歴史と異国情緒あふれる浦添市!その基本情報や利便性・子育てのしやすさをご紹介

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沖縄県の西海岸沿いにある浦添市は、県庁所在地である那覇市に隣接している街です。ほどよく自然が残っていて都市部にも近いことから、生活環境が整っています。

今回は、そんな浦添市の特徴や魅力についてご紹介します! 浦添市へのお引越しや観光をお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

浦添市の基本情報

浦添市は、県庁所在地である那覇市のすぐ隣にある市です。沖縄本島南部と中部の境目に位置していて、東シナ海に面する西海岸沿いにあります。
南側には那覇市、東側には西原町、北東側には宜野湾市が隣接していて、各方面へのアクセスもしやすいことから沖縄県内でも人気の高い街のひとつです。

そんな浦添市の面積は、約19.44km2。2022年8月末現在の人口は115,690人。平均年齢は43.32歳です。

浦添市は12世紀から14世紀の間、首里以前の琉球王国の首都として栄えていたといわれています。この頃の王「英祖王」は父親が太陽であったという言い伝えから、「てぃだ=太陽」と「こ=子」を掛け合わせた「てだこ」の街とも呼ばれています。

参照:うらそえプラス

浦添市は暮らしやすい?

自然があり都市部にも近い浦添市は、利便性が高く暮らしやすい街としても知られています。

医療・福祉

浦添市には、浦添総合病院や同仁病院、平安病院など、沖縄県内でも有名な総合病院が集まっています。浦添市医師会との密な連携のもと、市民の医療・介護・福祉に関するさまざまな事業を実施しています。浦添市在宅医療ネットワークや地域包括ケアシステムを構築することで、地域医療のさらなる発展に努めているのです!
かかりつけ医として頼れる地域の病院・クリニックも多いので、医療・福祉の環境は充実しているといえるでしょう。

ショッピング

浦添市の西海岸沿いにはサンエー浦添西海岸パルコシティが、東側にはサンエー経塚シティがあります。なかでもサンエー浦添西海岸パルコシティは、2019年6月に開業したばかりの大型商業施設です! 店舗面積数約6万平方メートルの施設内には、地元企業であるサンエー食品館をはじめ、沖縄初出店のお店や映画館など、約250店舗が入っています。

参照:パルコシティ

交通面でも便利な立地

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那覇市に隣接する浦添市は、各方面へのアクセスのよさも魅力です。

主要道路

浦添市は沖縄本島の南北につながる国道58号が縦断しているだけでなく、高速道路へつながる国道330号線も通っているので、南部へも北部へもアクセスしやすくなっています。

2018年3月には、宜野湾市宇地泊から浦添市西洲までを結ぶ臨港道路浦添線・浦添北道路(沖縄西海岸道路)が開通し、那覇空港や那覇港湾からアクセスしやすくなりました。これにより、那覇空港から宜野湾市宇地泊までの移動時間が9分も短縮されたのです!
県民にとって重要な道路となったのはもちろんですが、車社会の沖縄へお越しになる観光客にとっても欠かせない道路となっています。海沿いを走ることができるためドライブにも最適ですよ。

モノレール(ゆいレール)

2019年10月、沖縄都市モノレール「ゆいレール」の区間が那覇市から浦添市まで延長されました。具体的には、「石嶺駅」と浦添市の「経塚駅」「浦添前田駅」「てだこ浦西駅」が加わりました。
これにより、現在の終着駅である「てだこ浦西駅」からは37分で「那覇空港」へ行けるようになったのです! 「てだこ浦西駅」の隣には約1,000台収容可能な駐車場があるため、車からモノレールへ乗り継いで那覇市中心部へ向かうこともできますよ。

さらに、駅舎にはアートガラスや沖縄の動植物などをイメージしたアートタイルが施されています。経塚駅は「玉城朝薫より、二童敵討」、浦添前田駅は「浦添城と前田の棒術」、てだこ浦西駅は「オオゴマダラてだこのまち〜太陽・空・海・てぃーだ 未来線 地球号〜」と、各駅ごとにデザインが異なるため、アートを見て楽しめるのも魅力です!

浦添市は子育て世代に人気のエリア

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自然が溢れていて都市部にも近い浦添市は、子育て世代に人気の街です。

教育

浦添市は英語教育特区に指定されているため、すべての市立小学校で1年生から英語の授業が実施されています。英会話を通して、国際感覚の基礎づくりや人間形成の土台づくり、コミュニケーション能力の基礎づくりを行い、さらに外国人と交流することで自国のよさや自他の違いを認め合える児童の育成を目指しているのです!

このほか、浦添市では「教える授業」から「生徒が主体的に考える授業」への転換を進めています。
子どもたちに「何がわからないのか」ということを自覚してもらうことで、問題の本質を見極めて授業に取り組んでもらうという授業スタイルを採用。次世代を担う子ども達への教育に力を入れていることがわかります。

参照:構造改革特別区域計画|内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生

公園

東京ドーム約8個分の大きさといわれている浦添大公園は、アスレチックや多目的広場がある「ふれあい広場ゾーン」、多目的広場や散策道などがある「憩いの広場ゾーン」、浦添城跡や浦添ようどれなどがある「歴史学習ゾーン」の3つのエリアに分かれています。

ふれあい広場ゾーンと憩いの広場ゾーンには対象年齢に合った遊具があるので、週末になると子連れの家族で賑わっています。
高台にあり浦添の街を一望できる歴史学習ゾーンには、国の重要史跡となっている「浦添城跡」や県の特別重要文化財となっている「浦添ようどれ」、県指定史跡の「浦添貝塚」「伊祖の高御墓」があり、浦添の歴史や文化を知ることができる重要なスポットになっています。

このほか、まちなと公園も人気です。牧港小学校から約350mの距離にあり、カラフルなコンビネーション遊具が設置されています。幼児向け遊具もあるため、小さなお子さんも安心して遊ぶことができるでしょう。

観光地としても注目されている

沖縄観光といえば那覇市内や北部のイメージが強いですが、浦添市にもたくさんの観光スポットがあることをご存じでしょうか?

港川外人住宅街

「港川ステイツサイドタウン」とも呼ばれる港川外人住宅街は、昔米軍が住んでいたアメリカンな住居を利用したおしゃれなお店が立ち並ぶエリアです。現在、約60棟の住宅が残っていて、そのうち6割以上がお店などに利用されています。

通りにはフロリダやカンザスなどアメリカの州名がついていて、沖縄にいながらまるでアメリカにいるような雰囲気を感じられるのが魅力です! SNS映えするカフェや雑貨店などがあるため、散策を楽しんで疲れたらカフェに入って休むなど、1日中楽しむことができるでしょう。

参照:港川外人住宅

浦添城跡

浦添城跡は琉球石灰岩の丘陵地にあり、東シナ海が一望できる浦添大公園の歴史学習ゾーン内にあります。
王宮が首里へと移る前の居城として約200年もの間、琉球王国の歴史の舞台となっていました。現在は、初期の琉球王国の歴史と文化を紐解く重要な城として国の史跡に指定されています。

参照:浦添大公園

国立劇場おきなわ

沖縄伝統芸能の保存と振興を目的に建設されたのが、国立劇場おきなわです。2010年にユネスコの無形文化遺産に登録された、伝統芸能の「組踊」や「琉球舞踊」などが鑑賞できます。

組踊とは、琉球王国時代の念仏踊りや能、狂言をアレンジして発展した芸能文化。唱えと呼ばれる台詞と音楽、踊り(所作)で構成された沖縄特有の歌舞劇です。台詞を唱えながら所作を行う「演者(立方)」、歌三線や琴、笛などの音楽を担当する「演奏者(地謡)」が一体となって表現します。

国立劇場おきなわは建物の外観デザインも魅力的なので、建物をみるだけでも楽しめますよ。

参照:国立劇場おきなわ

飲食

浦添市には、おしゃれな飲食店やお土産の購入にぴったりなお店がたくさんあります。
たとえば、A&W(エーアンドダブリュー)牧港店やブルーシール牧港本店は、SNSでも人気の高いスポットです。このほか、ジミー浦添店、オハコルテ港川本店、ピザハウスなど、観光客に人気のお店が点在しています。

歴史と文化を感じる浦添市で充実したひとときを

沖縄の歴史と文化を感じる浦添市。自然が近くにありつつ程よく都市化が進んでいるため、幅広い世代が住みやすい街となっています。また、県内外を問わず遊びスポットとしても人気です!

ぜひ、ご家族や友人と浦添市へ出かけてみてはいかがでしょうか?

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さえこ

小学生の娘を持つ母😀
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