沖縄の七五三は本土と一緒?2023年の七五三の日程と年齢の数え方を解説!

沖縄 七五三

お子さんの健やかな成長を願う「七五三」。その名前のとおり、3歳・5歳・7歳の年齢でお祝いをするということはわかっていても、「年齢は数え年でやるのか・満年齢でやるのか」「いつお祝いをしたらよいのか」とわからないことがあるママ・パパもいるでしょう。
調べてみても本土のお祝い方法しか出てこないこともあり、「沖縄も本土と同じでいいの?」と悩むこともあるのではないでしょうか?

そこで今回は、沖縄の七五三についてご紹介します。「今年七五三だったかも……」「七五三っていつやればいいんだろう?」というママ・パパは、ぜひご参考にしてみてくださいね!

2023年の七五三はいつ?沖縄も日程は同じ?

2023年の七五三は、11月15日(水)です。基本的に、沖縄も本土と同じ日程で行われます。
しかし、2023年11月15日の六曜は「赤口(しゃっこう・あかぐち)」と呼ばれる縁起のよくない日であるため、15日前後の縁起のよい日に行うのがおすすめです。

11月15日前後の縁起のよい日には、「11月14日(火)大安」「11月17日(金)友引」があります。午前中に行うなら「11月12日(日)先勝」か「11月16日(木)先勝」、午後に行うなら「11月18日(土)先負」が適しています。

沖縄で七五三を祝う年齢

七五三

七五三をお祝いするにあたり、もうひとつ気になるのがお祝いをする年齢です。

本来、七五三は数え年でお祝いをしますが、近年は満年齢で祝う家族が増えているそうです。そのためお子さんの健やかな成長を願う気持ちさえあればどちらでも構いません。
もし、「昔ながらの風習に則ってお祝いをしたい」という場合は、数え年で行うとよいでしょう。

数え年とは、生まれたときを1歳として、お正月を迎えるたびに1歳ずつ年齢を足していく数え方です。たとえば、2021年6月1日生まれの場合、2022年1月1日を迎えたら2歳、2023年1月1日を迎えたら3歳ということになるので、今年が七五三ということになります。

ちなみに、2023年に数え年で七五三を行う場合の年齢(生まれ年)は以下のとおりです。

年齢性別生まれ年干支
数え年3歳男の子・女の子2021年生まれ(令和3年生まれ)
数え年5歳男の子2019年生まれ(平成31年・令和1年生まれ)
数え年7歳女の子2017年生まれ(平成29年生まれ)

2023年に満年齢で七五三を行う場合の年齢(生まれ年)は以下のとおりです。

年齢性別生まれ年干支
満年齢3歳男の子・女の子2020年生まれ(令和2年生まれ)
満年齢5歳男の子2018年生まれ(平成30年生まれ)
満年齢7歳女の子2016年生まれ(平成28年生まれ)

沖縄の七五三はどのように祝う?お祝い当日の流れ

では、七五三当日はどのような流れでお祝いをするのでしょうか?
以下では、当日に写真撮影と神社へのお参りをする際の基本的な流れをご紹介します。

1.着付け

まず、着物店やフォトスタジオで着付けを行います。

最近は手ぶらで着付けができるところも増えていますが、店舗によっては足袋や髪飾りなどの小物を持参しなければならないことがあります。実際に、筆者の娘が七五三のときに写真撮影と着付けをお願いした店舗では、お参り時の着付けに必要な足袋・ウィッグ・髪飾りは持参するシステムでした。
写真撮影とお参りを同日に行う場合と、写真撮影とお参りを別日に行う場合とでは対応が異なることもあるようなので、あらかじめ確認しておきましょう。

このほか、七五三の時期には1日に何件もの予約が重なることが多く、店舗も分刻みのスケジュールでたくさんのお子さんの着付けを行います。
小さいお子さんがいると時間通りにお店へ出向くのが難しいこともありますが、できるだけ遅れないようにすることが大切です。当日に向けてお子さんの体調を整えるのはもちろん、お子さんの機嫌のよい時間帯に予約をしておくのもおすすめです。

2.神社でお参り

着付けが完了したら、そのまま神社へ足を運びご祈祷を受けます。
慣れない着物は歩きづらいこともあり、いつもよりも歩くスピードがゆっくりになるお子さんは多いようです。そのため、神社へは時間に余裕を持って移動するようにしましょう。

ただし、着付けから神社でのご祈祷までの時間が開きすぎると、着崩れをしたり、身動きの取りづらさからお子さんが不機嫌になってしまったりすることもあります。着物店やフォトスタジオから神社まで移動にかかる時間を確認しておき、余裕を持って移動できるようスケジューリングすることが大切です。

3.フォトスタジオで撮影

神社でのご祈祷が済んだら、フォトスタジオで記念撮影を行います。
記念撮影ではお子さんだけでなく、家族全員でのショットも撮影しておくとよい記念になりますよ。

しかし、ショット数が多すぎるとお子さんの年齢によっては機嫌が悪くなることも……。
撮影中に笑ってもらい、かわいらしい表情を残すためにも、お子さんの好きなおもちゃやお菓子、ジュースなどを持参するとよいかもしれません。ただし、フォトスタジオ内での飲食については、あらかじめ店舗に確認しておきましょう。

なお、神社でのご祈祷とフォトスタジオでの記念撮影は、予約時間によっては順番が前後することもあります。着崩れしないうちに写真撮影を行いたい場合やお子さんが小さい場合は「記念撮影→ご祈祷」の順番がおすすめですよ!

4.会食

無事に記念撮影も終えたら、七五三祝いの会食をするという家庭が多いようです。
ゆっくり自宅で食事をするのもよいものですが、ホテルや料亭の「七五三お祝いコース」を利用するのもおすすめです。会食では家族だけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんも呼んで大人数でお祝いをすることで、きっとお子さんも喜んでくれますよ。

お祝い料理には海鮮をはじめさまざまな食材が使われているため、アレルギーがある場合は予約の際に申告して対応してもらえるかどうかを確認しておきましょう。
また、早い時間から着付けや写真撮影で疲れているお子さんへ配慮して、会食を行う場合は早めの解散をおすすめします。

沖縄で七五三のご祈祷が受けられる神社3選

七五三

沖縄県内にはたくさんの神社がありますが、すべての神社で七五三のご祈祷が受けられるわけではありません。以下では、沖縄県内で七五三のご祈祷が受けられる神社を3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

沖縄県護国神社

那覇市の護国神社は、奥武山公園内にありアクセスしやすい立地となっています。
境内は広くスロープもあるため、下のお子さんがいてベビーカーを使いたいというママ・パパも安心してお参りができます。

神社名沖縄県護国神社
場所〒900-0026 沖縄県那覇市奥武山町44(MAP
電話番号098-857-2798
駐車場あり

普天満宮

宜野湾市普天間にある普天満宮は、ぎのわんヒルズ通りをイオンモール沖縄ライカム向けへ進んだ330号線沿いにあります。
七五三のご祈祷は予約を受け付けておらず、当日の受付順となっているそうです。七五三当日や前後の週末は混雑が予想されるため、お参り予定の方は時間に余裕を持って足を運んだほうがよいかもしれません。

神社名普天満宮
場所〒901-2202 沖縄県宜野湾市普天間1丁目27-10(MAP
電話番号098-892-3344
駐車場あり

波上宮

波上宮は、那覇市唯一のビーチである波の上ビーチのすぐそばにあります。
七五三は11月に行うのが一般的ですが、必ずしも11月でなければならないという決まりはありません。波上宮では年間を通して受け付けを行っているようなので、もし「都合がつかず11月にお参りできない……」という場合は12月以降に波上宮へお参りするのもよいかもしれません。

神社名波上宮
場所〒900-0031 沖縄県那覇市若狭1丁目25-11(MAP
電話番号098-868-3697
駐車場あり

沖縄で七五三をお祝いしよう!

沖縄と本土の七五三にほとんど違いはありません。
ただし、数え年か生まれ年かによって七五三をお祝いする年齢が異なるため、「どちらの年齢でお祝いをするか」に関しては家族で話し合っておくとよいかもしれませんね!

「七五三は今年やるべき?」「いつやればいいんだろう……」とお悩みのママ・パパは、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

 


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さえこ

小学生の娘を持つ母😀
休日は娘と美味しいもの🍴を食べに出かけるのが大好きです💕
沖縄での子育てがもっと楽しくなるよう、役立つ情報を発信していきます🥺✨

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