

なお、あんまーるで記事を執筆してくれている川満アンリさんにも、仕事と家庭の両立に悩む時期があったそうです。「アンリのあんまーるーむ」で当時の想いや乗り越え方を綴ってくださっているので、ぜひあわせてご覧ください。仕事と家庭を両立するヒントを得られるかもしれません!

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仕事と家庭を両立させやすい職場の選び方

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仕事と家庭を両立させるためには仕事選びも重要です。
では、仕事と家庭を両立させやすい職場とはどのようなところなのでしょうか? これから仕事復帰に向けて仕事を探すという方は、ぜひ参考にしてみてください。

家や保育園から職場が近いか

家や保育園と職場の距離は非常に重要です。というのも、沖縄は車社会のため通勤時・退勤時には混雑しやすい傾向にあります。家や保育園から職場が遠いとそれだけで時間のロスにつながるため、なるべく近い場所にある職場を選ぶとよいでしょう。距離が近いと移動時間が短くなるので、浮いた時間をほかのことに使えるて両立しやすくなりますよ!

急なシフト変更にも対応してくれるか

子どもが小さいと急に体調を崩すことも珍しくありません。そんなとき、急なシフト変更があっても対応してくれるかどうかは重要です。
もちろん、ずっと変わってもらってばかりではいけないため、ほかのスタッフの急なお休みのときには代わりに出勤するなどの助け合いは忘れないようにしましょう。

子育てに理解があるか

子育てをしていると、子どもの急な体調不良だけでなく、学校行事などで休みをいただくこともあります。子育てに理解がある職場なら、このような事情にも対応してもらいやすいでしょう。
また、残業はできるだけ少ない職場を選ぶことをおすすめします。職種や時期によって残業が増える仕事もありますが、できるだけ定時に上がれる職場なら両立しやすいかもしれません。

仕事と家庭の両立には周囲の協力が欠かせません!

仕事と家事、育児を両立させるのはとても大変なことです。ひとりですべてをこなすのは難しいため、夫婦で協力するのはもちろんですが、ときには実家のご両親に頼ったり地域の子育て支援サービスなどを使ったりして、仕事と家庭の両立を目指しましょう。

 


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さえこ

小学生の娘を持つ母😀
休日は娘と美味しいもの🍴を食べに出かけるのが大好きです💕
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