子連れ旅行に必要な荷物は?準備の際に使える年齢別のチェックリストあり

子連れ旅行 荷物

子連れ旅行でネックとなるのが「荷物の準備」です。持参したつもりが忘れてしまっていたり、必要だと思って持って行ったにもかかわらず結局使わなかったりということは珍しくないですよね。

子連れ旅行は大人だけの旅行とは違って準備するものが多くなりがちなので、チェックリストを作って準備することが大切です。

そこで今回は、子連れ旅行に必要な荷物を一覧にしてご紹介します。わかりやすいようお子さんの年齢別にご紹介するので、ぜひ役立ててくださいね。

子連れ旅行にはなにが必要?年齢別の荷物リスト

子連れ旅行 荷物

一言で子連れ旅行といっても、子どもの年齢によって用意すべき持ち物は変わってきます。

そこで以下では、子連れ旅行の基本の荷物リストにくわえて、乳児期・幼児期・小学生以上の3パターンの荷物リストを一覧でご紹介します。

子連れ旅行の基本の荷物リスト

子連れ旅行時の基本の荷物リストは以下のとおりです。

・着替え
・パジャマ
・洗面用具
・母子手帳
・健康保険証
・常備薬
・帽子
・水筒
・日焼け止め
・虫よけスプレー
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・スマートフォン
・充電器
・財布
・ハンカチ

着替え

下着や靴下を含む着替えを、最低でも滞在日数分は持っていきましょう。もし宿泊先にコインランドリーがある場合は、少なめに持参して洗濯をして繰り返し着るのもよいでしょう。

ただし、お子さんが小さい場合は食事や遊びで汚れる可能性があるため、滞在日数+1~2日分を持っておくのがおすすめです。

パジャマ

宿泊先のホテルに子ども用パジャマの用意がある場合は、持参しなくてもよいでしょう。
しかし、お子さんによってはパジャマが変わると寝れなくなったり、ホテルのパジャマのサイズが合わなかったりすることもあります。宿泊先でもぐっすり寝れるように、普段着用しているパジャマは持参したほうが無難かもしれません。

数日滞在する場合は、洗い替え用に1~2着持っておくと安心です。

洗面用具

シャンプー・リンス・ボディソープ・歯ブラシ・歯磨き粉などの洗面用具も必須です。
「宿泊先にアメニティが完備されているなら持参しなくてもよいのでは?」と思うかもしれませんが、子ども用のアメニティの用意がないホテルもあります。事前に子ども用アメニティの用意があるかを確認しておき、大人用しかない場合は普段使っているものを持参したほうがよいでしょう。

母子手帳・健康保険証

母子手帳と健康保険証はセットで持参しましょう。もし旅先で怪我をしたり急病になったりしたとき、病院を利用する機会があるかもしれません。
とくに子どもは環境が変わると体調を崩しやすいため、忘れずに持参することをおすすめします。

常備薬

万が一に備えて、飲み慣れている常備薬はいくつか持っておくと安心です。もし常用している薬があれば、それも忘れないようにしましょう。

帽子・水筒

普段使っている帽子と水筒も持参しましょう。とくに夏場は熱中症対策のために帽子と水筒は必須です。
出かけた先に日陰や飲み物が購入できる施設がないこともあるので、あらかじめ用意しておくと安心です。

日焼け止め・虫よけスプレー

春先から夏場の旅行には、日焼け止めと虫よけスプレーがあると安心です。せっかくの旅行で日焼けして肌が真っ赤になってしまったり、虫刺されでかゆくなったりすると、子どもが不機嫌になってしまうかもしれません。楽しく過ごすためにもできるだけ持参しておくとよいでしょう。

ティッシュ・ウェットティッシュ

ティッシュとウェットティッシュは普段から持ち歩いているというママ・パパは多いでしょう。子連れ旅行でもこの2つは必須です。
手荷物にはもちろん、大きなバッグにも予備をいくつか入れておきましょう。

スマートフォン・充電器

時間の確認や施設の予約などに欠かせないスマートフォンは、忘れずに持参しましょう。最近は予約から決済まですべてスマートフォンで完結させるところもあるので、忘れると大変なことになるかもしれません。
充電器も忘れないようにしてくださいね。

財布

財布には多めの現金とクレジットカードを入れておきましょう。キャッシュレス決済が増えてきていますが、まだまだ現金のみのところもあるため、気持ち多めの現金を持っておくのがおすすめです。

ハンカチ

ハンカチは汗拭きや手洗い後の手拭きなどに使います。衛生的に使うためにも、小さめのものを2~3枚持っておくと安心です。
数日滞在する場合は、洗い替え用に多めに持っておきましょう。

乳児期の荷物リスト

乳児期は荷物が多くなりがちです。荷物をできるだけ減らしたいという場合は、レンタルや現地調達を検討してもよいかもしれません。
また、荷物の準備と一緒に授乳室やおむつ替えができる場所、お湯がもらえる場所などを事前にリサーチしておくと安心です。

・おむつ
・おしりふき
・おむつ替えシート
・ミルク
・哺乳瓶
・哺乳瓶用の洗浄用具
・水筒(お湯)
・離乳食
・食事用品
・ベビーカー
・抱っこ紐
・バスタオル
・ビニール袋
・おもちゃ

おむつ

おむつは普段使っているものを多めに持参しましょう。旅行では食べ慣れていないものを食べたり、環境が変化したりでおむつ交換の回数が増えることもあるため、多めに持っておくと安心です。手持ちの荷物に数枚と、大きなバッグに多めに入れておきましょう。

普段からおむつ替えが頻繁な場合や数日滞在する場合は、現地でおむつ1袋を購入してもよいかもしれません。その場合、宿泊先のホテル近くやホテルまでの道のりにおむつを購入できる場所があるかを確認しておきましょう。

おしりふき

おしりふきは普段使い慣れているものを持っていきましょう。手荷物にひとつと大きなバッグにもひとつ入れておくと安心です。
数日滞在する場合は、2~3つ持っておくと安心かもしれません。

おむつ替えシート

旅先のおむつ替えスペースがどのような環境かわからないため、念のためおむつ替えシートは持っておいたほうがよいでしょう。使い捨てを数枚持っておくと便利です。

ミルク

普段お子さんが飲んでいる粉ミルクまたは液体ミルクを準備しておきましょう。おむつ同様、数日滞在する場合は現地で購入することで行きの荷物を減らすことができます。

哺乳瓶

哺乳瓶は2~3本あると安心です。ガラス製だと割れてしまう心配があるので、プラスチック製がよいでしょう。
また、インナーバッグがあると哺乳瓶を洗う手間が省けます。

哺乳瓶用の洗浄用具

哺乳瓶を洗うための洗剤やブラシ、洗ったあとの哺乳瓶を消毒するためのアイテムも忘れずに持参しましょう。電子レンジで消毒できるタイプなら、旅先でも使いやすくて重宝します。
また、乳首用ブラシは忘れがちなので、哺乳瓶本体のブラシとあわせて準備しておきましょう。

水筒(お湯用)

粉ミルクを飲んでいる場合は、お湯を持ち運ぶための水筒も必要です。水筒によって保温性が異なるため、移動時間などを考慮して準備するとよいでしょう。

離乳食

旅先の飲食店には離乳食の用意がないところもあります。レトルトの離乳食をいくつか持参して、いつでも赤ちゃんにあげられるようにしましょう。
また、宿泊先のお部屋で与えるならとくに問題ありませんが、飲食店で与える際には事前にお店に確認をとっておくことをおすすめします。

食事用品

離乳食とあわせて、お皿・スプーン・フォークなどの食事用品も持参しましょう。軽いプラスチック素材がおすすめです。さらに、使い慣れているものなら赤ちゃんも食べやすいでしょう。
ホテルや飲食店でのみ与える場合は、事前にお皿やフォークなどを貸してもらえるのか確認しておくと安心です。

また、食べこぼしを防ぐためにお食事用エプロンを用意しておくと、テーブルやお洋服を汚さずに済みます。洗って使うタイプはかさばりやすいので、使い捨てがあると便利です。

ベビーカー・抱っこ紐

赤ちゃんの月齢やお出かけ先にあわせて使えるよう、ベビーカーと抱っこ紐はどちらもあったほうが便利です。
ただし、ベビーカーは持参すると大きな荷物になってしまうため、とくにこだわりがない場合は宿泊先のホテルや利用施設などからレンタルするのもよいでしょう。

バスタオル

お風呂上り用ではなく、防寒対策やおくるみ替わりとして使えるようにバスタオルを1枚持参しておくと便利です。薄手のものならあまりかさばらずに済むでしょう。

ビニール袋

子どもが小さいと、使ったおむつや手口を拭いたティッシュなどなにかとゴミが出がちです。その都度ゴミ箱を探すのは大変なので、ごみ袋を持っておくとよいでしょう。

おもちゃ

旅行では、空港内やホテルのチェックイン時、飲食店などで待ち時間が発生することも珍しくありません。お気に入りのおもちゃをひとつ持参しておくと、そうした待ち時間に子どもと遊ぶことができます。
ただし、かさばるものや音が出るものは周囲の迷惑になる可能性があるため避けるようにしてください。

幼児期の荷物リスト

幼児期になると、乳児期よりも荷物は減る傾向にあります。
しかし、より活発に動き回り目が離せなくなるため、それに備えた持ち物が必要になります。

・おむつ
・おしりふき
・おねしょシーツ
・よだれかけ
・薄手の上着
・帽子
・サンダル
・運動靴
・お菓子
・飲み物
・おもちゃ
・食事用品
・レインコート

おむつ・おしりふき

おむつが必要な場合は、普段使っているものを持参しましょう。
もしおむつが外れている場合でも、長時間の移動などでトイレのタイミングを逃してしまうこともあるため、念のため数枚持っておくと安心です。

おねしょシーツ

普段はおねしょをしなくても、環境が変わるとおねしょをしてしまう子どももいます。宿泊施設に迷惑をかけないためにも、念のため持っていたほうがよいかもしれません。

よだれかけ

よだれかけが必要な場合は、予備もあわせて多めに持参しましょう。

薄手の上着・帽子

幼児は動き回ることが多いため、体温調節がしやすいよう薄手の上着を1着持っていくと便利です。冷房をかけた室内での冷え対策、暑い屋外での紫外線対策など、薄手の上着は重宝します。
あわせて、紫外線対策として帽子も持っておきましょう。

サンダル・運動靴

シーンにあわせて選べるように、サンダルと運動靴の両方を持参しておくのがおすすめです。
「旅行するならかわいいものを」と新調しがちですが、靴擦れを避けるためにも履き慣れたものを持っていきましょう。

お菓子・飲み物

飛行機の中や移動の車内など、少し大人しくしていてほしいシーンはどうしても出てくるものです。そんなときお気に入りのお菓子をあげると、ちょっと大人しくなってくれるかもしれません。少しずつあげることができる、個包装タイプのお菓子がおすすめです。
また、お菓子とあわせてお茶やジュースなどの飲み物も準備しておきましょう。

おもちゃ

子どもが大人しくできず動き回ってしまったとき、お菓子やジュースばかりを与えてはいられないので、お気に入りのおもちゃを持参して遊んでもらいましょう。かさばらず音も出ない塗り絵や小さめの絵本などがおすすめです。

食事用品

幼児期になると、ママ・パパとほとんど同じ食事ができるようになりますが、食器まで大人と同じというわけにはいきません。飲食店によっては幼児用食器の準備がない場合もあるので、普段自宅で使っている幼児用食器を持っていくとよいでしょう。軽くて持ち運びやすいプラスチック製のお皿のほか、スプーン・フォーク、使い捨てのお食事用エプロンがあると便利です。

レインコート

突然の雨に備えてレインコートを用意しておきましょう。レインコートなら、動き回っても濡れずに済みます。

小学生以降の荷物リスト

小学生以降のお子さんの荷物は、自分で持ってもらうことを想定して準備しましょう。“自分で準備をして自分で管理をする”ということを身につけるチャンスです!

・本
・筆記用具
・レインコート
・折り畳み傘
・携帯ゲーム機
・イヤホン
・お小遣い

待ち時間が発生したときに退屈しないよう、本を用意しておくとよいでしょう。事前にお子さんと本屋さんへ行って、どのような本にするか相談しながら選ぶのも楽しいですね。

筆記用具

メモ帳やペンがあると便利です。空いた時間にお絵描きをしたり、旅先で気になったことをメモしたりとさまざまなシーンで活用できます。

レインコート・折り畳み傘

突然の雨に備えて、レインコートまたは折り畳み傘を準備しておくのがおすすめです。小学校低学年~中学年まではレインコート、高学年以上は折り畳み傘がよいかもしれません。

携帯ゲーム機

「旅先にゲーム機……」と思うかもしれませんが、待ち時間が長くなると小学生以上の子どもでも時間を持て余してしまうものです。ゲーム機を持参しておけば、待ち時間が長くなっても機嫌を損ねず過ごしてくれるでしょう。

ただし、ゲーム機を持っていく際は「空港やホテルのみで使う」「1日あたり1時間まで」などのルールを事前に話し合っておくことが重要です。

携帯ゲーム機の充電器も忘れずに持っていくのを忘れないようにしましょう。

イヤホン

携帯ゲーム機やスマートフォンを持たせる場合は、イヤホンも一緒に持参するのがおすすめです。イヤホンを持っていれば、周囲に迷惑をかけることなく音も楽しめます。

お小遣い

旅行先で自由に使えるお金をお小遣いとして渡してみましょう。お金の使い方を学ぶよい機会になります。
金額は家族で話し合って決めるのがおすすめです。

これがあると便利! 子連れ旅行を快適にするおすすめグッズ

子連れ旅行 荷物

子連れの旅行をもっと快適にするために、あると便利なグッズをご紹介します。

・タブレット端末
・携帯枕
・ブランケット

タブレット端末

タブレット端末があれば、待ち時間にゲームをしたり飛行機や新幹線内などでアニメを楽しんだりすることができます。動画を視聴する際やゲームをする際は、あらかじめWi-Fi環境をチェックしておきましょう。

なお、アニメを見る場合は事前にダウンロードしておいてくださいね。

携帯枕・ブランケット

携帯用の枕やブランケットがあれば、長い移動時間を快適に過ごせます。寝違えて首を痛めてしまったり、エアコンで冷えたりするリスクが軽減できるのがポイントです。
持ち運びしやすいようコンパクトにまとめることができるものを選びましょう。

子連れ旅行を快適にするためには荷物が重要

子連れ旅行を快適にするためには、荷物の事前準備が重要です。忘れ物で不便しないよう、ママ・パパが協力して荷物の準備を行いましょう。
行きの荷物を少なくしたい場合は、あらかじめ宿泊先に荷物を送ったり、現地調達するのもおすすめですよ。

今回の記事をぜひ参考にして、子連れ旅行の準備をしてみてくださいね。

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