観光地の北谷町は生活拠点にもなる!利便性・交通面・子育て情報を解説

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異国情緒あふれる町「北谷町」。ほかの地域に比べて観光色が強めな一面がありますが、生活拠点としての利便性や交通面はどうなのでしょうか? また、子育てに適した地域なのでしょうか?

今回は、北谷町の基本情報や利便性、交通面、子育て情報についてご紹介します。県内での引っ越し時はもちろん、県外から移住する際にも役立つ情報をまとめているので、ぜひご覧ください!

アメリカの西海岸を思わせる地域!北谷町の基本情報

北谷町は、沖縄本島の中部に位置する地域です。東西約4.3km、南北約6kmの長方形に近い形をしており、町域面積は13.91km2となっています。那覇市の市域面積が41.42km2なので、それに比べると小さい地域といえるでしょう。なお、人口は28,921人です(※令和3年3月末時点)。

北谷町の北には嘉手納町、東には沖縄市と北中城村、南には宜野湾市があり、西側は東シナ海に面しています。那覇市までの距離は約16kmであり、車なら30分程度の距離感なので、たとえば那覇空港からも比較的アクセスしやすいといえます。

北谷町の魅力は、何といっても「異国情緒あふれる街並み」です! カラフルな建物が立ち並ぶ風景が、海外旅行に来たかのようなワクワク感を演出します。夜になると至るところがライトアップされ、昼とは違った幻想的な空間を楽しめます。

そんな北谷町は、一年を通して温暖な気候です。平均気温は22℃、平均湿度は75%前後となっており、冬の期間が短めなので暖かい地域が好きな方にはぴったりといえます。

参照:北谷町の紹介|北谷町
   北谷町について|CHATANAVI

生活拠点としても申し分ない!北谷町の利便性

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北谷町というと観光地のイメージが強いかもしれませんが、じつは生活拠点としても強く支持されています。その理由は、ずばり「利便性が高いから」です!

商業施設が多くファ-マ-ズマ-ケットもある

まず、北谷町には大型から小型まで、さまざまな規模の商業施設が点在しています。「イオン北谷店」「サンエー ハンビータウン」がその一例です。そのため、食料や生活用品の買い物に困ることがなく、生活しやすいといえます。

さらに、北谷町には「ファ-マ-ズマ-ケット 北谷ニライ市場」もあります。ここは、町内で生産された野菜や果物、水揚げされた鮮魚、加工食品などを取り揃えた農作物直売所です。ナーベーラー(ヘチマ)や島バナナ、バタフライピーなど、県外はもちろん、県内の一般的なスーパーでは手に入れづらい種類が販売されていることもあるため、新たな出会いを楽しみながら買い物できます!

参照:北谷ニライ市場|JAおきなわ

子どもたちが笑顔になる公園もたくさん

北谷町には「安良波公園」「北谷公園」「桑江公園」などの公園がたくさんあります。
たとえば、イギリス船「インディアン・オーク号」をモチーフにした遊具やバスケットボールコートがある安良波公園は、子どもたちの遊び場として大活躍すること間違いなし! アラハビーチに面しているため、時期によっては海水浴やバーベキューも楽しめます。

参照:公園&自然|CHATANAVI
   安良波公園・アラハビーチ|CHATANAVI

「住みここちランキング」で1位を獲得

「日々の買い物がしやすく、子どもたちと遊べる場所が豊富にある」という北谷町の利便性は、子育てをする上で大きな味方となるでしょう!
現に、いい部屋ネットが行った「街の住みここちランキング2022 自治体ランキング<沖縄県版>」では、生活に困らない・暮らしやすい・子育てがしやすいなどの理由から、4年連続で北谷町が1位を獲得しています。

参照:街の住みここちランキング2022 自治体ランキング<沖縄県版>|いい部屋ネット

町域を国道58号線が通る!北谷町の交通面

北谷町は、沖縄本島内の主要地域へアクセスしやすい地域です。その理由には、まず「国道58号線をはじめとする主要幹線道路が町域を通っている」という点が挙げられます。

たとえば、国道58号線は沖縄のメインストリートであり、南部から北部までを一直線に結んでいます。そのため、沖縄県内どこへでも行きやすく、車移動において困ることはほとんどありません!
車社会といわれる沖縄県。目的地が徒歩圏内であっても車で移動することは珍しくありません。そのため、主要幹線道路が通っていることは大きなメリットといえるでしょう。

ここまで読んで「車を持ってない場合は住みづらい?」と疑問を感じた方もいるかもしれませんが、そんなことはありません! じつは、北谷町ではコミュニティバス「C-BUS」が運行しています。

C-BUSは、利用する30分前までに予約をすることで、好きな時間に希望のバス停間を運行するコミュニティバスです。運行時間は、毎日午前8時から午後6時(午後6時到着)までとなっており、令和4年3月時点では30分間隔で運行しています。バス停は北谷町内に複数設けられており、たとえば「美浜アメリカンビレッジ南口」や「北谷公園」「銘苅公園」「北上中央病院」などがあります。料金は一律で、一般200円、割引対象者(※)100円です。

北谷町内の移動ならC-BUSで楽に済ませられるので、車を持っていない方も安心して住めます。

※ 割引対象者には「①65歳以上の高齢者」「②障害者手帳・療育手帳所持者」「③①・②の介助者」「④運転免許自主返納者」「⑤小学生」が該当します。

参照:北谷町コミュニティバス(C-BUS)デマンド運行|北谷町

充実した支援制度が魅力!北谷町の子育て情報

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北谷町は子育てがしやすい地域でもあり、その理由には「支援制度の充実」が挙げられます。

児童手当・こども医療費助成制度

北谷町では「児童手当」を受給することができます。
児童手当とは、家庭における生活の安定、そして次代の社会を担う子どもたちの健やかな成長に資することを目的とした手当です。子どもの年齢によって支給額は異なりますが、最大で月に15,000円を受給できます。

参照:児童手当|北谷町

また、北谷町では「こども医療費助成制度」も実施しています。これは、通院・入院ともに18歳(高校生世代)までの子どもの医療費(保険適応分)を市町村が助成する制度です。
医療費の助成を受ける上での所得制限は一切ないので、北谷町在住の”医療保険に加入している0〜18歳までの子どもの保護者”ならどなたでも補助を受けられます!

参照:こども医療助成|北谷町

子育てにかかる費用を少しでも補助してもらえることは、ママ・パパにとって大きなメリットになるはず。そのため、児童手当・こども医療費助成制度を実施している北谷町は、安心して子育てができる地域といえます。

ひとり親家庭等支援

さらに、北谷町は「ひとり親家庭等支援」にも注力しており、「児童扶養手当」「母子・父子家庭等医療費助成制度」「ひとり親家庭等認可外保育施設料利用料補助」など、さまざまな子育て支援に取り組んでいます。この点から、北谷町はシングルマザー・ファザーにもおすすめの地域といえます。

参照:手当・助成 子育て支援|北谷町

利便性が高く交通面に優れたインターナショナルタウン

北谷町は、観光地である一方で生活拠点にもなる、利便性に優れたインターナショナルタウンです。
国道58号線が通っているため、職場への行き来はもちろん、休日のお出かけもしやすくなっています。また、子育てに関する支援制度が充実していることから、安心して育児に取り組めるでしょう。

県内で引っ越しを考えているうちなーんちゅ、そして県外から沖縄への移住を検討している方は、ぜひ居住地の候補に「北谷町」を入れてみてください!

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ゆーりんちー

食べること🍙 が大好きなあんまーるの編集長。
今は推しに夢中ですが、いつかはママとなり、愛する我が子とたのしい時間を過ごしたいなぁと思っています!

わたしなりの目線でママ・パパにとって役立つ情報をお届けします。
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