うるま市の居住地としての魅力とは?利便性・交通面・子育て情報をもとに解説

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2005年に誕生した「うるま市」は、沖縄県中部に位置する美しい景観が魅力の地域です。
では、そんなうるま市の居住地としての魅力はどれほどなのでしょうか? 南部・北部にお住まいのうちなーんちゅ、そして県外にお住まいの方の中には、気になっている方もいるでしょう。

そこで今回は、うるま市の基本情報から利便性、交通面、子育て情報までご紹介します! ぜひ参考にしてみてくださいね。

いくつもの島々からなる地域!うるま市の基本情報

うるま市は、那覇市から北東に向けて約25kmのところにある、沖縄県中部の地域です。2005年に2つの市(具志川市・石川市)と2つの町(勝連町・与那城町)が合併して誕生しました。
「うるま」は沖縄の方言であり、「さんごの島」という意味があります。青く輝く海に囲まれた地域であることから、この名がついたといわれています。

うるま市の面積は87.01km2であり、那覇市の面積(41.42km2)と比べると倍近くの大きさがあります。それもそのはず、うるま市の北方・東方の海上には有人と無人をあわせて10の島があるのです! 本島だけがうるま市ではないため、必然的に面積が大きくなっていると考えられます。

うるま市の人口は126,039人です。そのうち、男性は63,104人、女性は62,935人であり、世帯数は56,237世帯となっています(※2023年3月1日時点)。

うるま市には、亜熱帯海洋性気候に属する温暖な地域という一面もあります。月ごとの平均気温が17°〜29°Cと高めのため、1年を通して過ごしやすいでしょう。

参照:うるま市の人口と世帯数|うるま市

買い物に困らず安心感もある!うるま市の利便性

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うるま市に住むことに対して多少の不安を抱いている方もいるかもしれませんが、実際は買い物にも困らない利便性に優れた地域です!

ショッピングモールが点在している

うるま市には、ショッピングモールが点在しています。

たとえば、うるま市江洲にある「うるまシティプラザ」がそのひとつ。ディスカウントストアや100円ショップ、書店、カラオケ、ヨガなど、さまざまなショップが集結しています。買い物ができるのはもちろん、娯楽も充実しているため、家族で足を運べば楽しい時間を過ごせますよ!

豊原にある「ABLOうるま」もうるま市を代表するショッピングモールです。スーパーやアパレルショップ、ホームセンター、美容室、飲食店など、全14店舗が立ち並んでいます。また、「のびのびこどもの家 ABLOうるま」という保育園も併設していることから、子育て世帯には魅力的な複合施設といえるでしょう。

参照:ABLOうるま

このほか、うるま市前原には「イオン具志川店」があります。毎日の買い物がしやすいだけでなく、ATMや宅配便などのサービスも充実しているため、不便を感じることなく過ごせるでしょう!

参照:イオン具志川店|イオン琉球株式会社

県立病院がある

うるま市宮里には、沖縄県立中部病院があります。市内に県立の大きな病院がある点は、子育て世帯にとってうれしいポイントではないでしょうか?

沖縄県立中部病院は、循環器内科や消化器内科をはじめとする「内科」のほか、小児外科や耳鼻咽喉・頭頸部外科を含む「外科」、そして小児科、婦人科、皮膚科、歯科口腔外科と、さまざまな部門に対応しています。万が一のときに頼れる病院が近くにある利便性は、うるま市の大きな魅力といえるでしょう。

参照:部門・診療科|沖縄県立中部病院

車を所有したほうが動きやすい!うるま市の交通面

うるま市は、沖縄都市モノレール ゆいレールが通っていない上に、県庁所在地の那覇市に比べて路線バスの路線・本数も少なめです。そのため、移動手段には車が最適であり、1世帯に1台はあると便利でしょう。

ただし、うるま市には公共施設間連絡バスが通っています。これは、2016年7月から運行を始めた無料のシャトルバスです。平日のみの運行ではありますが、うるま市役所やABLOうるま、イオン具志川店、ザ・ビッグ田場店など、うるま市内の主要スポットを通るため利便性は抜群! 普段の買い物はもちろん、ちょっとしたお出かけにも活用できます。

参照:【変わりました!】うるま市公共施設間連絡バスの実証運行ルート・時刻について|うるま市

協力し合える環境が整っている!うるま市の子育て情報

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ほかの市町村と同じく、うるま市にもさまざまな子育て支援制度があるほか、子育て世帯向けの取り組みも数多く実施しています。以下で代表的な制度・取り組みをご紹介します。

【子育て支援制度】こども医療費助成制度

こども医療費助成制度とは、保健の向上と健全な発育への寄与を目的として、子どもの医療費の一部を助成する制度のことです。うるま市内に在住しており、かつ健康保険に加入している0歳から中学生までの子どもが対象となります。内科や外科、皮膚科などの医科の診療料はもちろん、歯科の診療料、薬代に対応しているため、万が一のときの負担を幅広く軽減できます。

参照:こども医療費助成|うるま市

【子育て世帯向けの取り組み】うるま市ファミリーサポートセンター

うるま市ファミリーサポートセンターは、仕事と家庭の両立を支援することを目的とした援助活動です。「子育てを援助してもらいたいママ・パパ」と「子育てを援助したい人」が会員となり、必要に応じて子育てをサポートします。

「なかなか仕事が終わらず保育園のお迎えに間に合わなさそう」「ゆっくり買い物をしたいが子どもを安心して任せられる人がいない(場所がない)」という場合に利用することで、子どもにはもちろん、親である自分自身にも大きな負担をかけずに済むでしょう。

利用時間や料金については、うるま市の公式ホームページで確認してみてください。

参照:うるま市ファミリー・サポート・センター事業|うるま市

うるま市を「子育ての舞台」に選んでみては?

商業施設が充実している上に、大きな病院もあるうるま市は、子育ての舞台になり得る地域です。交通面においては車があればより便利ですが、路線バスのほか公共施設間連絡バスも通っているためさほど不便は感じないはずです。このほか、市が子育て支援制度を設けている上に子育て世帯向けの取り組みも実施してるため、初めてママ・パパになった方も安心して育児ができるでしょう。

引っ越し・移住を機に「沖縄のどこで子育てをしようか?」とお悩みのママ・パパは、ぜひうるま市にも目を向けてみてくださいね。

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ゆーりんちー

食べること🍙 が大好きなあんまーるの編集長。
今は推しに夢中ですが、いつかはママとなり、愛する我が子とたのしい時間を過ごしたいなぁと思っています!

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